賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

チャンピオンの前にマガジンを

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ワケあって、ここしばらく週刊少年マガジンを購読してる賽の目です、こんばんわ。

ワケっていうか、「ベイビーステップ」(勝木光)が目的なんですけどね。マガジンは死に体だと勝手に思い込んでいただけに、この作品を知った時は衝撃でした。本当に申し訳ない。
と思って他にどんな作品があるのか、43号を買ってみましたら、なっちゃんがエラいコトになってましたよ。
 
 
 
 
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な・・・まさかの逆告白?

「私とつき合ってよ」ってそんな、はみどる」(金田まりお)のチャリ群馬さんじゃないんですから。
うん、いいよー」って、普通少年マンガで告白っつったら、こうなるのがセオリーでしょう!(参考文献:「透明人間の作り方増田英二
あまりにも順調な恋路を歩む主人公に、くっそ、エーちゃん、くっそ!!となるのが心情ですが、そうじゃなくって素直に「エーちゃん、良かったねえ」と思えてしまうのは、ひとえにこの主人公の性格の良さでしょう。「う・・・なんか、泣きそうだ」と思わず涙ぐむエーちゃんが健気すぎて、こちらも泣きそうですっ。「純真ミラクル100%」(秋★枝)で、「知らなかった、嬉しくても人は泣けるんだな・・・」、と思わず二宮Pが泣いちゃうところとか、女性マンガ家さんはこういうところをしっかり描いてくれるからいいよな。「純真ミラクル100%」は、あのシーンから本当の意味でファンになりましたよ。
 
と、43号の「ベイビーステップ」は、本当に読んでて楽しくて、ついつい雑誌から切り抜いて、カバンに入れていつでも読めるようにしているのですが、キモいねキモいね。ちなみにその前までは「ヘレン.esp」(木々津克久)を持ち歩いてました。いいじゃないか、何回だって繰り返し読みたいんだよっ! まあ無事2巻が出たので、一安心なのですが。15巻には、43号の回は入るのかな? できれば早めに単行本化されて欲しいものです。
 
そんなカンジで、「ベイビーステップ」が面白いのは当然として、他の作品はと言いますと、やはりスポーツ物が面白く読めますね。途中からでもそのスポーツのルールを知っていれば、登場人物が何をやってるのか大体分かりますから。「花形」(村上よしゆき)は、ギャグマンガとして読めばいいのですね?
波打際のむろみさん」(名島啓二)は、メインキャラ以外のサブキャラもバラエティ豊かにレギュラー化しつつありますね。大橋君もレギュラーになるんじゃなイカ
 
流石景という人(冬目景とは関係ないよな?)の「GE」も、なかなか楽しく読めました。これはもう運命ですって大沼さん、強引過ぎるよ、大沼さん。キスだけじゃ終わらなかったよ、大沼さん。こういう無茶振りキャラは好きだなあ。
特徴的な目の描き方をする人ですが、ワタシはマガジンZでマンガを描いていた、川本晴雄さんの絵を思い出してしまいましたよ・・・まさか同一人物!? いやいや、46号の「もう、しませんから」(西本英雄)を読む限り、性別からして違いますね。
 
あとですね、「AKB49~恋愛禁止条例~」(宮島礼吏)を、ワリと面白く読める自分がショックでした(笑)
ぶっとい描線で描かれていて、こういう絵柄は好きだということもありますが、なんだか屈辱よ、綾那。
 
まあ、とりあえずワタシは「岡部推し」ということで。岡部さん可愛いよ岡部さん
腹黒くて、セコくて、しかもヘッポコ臭がプンプンしてる岡部さんが大好きです。あれだな、「冥王神話」(手代木史織)のパンドラさんと同じ匂いがするんだなあ。もう負け犬確定といいますか、それでも頑張るパンドラさんを応援したいっ。
 
ということで、「よーしパパ、これからアキバ行って、AKBのライヴを観ちゃうぞ~」などとは死んでも思わないですが、単行本は、もしかしたら買っちゃうかもなあと、微妙に厄いことを思ってる賽の目であります。
やはり思った通り、マガジンには読める作品がいくつもあって、本当にすまんかったです。読みもしないで見下ろすような発言をしてはいかんのですね、申し訳ない。
 
ということで、今本当にヤバいのは週刊少年サンデーなんだなということで、 擱筆いたします。次はチャンピオンだー!