賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

江戸の兵学思想(野口武彦) 未完成

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「この愛は、異端。」(森山絵凪)、面白いですね。

シノハユ」(五十嵐あぐり)10巻の特典ブックカバーもすばらでしたげど、それは今は関係なく、ブックオフで立ち読みしてたんですが、面白くて買ってしまいましたよ。
 
異端っていうタイトルと、すごい絵力の表紙だなあと、覚えず手に取ってみたのですが、大当たりでしたよ。まあ、内容はヤングアニマル増刊嵐で連載してるだけあって、一口に申し上げましてエロマンガなんですが、ヒロインと契約した悪魔との恋愛関係が展開が進むにつれてシリアスになってきまして(ネタバレ!)、こっからどうなるんだろうなあと惹き込まれていくばかりです。

同じく白泉社から出ている「あそびあそばせ」(涼川りん)も、エイちゃんっぽいキャラが出てくるというので(またかよ)、軽い気持ちで読んでみたのですが、2巻で香純さんの「ガ…ガッチンって…ガッチン…するんです…」で吹いてしまってダメでした。なんだよガッチンって! ええい立ち読みしてる場合じゃねえ! 賽の目手帖は下ネタNGの上品なブログです。

と、大変面白かったので感想書きたいなーとも思ってたのですが、これアニメ化されるほど人気作品だったんですよ、マジで!? 作風的に絶対人を選ぶ作品だから売れてるなんて予想もしてなかったですよ。これじゃ人気作品に便乗してるみたいじゃないの…! とヘンな自意識過剰でなかなか言えませんでした、やあねえ。
 
ええと、それはともかく、「この愛は、異端」はまだ2巻までしか出てなかったので、他になにか描いてないかなーと調べてみたところ、「モンテ・クリスト伯爵」をコミカライズされてたんですねえ。なるほどー、そういうのがお好きなんですなあ。
 
モンテ・クリストって作品は名前は知ってても未読で内容は全然知らなかったので、勉強になりました。なんか火曜サスペンス劇場を見てるような復讐劇でしたが、こういうのの源になってるんでしょうねえ。こちらも絵力が素晴らしかったです。
 
…と、ここまでが前フリです、長いわ! すみません、久々の更新で加減が分からなくて…。前回の続きと言うことで2ヶ月近く間が空いてしまいましたが、これはちゃんと感想を書かないと!
 
 
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江戸時代といえば、パックス・トクガワーナが実現し、対外戦争を二百数十年間に渡り絶えてなくなった偉大な時代とも言えますが、その平和な時代にあって、果たして「兵学」は、いかなる存在理由を見出せるのか、という大変興味深い内容となっております。