賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

「私のマンガ大賞」は、コレ

 
 
 
 
イメージ 1

君のいる町」(瀬尾公治)の9巻を買いました。

バッ・・・バカかテメエッッッ!
と、思わず自分でもツッコんでしまいましたが、いやなんか、マンガ喫茶でつらつら読んでたら面白くってつい。おかしいな俺は「信長の忍び」(重野なおき)を読むはずだったのに・・・。
元はというと、「はじめの一歩」で板垣学がこの作品をクサしてたので、興味をもってちょっとチェックしていたら、速攻でレスポンスがあって「わはは、こいつは面白いや」と思ってしまったのが運の尽き。
こういうマンガ家さん同士の馴れ合いって凄く好きです。チャンピオンでももっとやって欲しいものですね。沼田純さんくらいかなあ。やってくれんのは。ちなみに最近沼田純さんのツイッターが始まりましたね。
 
それはともかく、ことさらに9巻を買ったのは表紙に釣られたわけでは当然なく、特別回想編の「ウチがきた町」が非常に良かったからです。ああいうお話は歳をとると、本当に弱くなりますわあ。舞台が広島の田舎町というのも、個人的にちょっとノスタルジーが入ってしまって、ちくしょう泣いてなんかいないやい!
あと8巻の「ぼくの住む町」に出てきた倫理の先生が良かったです。この作品は外伝とか巻末マンガとか、そっちの方が印象に残ってるっていうのはどういうことよ!? 短編向きのマンガ家さんなのかもしれない。
 
ということで「大丈夫、まだGE(グッドエンディング)を買ってないから俺は大丈夫」と自分に言い聞かせている毎日ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。僕は「振り向くな君は」(安田剛士)を買いました。
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
バッ・・・バカかテメエッッッ!
 うん、これはさすがに言い訳できない。ええくそ、しょうがないでしょっ。喘息というハンデ持ちでドリブルが武器の主人公って、自分にはおもくそツボなんですよ。「あみーご×あみーが」(瀬口たかひろ)、好きでした。
この作者さんは男性なのですが、最初この人は女性かと思ってましたよ。エロDVDを観て興奮してる主人公の描き方とか、なんかサワヤカじゃないっすかー。男性なら、もちっとドロドロに描くと思うんですけどねえ。どういうことなんだろうね! きっと作者さんも爽やかキャラなんだろうな、ちくしょうめ。
そしてこの作品のヒロインさんも「なっちゃん」なんですな。「ベイビーステップ」(勝木光)のヒロインさんともろカブリでんがな。どっちのなっちゃんもイイけどな!
 
しかし、これで購読してるマガジンコミックスは、「むろみさん」に「ベビステ」にこの「振り向くな君は」と3作品になり、非常にマズい! これ以上買ってしまうと確実に週マガを購読せにゃあならなくなってしまうぜ。最近「A-BOUT」(市川マサ)の、主人公とは思えぬワルモノっぷりが面白くて、こっちも気に入ってしまっており、やばい危機的状況です。
思えば、「むろみさん」の作者さんが巻末コメントで「イカ娘」について生意気なコメントを残していたことがきっかけだったのだなあ。あれからマガジンをじっくり読むようになってしまったんだな。まこと縁は異なものでございます。
 
さて、そんなチャンピオンの記事はどーしたッ!?な賽の目ですが、今回はヤフーさんからネタをもらってきた「私のマンガ大賞」です。現時点では文句なくEVIL HEART」(武富智)が該当作なのですが、もう何回読んだか分かんないよ。
 
 とはいえ、この前の記事で、あらかた思いのたけを語っており、今また付け加えることはないのですが、ええと、ちょっと訂正をば。あのですね、
また描き下ろしの方の単行本の折り返しには、それぞれ作中での印象的な言葉が載っているのですが、「側にいる 見知らぬ誰かすら 思いやれば」という言葉だけは、作中にはないですよね。引用なのかしらん。
の文なんですが、すみません、バッチリ作中にありました。どこ見とんねん。_| ̄|○
なんか、完全に読み飛ばしてましたよ。これは恥ずかしい。あの記事は相当急いで仕上げているので、書き直したいところも多々ありますが、あれはあれでアリかなと思うので、あえて訂正はしないっ。開き直りだ!
 
この作者さんの本領は、やはり短編にあると思いますので、最近は「Scene」シリーズを読みふけっておりますが、これらの短編集で、他の作品のキャラが通行人やらチョイ役でしばしば登場してるのがイイですね。「お、このキャラはあのひとじゃないか」と発見できた時は、なんかちょっと嬉しいです。
「A Scene」に収録されている「嬉悔しい影ノ介」で、主人公がひょんなことから助けたエロビデオ屋さんのお店でみていたタイトルのひとつ(「若奥様のオナ日記」)が、まんま「B Scene」に同名のタイトルで入っていたりとか、これを発見した時は笑ったなあ。気に入っているのでしょうか。
この若奥様(いづみさん)は「C Scene」にも登場してきますので、多分お気に入りのキャラなのでしょう。短編集といいますか、連作短編集という趣がありますね。特に静吾郎シリーズは。
 
「C Scene」は、静吾郎さんのこの顔とかEVILな顔が本当に上手くなってきて、なんかちょっと怖いくらいなのですが(笑)、このシリーズも続きが気になりますねえ。早く「D Scene」が読みたいものです。噂では新連載の準備を進めているとのことですが、もしヤンジャンで連載が始まったとしたら、ヤンジャンを定期購読しないといけないなあ。
現在は中山敦支が連載してるから、これに岡本倫が加われば、何の問題もないな!
 
この前のサイン会に行った時の話ですが、実際にお会いしてみて「ああ、やっぱり女性なんだあ」と、よく考えると失礼なことを思ってしまったのですが(笑)、女性マンガ家さんは男性的な作品も描けるのが有利ですね。男性マンガ家さんが女性的な作品を描くのは極度に難しいと思うのですが、逆はそうでもないと思う。少年誌でマンガ描いてる女性マンガ家さんは少なからず存在しますが、少女マンガ界に男性の方ってあんまりいないですよねえ。
 
それはともかく、武富智さんは美人というより、可愛らしい感じの方で、「Yell」のハチ子さんみたいな方だったのですが、思わず「握手してください」と言ってしまったのは、単純にスケベ心からでした。懺悔します! こころよく応じていただけたのが、かえって心苦しいぜ!
 
と、いつものようにまとまらないまま擱筆します。要するに自由自在に色んなタイプのマンガを描けるっていいなあと、それが言いたかったのです(笑)
 
 
 
追記:
今頃思い出した、俺はそういえば「AKB49~恋愛禁止条例~」も購読してるじゃないですか。最近岡部さんがしおらしいので、ど忘れしてましたよ。あかん、ホンマあかん・・・。
 
 
 
2巻の岡部さん(「いっちょまえに目線(レス)してんじゃねーよ!」)のくだりは、何度読んでもニヨニヨしてしまうなあ。パンドラさんの後継者は岡部さんしかいないっ!