賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

ステレオフォニックスのライヴに行ってきた

 
ああ~、カッケーなあ。
神々しいぜっ! こういう、東洋的な響きのサウンドってめっちゃ好きっす。これをU2がやるとマグニフィセントになるのですね(なりません)。
個人的にはエアロスミスLivin on the edgeなどを思い出してしまうのですが、やり過ぎるとクーラ・シェイカーまで行き着いてしまうので、そこは注意しないといけません(なんでだよ)。
 

おはようございます。ずっと前から買おうかどうしようか迷っていた、「陰陽師」のサントラを買ってしまった賽の目です。

陰陽師といっても矢部野彦麿さんのことじゃありませんよ? ブライアン・イーノさんがサントラを担当したヤツですよ~。
 
 
イメージ 1
 
 
イーノさんが平安時代の日本をどう表現するのだろうかと、興味津々だったのですが、正直駄作まあまあかなってカンジでした♪
むしろ、お目当てのイーノさんよりも、伶楽舎さんの雅楽が想像以上にドラマティックで素晴らしかったです。これなら無知無学のワタシでも楽しんで聴けますよ。他のCDも入手して聴きたくなりました。
こういう雅楽とロックが融合した作品なんかも出てくると嬉しいですね。誰かやってくれないかなあ。JETが「シャカロック」というタイトルのアルバムを出した時は「とうとう来たか!?」とか喜んじゃいましたよ。だまされた・・・。ちなみにワタシはマンガの「陰陽師」は未読であります(読めよ)。
 
 
と、冗談はさておきまして、先月の26日におこなわれたステフォのライヴなのですが、大変ようございました。
最新作「Keep Calm and Carry On」に収録された曲をかなり演奏してくれたのですが、上記のLive N' Loveをはじめ(ちなみにオープニングがこの曲でした)、みんなとても良かったと思います。
 
今回のアルバムは、ベスト盤を出した後ということもあるのでしょうか。これまでとは少し異なる作風に仕上がってますね。
一言で言えば「軽い」という印象なのですが、この軽さが僕にはとても心地が良いです。
アルバムのオープニングナンバーのShe's Alrightからして、軽快でもう嬉しくなりますね(笑)
シングルになったInnocentなんて、タイトルからしてありえないです。イノセントですよ?(笑)
この軽さは、Could You Be The One?に至って極まった感があります。あの前作のIt Means Nothingでさえバタ臭く感じてしまう程の上澄み感は、ただことではないです。ええ、ライヴではサビの部分を絶唱しましたよ。
 
この上澄み感、透き通るほどの澄明さは、U2でいえば、All That You Can't Leave Behindというアルバムに該当するのではないかと思うのですが(そういえばATYCLBもベスト盤が出た後に発売されたんでしたっけ?)、アルバムのタイトルが示してるように(「静かにして、やりとげよう」)、ATYCLBを製作した時のU2のように、なんからの「決意」というものが感じられます。よし、こっからもう一度始めてみよう、みたいな。
 
このKeep Calm and Carry Onは、ステフォファンになって後に発売された最初のアルバムなのですが、それがこんなツボにハマりまくりの作品で本当に良かったと思います。
U2なんて、1992年ごろ、ワタシは「WAR」を聴いてファンになったんですが、初めて出た新作が「ZOOROPA」(1993)でしたよ? もうサイテー。レモンとか当時、なによアレ?ですよ。お好きな方、ゴメンナサイ。いや勿論、現在は十分受け入れておりますよ。
 
そんな愚痴はともかく、新曲ばかり話してますが、勿論これまでの人気曲も楽しかったです。A Thousand TreesDakotaは、前回黙って聴いてたんだよなあ。ありえん! 今回は念願かなって周りの皆さんと一緒になって合唱しましたよ~。
今回の会場は、今年のMewと同じく、渋谷のduoでしたが、こんな狭いところでステフォを観て良いものなのだろうかと、2年前と同じく、申し訳ない気持ちになりました。いや、近くでケリーを観られるから嬉しいんですけど、Youtubeとかで大きい会場で演奏してる彼らを観てると面目ない気持ちになります。大阪公演もキャンセルになってしまったし、今後は日本に来てくれるかな、とか色々心配になってきますね。
今回のアルバムは、本国でもあまり売り上げが良くないようなのですが、この作風なら、日本では前作より売れるじゃないかなあって気もしますので、レコード会社の人たちは頑張って宣伝して欲しいものです。また日本でライヴを観たいなあ。サマソニとかどう?