続々々・マンガ雑誌あれこれ(後半)
続きです。ちなみに今、マガスペ買ってきました。6ページでしたが、想像以上の破壊力でした。週刊誌だと無理めだけど月刊誌ならイケるぜっみたいなサービス精神が嬉しい。
ということで今度こそサクサク書いて、このシリーズを終わりにします。
・ドラゴンコレクション(芝野郷太)
この前から始まった新連載。「魔石」とか出てくると、なんだか「機工魔術士」(河内和泉)を思い出してしまうな。残念ながらヒロイン勝負では、ユウカナリアさんの圧勝と言わざるを得ませんが、先週から登場した花園さんが可愛かったので問題ない!(そればっかだな)
しかし、自分の感想を読んで、可愛い女の子が描けるってのは、連載を続けていく上でホントに大きな武器なんだなって改めて思いましたよ。「振り向くな君は」のなっちゃんだって可愛かったけどな!
なにやってんのか、さっぱり分からないのですが、女体目当てに読んでます。
・我間乱(中丸洋介)
殺し合いしてるんだけど、なんか和気あいあいとして見えるんだよなあ。
・ファイ・ブレイン(上野春夫)
そんな先行き不安なアニメ版ですが、マンガの方は相変わらず絶好調です。負の方向性で!
なにはともあれ、真ヒロインである斉藤さんの生死が気になりますね。生きてたら頭脳戦が始まらないので、死んでしまってる可能性大なのですが、そうなるとクラシック同好会は全員死亡ということになってしまうのか。なんて凄惨な事件だ。しかも主犯格は警察官。
基本、むろみさんはイジメられてる立場の方が面白いな。
どうしても正視できないマンガを一つ挙げるとするならば、それはコレです。きっついわー。
・だぶるじぇい(亜桜まる)
面白いことは認めるが、これがアニメ化とか意味が分からない。どうせなら「振り向くな君は」をアニm
35号での君町談義が面白かった「A-BOUT」(市川マサ)の桑村さんと同じく(なんでそんなに熱く語ってんだ)、明日香派のワタシだからかもしれませんが、今、作者さんがこの作品でなにをやりたいのか良く分からないのです。今週「A-BOUT」休載かよ。
基本的に青大はクズだと、明日香派の人間として思うのですが、思えば世界最古の長篇小説と言われる源氏物語の主人公も、結構なクズですよね。恋愛モノは主人公がクズでないと成り立たないところがあるかもしれません。
源氏物語は、男女の恋愛ばかりを扱っているように思われているだろうけれど、我々は此物語から、人間が大きな苦しみに耐え通してゆく姿と、人間として向上してゆく過程を学ばなければならぬ。源氏物語は日本の中世に於ける、日本人の最深い反省を書いた、反省の書だと言うことが出来るのである。(「反省の文学源氏物語」折口信夫)もうちょっとこう、アレだな。青大くんも反省して欲しい。
・ゴッドハンド輝(山本航輝)
流し読み程度なのですが、面白く読んでます。この人も女性なのかあ。チャンピオンもなにげに女性マンガ家さんが多いのですが、マガジンも負けてませんね。
・エアギア(大暮維人)
なにやってんのか、さっぱり分からないのですが、女体目当てに読んでますその2
箸休め的作品として見事に機能してるなあと、その昔「妹は思春期」を購読していた人間として感心していますよ。
・ブラッディ・マンデイ ラストシーズン(恵広史)
以上、こんなところで。まずいな、チャンピオンと同じくらい読み込んでるかも。「さくらDISCRD」(増田英二)が始まってなかったらヤバかったよ。
しかし、まさかこんなに長引いてしまうとは・・・ごく少数の気にされてた方、すんません。これでホントに終わりです。