賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

Life In Yellow(Polysics)

 
 
 
タワレコポリのニュー・シングルを買いに行ったら、長らく探していた「Baby Bias」のシングルも置いてあったのを発見して嬉しかったです。タイトルトラックのBaby Biasはアルバムに収録されているのですが、Life In Yellowの方はアルバムに入ってなくって、ワタシの中ではずっと幻の名曲でした(笑)
このライヴ映像を観てポリシックスのファンになったことは、以前書いた通りなのですが、冒頭のこの曲についてはずっと気になっていて、このたびようやっと歌詞カードで何を歌っているのか判明しました。
 
Japanese Style(Japanese Style)
どういう事が
Japanese Style(Japanese Style)
そういう事が
My Way Style(My Way Style)
そういうほどか
Japanese Style(Japanese Style)
そうそう 不思議で黄色い
      愛情生まれの国!国!
 
なんというか、彼ららしいひねくれた日本賛歌だったのですね(笑)
こういう歌を、海外の野外フェスで(しかもトリ)、堂々と歌い切るあたり、本当にもう実に誇らしいです(笑)
 
 3月の武道館コンサート以来、ずっとポリとは距離を置いていたのですが、カヨ脱退というバンドの存続に関わる事態を前に(U2で言えばアダム様が脱退したような事態)、彼らはどう対処していくのか、それを目撃するのが恐ろしくてあえて目を逸らし続けてました。はい、ワタシはチキンです(笑)
 
今度のシングル(「eee-P!!!」)の初回限定版にはオマケDVDが付いており、メンバーのインタビューとライヴ映像を観ることができるのですが、彼らの出した答えは、「そのままで行く」というものでした。
 
脱退したメンバーの補充とか考えない。欠けた部分は今ある部分で補う。これしかないという見事な対処でしたが、これはやはり、相当な覚悟がないと出来ない考えであると思います。アレですね。「範馬刃牙」(板垣恵介)の、右腕を喪った愚地克巳が「失ったのではない、片腕という個性(オリジナル)を得た!」と考えるようなものですね(笑)
 
遅ればせながら、そんな「正気にては大業ならず」(@シグルイ)な覚悟を決めたポリシックスの未来を祝福したいのですが、「Buggie Technica」での、カヨ抜きでのメンバー紹介は、やはり泣けた。でも前に進まなくっちゃ! お帰りなさい。