賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

Mewのライヴに行ってきた

20日、21日と2日連続でMewの日本公演を観てきました。

20日の公演チケットが初日で完売してしまい、かなりアセりましたが、その後追加公演(21日)が発表されて、こちらは無事にゲット。
まずは一安心といったところでしたが、直前になって初日のチケット購入にキャンセルが出て購入可能となり、20日のチケットも合わせてゲット。わーい、二日続けてMewが観られるぞーいと、ハッピーうれピーよろピくね~~な心地でしたが(懐かしい)、いや待てよ?



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そんなシフトなんて、すっかり忘れてましたよ
このチケットも無駄になったか!と絶望しましたが、同僚のご厚意により、定時で上がらせてもらうことができましたので、なんとか20日のライヴを観る事が出来ました。ありがとー!

18時開演のギリギリの時間に渋谷AXに到着。ステレオフォニックスもここだったなあ。一度行ったことがあるから、道に迷わずに済んだよ。
職場に荷物を置いてきたので、ロッカーにも寄らず速攻で会場へ。当然のように満員で中に入ることもできませんでしたが、立ち往生していたら後ろの人たちにギュウギュウに押されて、会場のど真ん中まで押し込まれました。わお、これはいい位置。
サマソニの時は端っこの方で観ていたので映像が全然見えなかったんだよな~。今回はサマソニのリベンジという意味合いもあるなっ。

と、無駄に気合いを入れていると、18時5分くらいに開幕。「Reprise」で始まりましたよ。最新作のラストナンバーですよ。U2でいえば「40」がライヴのオープニングナンバーになるようなもんですよ。不思議!
そして2曲目が「Hawaii」。この前、記事を更新した曲じゃないっすかー。思わず笑ってしまいましたが、周りの人は不審がってたろうなあ。

この曲を演奏している時に、頭が骸骨の人たちが踊っている映像が映し出されていたのですが(こんなの)、これが実に曲調とマッチしていて異様な高揚感を演出しておりました。なんでしょうね、歓喜と悲哀が同時に湧きあがってくるような、そんな気持ちになりました。

5曲目には早くも「Am I Why? No」と「156」。ああ盛り上がるわあ。ライヴですとドラムが前面に出ていて、この変拍子のリズムと、これまたサポートメンバーのはずなのに、ライヴを通して大活躍のキーボードが、まさにプログレッシブ・ロックな雰囲気を醸し出しており、実にイエスな気持ちでした(笑)

とはいえ、やはりヴォーカルのヨナスの声がこのバンドの個性を決定づけており、プログレでくくってしまうのはどう見ても無茶な話。マジカルかつリリカルな声だわあ。
She Came Home For Christmas」をピアノの弾き語りで演奏していましたが、実に絶品でございました。途中でトチってしまい、「オゥ、SH*T」と田丸浩史のマンガみたいなコトを呟いていたのは可笑しかったです。お茶目過ぎる。

Apocalypso」では、狼が襲いかかってくる映像が印象的でしたが、個人的に「シュトヘル」(伊藤悠)のことを思い浮かべてしまったり。こんな動物相手によく勝てたな、シュトヘル
そんでもって「Tricks Of The Trade」の映像がなかなかエッチで、目のやり場に困ってしまったワタシ。おヌード!おヌードでゲスよ――っ。

アンコールでは「Special」と「Zookeeper's Boy」が、さらには「Snow brigade」と、ここら辺はもう怒涛ですな。盛り上がらないワケがない。
ラストは「Louise Louisa」と、この映像、コワいんだけど、観ているうちに段々と惹き込まれていくんだなあ。いや、やっぱコワいや(笑)

こんな感じで初日は終了しましたが、21日の公演は20日の公演をコンパクトにした感じで、演奏時間は短かったのですが、充実した内容でした。「Comforting Sounds」は、やはり良いですね。
この曲を聴きながら、「ああ、これでまた何年か待たないとMewのライヴは観られないんだなあ」と切なくなりましたが、この日の思い出を胸に、明日を生きていこうと思います(笑)