賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

昔書いた記事を挙げてみる

このブログを立ち上げる前にですね、別のところでこっそりブログをやってたことがあったですよ。
で、今回その中でマンガレビューをいくつか取り上げてみようかなと。なにぶん大昔の記事ですので、妙にテンションが高いのですが、そこはお気になさらぬよう(笑)
画像を上げまくってますでの、ファンのみ公開という形にします。恥ずかしいし!(笑)
 
 
 

2005/10/17

   「第一回 関さんを偲ぶ  作品紹介
 ええ~、「とりあえず次回は、橋本みつるさんのマンガ作品を公開してみる」とか、書いちゃいましたが(注1)、急遽企画変更し、「関さんを偲ぶ」会を開催しようかと思います。だってだって、もうすぐ逝っちゃいそうなんですもの、関さん(泣)

ええと、ここでいう「関さん」と言う人は、現在モーニングで連載してる『蒼天航路』というマンガに出てくる関羽雲長という人のことです。
初登場時が1995年ですから、マンガとはいえ、もう10年以上もの付き合いなんですよ。もはや他人とは思えません(笑)

さて、そういうことで、その記念すべき、関さん初登場シーンのコマなど。単行本ですと、3巻、その三十三「天の器」の回です。

   
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なんと、二十歳前後のはずなのに(注2)、すでにしてカンロクたっぷりです。流石にまだおヒゲは幼いですが(笑)

その幼いながらもカンロクたっぷりな関さんが、劉備服従するよう迫りますが、劉備は「俺は俺が楽しむために生きたい」と拒否。その言葉を聞いて関さん、激怒します。
小僧おおおー、首を出せぇい

義侠に生きる人に、さような快楽主義な言葉は禁句です。そんなこと言っちゃって関さんも小僧じゃない? というツッコミもこの際禁止です。

さて、青龍偃月刀を手に、まさに劉備の首を刎ねんとする関さん。最後に劉備に問いかけます。

「お前は何を楽しむために生きる!?」
「女を抱くことか!? 金を儲けることか!?」
「それとも位人臣を極め、名声を得ることか――!?」

それら全てを肯定すると同時に、「だがそれよりも楽しいことがある」と答える劉備。「何だそれは

   
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天下の民の笑顔を見ることだ
その言葉に、でんぐりかえる関さん。回ってます回ってます。初めてこのシーンを見た時、爆笑しました(本当にダルマさんだよ~)。

とりあえず、首を刎ねることを中止し、劉備と真剣に語り合うことにした関さん。「真剣」と書いて「マジ」と読みます。そして、この機を逃さず、すかさずスカウトに走る劉備寂海王もビックリの異例の青田刈りだァッッッ

   
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「要は手下になれってことかよ~」。張飛も呆れてます。しかし関さんの回答は、さらに張飛を驚愕へと導きます。

    
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いいだろう
もし、俺を収めるほどの器ならば、おまえが生きている間、決しておまえの許を離れないでいよう

関さんの堅い拱手に、がっつり応える劉備。こうして男達は義兄弟へ! 我ら異日に産まれど、同日に死なんっ!! 熱いぜ、劉備三兄弟!!! ちょっと益徳が乗り遅れちゃってるけどなー。


ということで、第一回はこれで終了します。いやあ、しかしみんな若いねえ~。劉備なんか「俺」とか言ってるし(笑)。この頃はまだ、キャラクターが固まりきってなかったんですな。
次回は多分、黄巾党の親分、張角と関さんのやり取りを取り上げます。さらば!
 
 
注1:いずれこのブログで試みたいと思ってます。
注2劉備より年下なんですからもっと若いですね。16歳以下のハズです。中学生?

 
 
うむ、レビューってか、単に一人で楽しんでるだけですね(笑) とても自分が書いたとは思えないので、なんだか他人事で面白いぞ。でもこのハイテンションは少し学ぶべきかもなあ。