賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

まんがタイムきららとコミックビーム

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実に久しぶりのマンガ雑誌感想です。しかも普段購読してない2誌ですよ~。

やる気パンッパンだな、さいのめ!


と、なんだかヘンに肩に力が入り気味のワタシですが、それはともかく、なんで「きらら」なんかを
買ってしまったかと言うとですね、表紙にもなっている巻頭カラーの作品(「ドージンワ-ク」)が
面白かったがためでして・・・

実はこの雑誌、創刊号の頃購読してたんですよ。いやなんか、その頃「4コマ」というジャンルに
興味を持っていて(「あずまんが大王」の影響かなあ)、なんとなく買ってしまってたのです。
まあどうせ半年で休刊になるだろうとタカをくくってましたし。

ところがなんとなんと、今も潰れることなく刊行されておるのですよ。中綴じから平綴じになるという、
不吉な休刊コースを辿ってはおりますが。
と言いますか、現在では「きらら」の他に「まんがタイムきららキャラット」「まんがタイムきららMAX
まんがタイムきららフォワード」と、休刊どころか確実に増殖してるみたいです。
まったく、驚くやら嬉しいやら・・・

とまあそんな次第で、懐かしくってつい手に取ってみたのですよ。それでページをめくってみたら、
コレですよ(→

そうねえ、同人誌にエロは大事よねえ。


鈴木みその「銭」という銭勘定マンガに、同人誌の話が載ってましたが(→)、すげえ、
トップクラスのエロ同人誌を描く人って、年収が3500万円なのかよ~。こうなったらオレも
同人誌描くぜ! 大金ゲットだぜ!!

というのはウソですが、1万部っていうのが凄いなあ。ワタシの購読してるマンガ雑誌で連載してる
マンガ家さんって、大抵それ以下なんだなあと考えると切ないです。橋本みつるの単行本なんて、
さらにその半分以下だな、きっと
橋本みつるの最新刊「青いドライヴ」が5月30日、新書館より発売です。皆さんヨロシク~。
まあ、それは置いといて「きらら」ですが、開始1ページ目でいきなりエロ同人誌を描く
ことになった展開に、ど肝を抜かれたワケですよ。そんで最後はこう(→)きましたよ。
こいつは女房を質に入れても続きが読みたいぜ! いや、立ち読みできるって。
まあ次号の展開いかんによっては単行本購入も視野に入れておかねばなるまい。うむ。

むう、いかん。しょっぱなからトバし過ぎだ。今回は久しぶりに買ったから全作品の感想書こうと
思ってたのにい。ええ、では、改めて感想を。


ドージンワーク(ヒロユキ) (巻頭カラー)
大変面白かったです。こういうキャラは好きだなあ(→)。


三者三葉荒井チェリー
読んだ事のないワタシでも知っている人気作品なのですが、ワタシには合わないカンジでした。


・悪魔様へるぷ(岬下部せすな (最終回)
思いっきりお涙頂戴な展開でしたが、女の子が可愛かったので、許してやろう。


きつねさんに化かされたい桑原ひひひ
うわ、桑原ひひひだよ。懐かしいなあ。今は4コマ描いてるのか。
角川で描いてた頃に比べると、毒がなくなったカンジだなあ。


落花流水真田一輝
絵に描いたような「萌え系4コマ」ですな。つまんなくないけど、
こういうのには飽きた自分がいる。電撃大王読みすぎだ。


・スタンバイMDS(むねきち) (巻中カラー)
絵に描いたような「萌え系4コマ」その2。でもこっちは絵に個性が感じられるので、ワリと楽しめました。


・ROM-レス(白雪しおん
絵に描いたような「萌え系4コマ」その3。感想の書きようがないぞい。


スーパーメイドちるみさん師走冬子
う~む、どうやら創刊号から続いてる連載作品は、もうこれだけのようですな。
ドラマCDが6月に出るとのことですが、マンガのドラマCDって、なにが面白いんだろう?って、
いつも思います。ちなみに、大樹って高校三年生だったのですね。大学三年生かと思ってた。


・start fromレベルワン(神崎りゅう子)
うんまあ、可もなく不可もなく、というところで。


相沢家のえとせとら真未たつや (巻中カラー)
カラーということは、人気作品なのだろう。そう思ってじっくり読んでみました。
どうみても百合です。本当にありが(ry


・TW(ちざきゃ
なんか百合でした。本当に(ry
百合モノは着実に萌え界に浸透しているなあ。


・となりのカワンチャさん(月見里中
作者名は、「やまなか かなめ」と読むらしい。読めねえズラ。生まれてこの方、銀行・郵便局等で
一度も正しく名前を呼ばれたことがないワタシとしては、親近感が湧くぜ!
それはともかく、親近感抜きで、この作品は面白いな。スピード感があって、ノリが良い。好みだ。
キャラも変人が多くって好感が持てる。やっと掘り出しモノを見つけたよ。単行本が出たら買うぜい!
出ないかもしれないけど。


・ネコ耳のミコ譚(音木らく
掘り出しモノその2。これも面白かったです。ミコという女の子がいいな。
ネコ耳という設定はこの際捨ておいて
一番受けたのが、この1本ですが、秘孔はともかく、瑪羅門と申したか
世代を選ぶネタである、グッド!


ふおんコネクト!(ざら) (巻中カラー)
これも、面白いんだろうけど、絵が受け付けないタイプかも。
4コマじゃなければ大丈夫かもしれない。


姉妹の方程式野々原ちき
変人のお姉さんとしっかりものの妹さんのお話ですか。定番であるが、
こういうのがあると落ち着くなあ。


かたつむりちゃん今井神
「きらら」は萌え系4コマ雑誌という触れ込みであったが、全然萌えがないですよ。
新鮮だ。息抜きになりましたよ。


・マオマオ(ナフタレン水嶋
うぬ、こういうキャラは嫌いだ。


ビジュアル探偵明智クン!!(阿部川キネコ
阿部川キネコは、呼ばれればどこででも仕事するなあ。


・五日性滅亡シンドローム(ヤス)
「あと5日で世界は滅亡する」という世界の話らしい。なかなか壮大な設定の4コマですな。
とりあえず、どんなオチが待っているのかは、とても気になるところである。



ねこきっさととねみぎ
この1本で腰が抜けた(→)。「紫外線」と「市街戦」を引っ掛けてるのね。
にざかなの「B・B・ジョーカー」を思い出したわい。


天獄パラダイス(凪庵
4コマのくせにストーリーマンガだなんて、生意気だぞ!
話の展開がよく分かりませんでした。


・1年777組(愁一樹)
古き良き4コマみたいな、そんな感じ。そこまで古くないか。


うぃずりず里好
きらスタで大好評”とのことですが、そも、きらスタってなんじゃいな。
まあ確かに今風の萌え系4コマであった。あんまり好きじゃないんだけど。


・いれいざといっしょ(櫻太助
消しゴムのいれいざという女の子が主役のお話。そういえば昔、アワーズ
ドッジボールの女の子が主役のお話が載ってましたね。黒歴史なんですが。
まあ、こちらの4コマは、それとは違って、普通に面白かったです。失礼だな、キミわ!


・魔法文詠堂(ふじもとせい
ええい、だから4コマでストーリーモノをやるのはやめい!と。


あねちっくセンセーション(吉谷やしお)
元気があって、ノリも良く、ワタシの好きなタイプの4コマなんだけど、
こういうタイプもいささか食傷気味になってるかもしれん。贅沢だな、キミわ!


・さんどうぃっち(刻田門大
ええい、また姉モノか。
二宮ひかるの新作を読んでしまっただけに、なんだかやましい気持ちがあるぞ。バカかオレ。
アワーズプラスの感想も早く書きたいぜ!
それはともかく、刻田門大は、セリフ回しが上手い人だなあと思う。もっと人気が出ても
良いと思うのだが。一応人気はあるのか?


影ムチャ姫(ナントカ)
呪われた人形のお話。怖えぇ!怖えぇよ、益徳!!



ということで、無事終了しましたが、えらい疲れました
しかし、nama_k1さんは毎日こういうことをやっておられるのですなあ。
ワタクシ、タイトルと作者の名前を打ち込むだけで、バテました。
とりあえず終わって、ホッとしましたよ・・・はっ、ビームの感想は!?