賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

久し振りにU2のことを書いてみる

 

このギター、いいなあ。

ちょっとたどたどしいところがまたイイです(笑)。といいますか、やはりこの曲が素晴らしいのだな。
なんでこの曲をライヴで演奏しなくなったのか理解に苦しみますが、今回のツアーに関しては、U2の目指している場所と、僕の求めているところが微妙に食い違っているなあと感じます。そこがどうも、イマイチ積極的に観たいという気にさせないのかなと。
 
No Line On The Horizonをやって、FezとStand Up Comedyもちゃんと演奏して、I'll Go Crazy If I Don't Go Crazy Tonightをアルバム・ヴァージョンで演奏してくれれば、アメリカでもアフリカでも行く気になれるというものですが(笑)、いかんせん全く演奏してくれないのだなあ。日本公演が実現しても、これらの曲が取り上げられないとなると、ちょっと盛り上がれないところがあります。あのザ・クロウは捨てておいて、こんな風な簡素なライヴでやってくれれば、それはそれで個人的にめっさ盛り上がるというものですが(笑)
 
そんな愚痴はさておき近頃、ボノさんがさらにお金持ちになったというニュースが流れ、またボノさんが叩かれるのかなあと冷や冷やしてましたが、存外に叩かれなかったみたいですね。今はそんなに政治活動してないからかな。
 
ルカによる福音書」に、「不正にまみれた富で友を作りなさい」というイエスの説教が載っていて、なかなか面白いのですが(こちらの方のブログに全文が掲載されてます)、ボノさんがこの説教をどう解釈しているか、ちょっと訊いてみたいところです(笑)。不正をはたらいて富を得ようとする行為は偽善といいますか、普通に悪いコトなんですが(笑)、イエスはこの行為を「抜け目なくてよろしい」って褒めてるんですなあ。真面目なクリスチャンの人は、この例えに戸惑ってしまいそうです。俗人のワタシにとっては、こういう例えの方が分かりやすくて好きなのですが(笑)
 
不正をはたらいて富を得ようとする管理人と、善良な市民をだまくらかしてアフリカを援助するカネを絞り取ろうとするボノさんに共通点が・・・すみません、強引ですね(笑)
 
 聖書にはワリとなんか、おカネに関するネタが多い気がします。勿論「金持ちが天国に入るのは、ラクダが針の穴を通るよりも難しい」ということを前提にしてですが(笑)、有名な「タラントのたとえ」も(こちらの方のブログを参照)、1タラントを後生大事にしまっておいた僕に対して、「この役に立たない僕を外の暗闇に追い出せ。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう」とか、なんつうか全般に神様って結構ヒドいよねって思います(笑)
 
論語にも、似たようなお話がありますが(こちらを参照)、こっちの方がワタシは穏やかで好みであります。「売る売る、もう喜んで売っちゃうよ~」みたいなノリの孔子が可愛いなと(笑)
好みの問題ですが、「不正にまみれた富で友を作れ」よりも、「徳は孤ならず、必ず隣あり」の方が好きだなあ(笑)
 
などと、わざとらしく聖書の話を持ち出したのは、2chのU2スレに紹介されていた、このサイトが面白かったからでして、聖書にあまり詳しくない自分にとっては、なかなか勉強になるなあと、重宝させてもらってます。まあ英語なんで、あんまし読み進めてないのですが(笑)、こう具体的に指摘されると、やっぱU2の歌詞ってば、聖書から来てるのが多いんだなあと、改めて思いました。日本にもこんな風に論語の影響を受けたバンドが出てくるといいんですけどね(笑)