賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

Shalom Chaverim

 

「ブルーな球体」ブログのナオさんの記事を拝見して、この歌が思い浮かびました。
まあ、なるしまゆりの「少年魔法士」を読んでいて、ナギさんがこの歌を歌ってましたのでちょっと調べたことがある程度のものなのですが、こちらのサイトに詳しい説明が載ってまして、ははあイスラエルの民謡なんですなあ。

Shalom, Chaverim!(シャローム ハベリム)
Shalom, Chaverim!(シャローム ハベリム)
Shalom, Shalom! (シャローム シャローム
lehitraot, lehitraot,(レヒットラオト レヒットラオト)
Shalom, Shalom! (シャローム シャローム
英語訳
Shalom my friends(Peace my dear friends),
Shalom my friends,
May you go in peace;
Till we meet again,
Till we meet again,
Shalom, shalom.

さようなら、友よ。さようなら
どうか幸せに
また会う日まで
さようなら、さようなら

って感じですかね。メロディーが素晴らしいなと。
「さよならだけが人生だ」という慨嘆は、歳を取るごとに実感が増していくのだろうなと思います。
若くても実感することはありますけど。

別れることはよくあることで
私は慣れてるはずだったんだ(→■

クロチャー!
と、阿知賀編の4巻はさておきまして、このくだりを読んで長谷川哲也の「ナポレオン」を思い出したのは俺だけでいい。このセリフを見てナポレオンの単行本を買おうと思ったワケですよ。この頃の絵は本当に原哲夫だなあ。

昔、友達と一緒に写した写真が出てきた。六人のうち四人はもういないのだと、私は独り言をいう。その姿が見えるからである。棺桶に片足をつっ込むというような言葉は、決して机上からは生まれなかった。経験が生んだものだ。(小林秀雄「生と死」より)

さらに続けて、「逆に、この言葉が味わえないような老年は不具な老年だと言ってもいい」とまで小林秀雄は言い切ってますが、寺山修二の「さよならだけが人生ならば 人生なんか いりません」という言葉は若々し過ぎて、ワタシのようなオッサンには上滑りしてしてしまうのが困りもの。「必ず死ぬのが人生ならば、人生なんかいりません」と言って自殺する青年はいるのだろうなあ。それはそれで論理的なのですが、どうも正しいようには思えない(論理的に生きることは可能なのだろうか)。まあ要するに寺山修二のあの詩は、ワタシはあんまり好きになれないなーということで(笑)。ナオさん、ごめんなさい。

最後にミクさんのシャロームの歌など。ミクさんは何でも歌うなあ。