賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

前振りのよーな何か

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咲-Saki-阿知賀編」(五十嵐あぐり)を読みました。

こっちも面白いな、くそが!(なんでキレてんの?)
なるほどなあ、本編とほぼ同時進行の外伝なんだ。外伝のキャラからすると、本編の主人公がラスボス的な立場になってていいなっ。この咲さんカッケー。
そして2巻のこのページで吹いてしまったオレ。11年連続出場って、龍聖学院、龍聖学院じゃなイカ

そこでカブりますか~。どうせカブるなら、もっと違うところでカブッて欲しかった。
銭ゲバな大阪代表とか、そんなの見たくなかったですよ、稲山センセイ。今時そんな「世の中ゼニずらよ」な大阪人を持ってくるかなあ。 「咲」の大阪代表の人とは格が違いすぎますよ。強いけど、どこか抜けてる愛宕さん(姉)、いいですなあ。

」本編はヤングガンガンで、阿知賀編は月刊少年ガンガンで同時連載中ということですが、もし「てんむす」が面白かったら、別冊少年チャンピオンで「てんむす外伝」を載せるのもアリだったかもですねえ。米井さとしさん(「任侠姫レイラ」の作画を担当してた人)とかどうだろう?
ハチワンダイバー」(柴田ヨクサル)で、ジョンス・リーが普通に将棋指してるんだから、レイラが普通に大食いしてても、なんら不思議はない。うむ、「てんむす レイラ編」・・・アリだなっ(ナシです)。

もう、「てんむす」は、普通にマンガとして読むのはあきらめよう。そうすれば、ほら、こんなに楽しい!
先輩がヒトゴロシのような顔して喰ってる隣で、「すっごい楽しそうじゃないか!」なんて言ってる天子とか最高ですよ! この主人公、確か前回、親の仇を見るような顔して「絶対負けたくない」とか言ってませんでしたっけ?

先週の天子

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今週の天子

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これ、たったの数十分しか経ってないんだぜ?
この主人公、情緒が著しくイカれてるよ。ていうか怒りの矛先が間違ってるよ。あの人達は、態度は悪いけど正論しか言ってないじゃん。赤西さん達をコケにしたのは龍聖学院でしょ? 私の目には八つ当たりにしか見えんのですよ。

思えば「弱虫ペダル」(渡辺航)の主人公も、赤頭君がリタイヤした時は死んじゃったみたいな顔してましたけど、その後で「登りは楽しい」ってすぐ笑顔になって、「やっぱ坂道さんは非情だわ」と思ったものですが、「弱虫ペダル」の作者も、「てんむす」の作者も原稿を上げるのが精一杯で、前回自分が何を描いたか忘れてしまうんですかねえ。
こういった情緒が不可解なマンガのキャラに感情移入しながら読むのは、精神衛生上、非常に問題があるのですが、思えば毎週毎週、よく真面目に読んでたもんですよ、我ながら。もう金輪際、「てんむす」を真面目に読まないぞ、絶対に! 断固読み流すっ。
と、またも「てんむす」ネタに走ってしまった。まんすーまんすー。、ワタシの脳内で猖獗を極めた「咲」ブームが、ようやく落ち着いてきましたので、もう「てんむす」を読んでもそんなに腹が立たないと思います、きっと。

ということでチャンピオン43号は、ヒイキにしてた「ラララライブ」(サブ)が最後尾だったワケですが、人を呪わば穴二つ。こっちもこっちでヤバいのか~! 「てんむす」の連載が続いて、この作品が打ち切りになったら泣きますわ。

音楽マンガは確かに難しいジャンルで、しかもサブさんはこれが初連載という新人さんですから、アンケートを取るのは困難だろうなあとは思ってましたが、こんな早い段階で最後尾になるとは予想外でした。そんなに人気がないとは~。42号の「私が支えます」のフジコさんとか最高なんですけど、もう少し、生温かい目で見守って欲しかった。せめて「てんむす」くらいは続いて欲しいんだけどなー。
そんな暗い話題の中、イブニングで音楽マンガが始まったみたいですね。



ヒロインさんが可愛いっす!

「Eから弾きな。」はギタリストを探す気の強い女性・フミと、フミに脅されバンドを組むことになった素人のサンゾウが織り成す青春劇。今号では2話同時に掲載されており、第1話では左利きのサンゾウが、右利き用のギターを自分用に改造する様子が描かれた。1カ月後のライブ出演に向けて、サンゾウはフミに振り回されながらも音楽の魅力に目覚めていく。(コミックナタリー

すばらっ!(花田煌さんっぽく)
女性ベーシストで名前がフミって、どうしてもポリシックスを連想してしまいますが、まあこれは名前だけ借りたということでしょう。「ラララライブ」と比較すると、こちらは青年誌らしくより技術的なコトにも踏み込んでいて、ウンチクも楽しめますね。

作者の佐々木拓丸さんは、以前、アオハルで描いてた読切(「髭妖精」)しか知らないのですが、ヤンジャン系の人だったのかあ。この作品もヤンジャンで描いてくれたら助かったんですけど、今ヤンジャンは「日々ロック」(榎屋克優)があるのが惜しいなあ。

ハレルヤオーバードライブ」(高田康太郎)が、段々とラブコメ重視になってきてしまい、期待してたものとはズレてきてしまってて残念だったのですが、こちらの「Eから弾きな。」は堅実にライブマンガ路線を歩んでくれそうで続きが楽しみです。

と、ここまでが前振りでチャンピオン43号の感想を書こうと思ってましたが、もう44号が発売されるっちゅーねん。ひと眠りしたらコンビニ行くっちゅーねん。連載再開される「極黒のブリュンヒルデ」も楽しみだっちゅーねん。ドドンガドンドン汗明!の生死も気になるっちゅーねん。ヤンジャン混じってるっちゅーねん。寝るっ!