賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

Polysicsを聴こう!

  「No Music, No Beer, No Life!」のrismさんがポリのCDを買ってくれましたよ。

わはー、すげー嬉しいっす! ポリシックスって、そのう、あんま気軽に聴こうってサウンドじゃないですからねえ。散々紹介しといてなんですが!

 

U2ファンブログなのに、こんなコミックバンドもどきの邦楽バンドを褒めまくるのはどーなのよ?と、少なからず後ろ暗い気持ちもなくはなかったのですが、昔からお付き合いのある(名前アイコンも作っていただいたんだよなー)、rismさんに関心を持っていただけましたことで、なんだかスッキリしました。報われますわ~。こういうリアクションが返ってくるのって、嬉しいよねっ。


ちなみに、このブログを見てU2に関心を持ってくれた方は、一人もいませんっ!
 
超ダメじゃん。報われね~! 3年もやってるのになあ。_| ̄|○
と、落ち込んでても仕方がないっす! ということで今回は、ポリシックスのベスト盤(「Polysics Or Die!!!!」)より、最初の5曲を紹介します。初めて聴いたCDがコレなんですけど、冒頭の3曲で、はや信者となりました(笑)

 

  曲目紹介

1.BUGGIE TECHNICA
しょっぱなからアガるわ~。インストゥルメンタルですが、非常に雄弁ですね。俺はこういう音楽がやりたいんだ!ってのが伝わってきます。


2.Hot Stuff
間髪入れず、アツい曲が続きます。このドラムのテンポがたまりません。初期U2のような(The Electric Coとか)、ジェットコースターのごとき怒濤のダイナミズムを見せつけてくれます。これは燃えなきゃウソだ!


3.NEW WAVE JACKET
うってかわって、女性ヴォーカルによるポップなサウンド

 

勇敢な恋の仕方とか関係ない
純情気にして歌い続けても、曖昧なスタイル
中途半端にPOP&ROLL、大丈夫?
とりあえず考えたところ、心配はない

 

なんか、この歌詞には、励まされたなあ。中途半端にPOP&ROLL、いいじゃないですか、と開き直れましたよ。思考停止とも言いますが! いいんだよ、考える前に動けってヤツですよ。ハンパでなにが悪い!


4.PLUS CHICKER
ロックが好きな人で、このテのサウンドが好きじゃない人は存在しないでしょう。オレもバンドやりてえ~!って、年甲斐もなく思っちゃいますよ。
キーボード(というかシンセサイザー?)もまた、ブッ飛んでますな。畳み掛けてくるわ~。この、叙情もへったくれもない速度が、いっそすがすがしいです。体に悪い清涼飲料みたいです(笑)


5.KAJA KAJA GOO
歌詞に出てくる「らっきすた♪」のせいで、局所的に異常な人気を誇る曲。あ~~~!
このバンドのヘンタイ性がよく出てる曲だと思いますが、アナーキーよなあ。こういう曲がラジオにかかることは100%ないなっ(笑)




ベスト盤だけあって、どの曲もパワフルで、聴いてて、力がみなぎってきますね。オレもやるぞ~!みたいな。
だけどね、肯定的でいるって、生易しいことじゃないよ。ほんとにほんとに難しいことだよ」と、かつてエッジは語ってましたが、ポリシックスの音楽は易々と肯定してるなあって、それも恐ろしく奇抜なやり方で(笑)
それがどこまで続くのか、本当に困難なのは、これからなのかもしれませんが、その肯定性をどこまでもどこまでも貫いて欲しいなあって思います。