賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

あなたのiTunesでもっとも再生回数の多い曲は?

BIGGERA CURLさんの「生涯で一番好きなバンドは?」にすっかり乗り遅れた賽の目です、こんにちわ。

だってだって、賽の目の「生涯で一番好きなバンド」って、そんなの決まりきってるじゃないですか。アレですよアレ。アイルランド出身のあのバンドですよ。
 
そういえば、久々に記事を更新されたStuck In A MomentのMF1984さんが、私的音楽体験史上最高傑作であるアクトン・ベイビー」について語られるとのことで、今からとても楽しみにしています。
今現在では、ワタシもアクトンがU2のベストアルバムなのかなと考えておりますが、MF1984さんがアクトンがいかに最高であるのかを、どのような観点から語ってただけるのか、やや影の薄い「アクロバット」とか「ソー・クルーエル」といった曲を、MF1984さんがどう評価されてるのかとか、いやあ楽しみだなあ。
 
ということで、今回の記事ですが、「生涯で一番好きなバンドは?」に対抗して、というワケでもないのですが(笑)、「あなたのiTunesでもっとも再生回数の多い曲は?」とうかがってみたいのですよ。
これは、iTunesのライブラリの「ミュージック」をクリックして、「再生回数」の上位を見ればすぐ分かることですので、極めてお手軽に判明しますです(笑)
ちなみにワタシの場合はこうなりました。うむ、やはりこの曲かっ。
 

The Zookeeper's Boy(Mew

 
 
 
 再生回数592回。
 
多いんだか少ないんだか。死ぬほど聴いたつもりだったんですが、それでも1000回じゃないんだなあ。そう考えると意外に少ない。
「この曲のどこが良いの?」と訊かれたとしても、「どこが良いって、全部いいんだよ!」としか答えられない自分の語彙の貧困さが恨めしい。
 
自分を、今いるところとは異なる次元へ引きずりこまれてゆく感覚、というのだろうか。
ここには神秘もない、魔法もない。ただ音楽があるだけだ。それだけで、こんなにも異次元な感覚を味わえる。
日常生活で、こんな感覚を体験することは滅多にない。この滅多にない出来事が、ちょっとItunesを開けば、いともやすやすと体験できるのだ。こんな素晴らしいことはない。音楽とは、ロックとはなんて素晴らしいのだろう。実にファンタジーな話であります(笑)
 
2位の「Boy Lilikoi」(586回)も、3位の「Sinking Friendships」(579回)も、同様の体験をさせていただきました。まさにVertigo(眩暈)体験とでも言うべきなのでしょうか(笑) ライヴでは特に夢幻の心持ちにさせられました。うん、つまるところワタシはファンタジーが好きな人間なんだな(笑)
 
そういう意味で、ファンタジーとは無縁と言っても良いU2なんぞに出逢ってしまったのが百年目(笑)、神妙にお縄を頂戴するしかありません。
思えば、U2のファンになるということは、自分にとってU2と格闘するということでもありましたなあ(遠い目)。
そんなU2にどっぷり浸かっていた自分を、ある意味救済してくれたのがポリシックスでした。それについては以前にも書いたことがあるのですが、「音楽は楽しいものだ」という、極めて当たり前のことに気付かせてくれたのがポリでした。U2の「重さ」とは対極にある、ポリシックスの「軽さ」には、ずいぶん救われたような気がします。
 
 
 
 
とまあ、こんなカンジで(どんなカンジだ)、「iTunesでもっとも再生回数の多い曲は?」にカル~く答えていただける有志を募っております! ヨロシクね~。