先月買ったマンガ雑誌感想
うむ! もっともだ!!
と、自戒を込めての感想です。いやあ、自分の知ってる中ではダントツで「ハッピープロジェクト」(落合ヒロカズ)と「てんむす」(稲山覚也)がヒドいと思うんですが、なんであんなヒドい作品が週刊誌で連載されてしまうのか、理解に苦しみます。
ことに今週(31号)は、悪いところの集大成とでも言うのでしょうか。全部出てましたね。昔、週刊少年サンデーを購読していた頃、もの凄く嫌いな作品があったのですが、アレに近い不快感がありますよ。多分、作者さんの人間性そのものに対する嫌悪感があるんじゃないかと思う。もうムリだあ~。
今、チャンピオンは最高に好きなマンガ(「さくらDISCORD」)と、最高に嫌いなマンガ(「てんむす」)が同時に掲載されてますので、なんかもう毎週毎週、天国と地獄を同時に味わってますよ。しかもさくらがあと3回で終わって、てんむすがまだまだ続きそうな状況で、僕はもうチャンピオンがキライになりそうです。
はいはい、分かりました、分かりましたよ。
ということで、今回は先月買った月刊誌について、何が好きかで自分を語りたいと思います。
うむ、自分が分からん!
先月創刊された「別冊少年チャンピオン7月号」と、「シュトヘル」目当てで買った「月刊!スピリッツ8月号」と、月刊じゃなくって季刊誌の「楽園vol.9」なのですが、こんな傾向性バラッバラな3冊から自分を語るのはムリでございます。
まあ、無理を承知で軽~く感想を書かせていただきますが、まずは月スピは予想通り「シュトヘル」(伊藤悠)が浮いてたなあと。シュトヘルと同じ系統の作品が、見事にひとつもないなっ。これならゲッサンで連載してた方がマシなんじゃないだろうか。ビジネスジャンプ時代の「イエスタデイをうたって」(冬目景)並みに浮いてましたよ。しかし、このビジネスジャンプ以上に購読者層が見えない月スピは、ちゃんとシュトヘルが完結するまで続いてくれるのでしょうか。ちょっと不安になってきましたよ。
とはいえ、面白い作品もありました。「おもいでだま」(荒井ママレ)は、初めて読んだんですが普通に感動しました。さだやすあゆみさんの「三度のメシより」も良かったです。絵柄が好き。そして、萩野真がこんなところでマンガを描いているのに驚き、ついでにモリタイシがパンチラマンガ(「今日のあすかショー」)を描いていてビビりました。週サンで連載してた人なのになあ・・・。
と思ってたんですが、ええっ、「今日のあすかショー」アニメ化かよっ。「いでじゅう」ってアニメ化されてましたっけ? 週サン連載作品がアニメ化されなくて月スピのパンチラマンガがアニメ化って、もう基準がワケ分からん。
しかし「いでじゅう」の頃から思ってましたが、このインタビューを読んで、やはりこの人のエロ観は自分にはまったく合わないなあと、つくづく思いました。こういう言い方は問題があり過ぎるのですが、なにぶん変質者すぐる。なんだろう、思わず目を背けたくなるようなエロティシズムだなあと。