賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

おれはお前を独りででも援けてやるぞ

頭山先生の正伝を作ることとなり、朝日新聞の緒方竹虎、外交官の広田弘毅、政治家の中野正剛が編纂委員となって相談の結果、執筆者には葦津が指名された。その人選に頭山も満足し、同意されたことを受けて、次のやうに回想してゐる。 私はかねてから頭山先生…

「近代ジャーナリスト列伝」(三好徹)上下巻(前半)

最初の社会部記者岸田吟香をはじめ、成島柳北、末広鉄腸、中江兆民、池辺三山ら、時の権力に昂然と対峙し、時代の真の旗手として日本の近代化を担った明治言論人たちの気骨の生涯を描く力作。(アマゾンの作品紹介より) 昭和61年に出された本ですので、もち…

「はねバド!」(濱田浩輔)10巻を読んだ(前半)

そういえば今週の週刊少年サンデー(34号)の表紙が実写咲-Saki-で主演を演じてらした浜辺美波さんでしたね。→■ 咲さん! と思わずコンビニで声を出しそうになった自分が愛おしい。実写咲-Saki-がワタシに与えた影響は深甚ね! ちなみに同日発売のマガジンの…

「日本浪漫派批判序説」(橋川文三)

以前に感想を書いた浅羽通明の本の中で紹介されていた「ナショナリズム」も面白かったのですが、ワタシは並行して読んでいたこちらの作品の方に注目してしまいました。 何故かと言うと小林秀雄のことがいっぱい書いてあったから。うわあ安直ー。 補論1では、…

「呪の思想」(白川静X梅原猛)

白川静氏と梅原猛氏の対談本。梅原猛さんの本は以前から読んでたんですが白川静さんは全然読んだことがなくって、今回この本を読んでみて、え?もしかして凄くエラい人?とのけ反った次第。 梅原 「才」(サイ)というのは、ホコと考えてよろしいですか。 白…

Larks' Tongues In Aspic Part II(人間椅子)他

人間椅子 - Larks' Tongues In Aspic Part II [King Crimson Cover] (HD風) 生まれて初めて行ったライヴがキング・クリムゾンでした。 2度目がレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンで3度目がU2の賽の目ですこんばんわ。なにがビックリしたって「さいのめ」で…