賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

週刊少年チャンピオン41号感想

「さくらDISCORD」(増田英二)の最終巻は9月7日発売でしたね(テヘペロ☆)

6日に発売されるのは、「ナポレオン 覇道進撃」(長谷川哲也)3巻だあぁ~っ!
なんかやっちまいやした。勘違いされた方、まことに申し訳ございませんでした<(_ _)>
しかしアレですな。本当にナポレオンって、どこにも売ってないんですね。フリペ目当てでアニメイトで週チャンを買ったんですが、いや置いてない置いてない。近くの書店も全滅ですよ。貴重な歴史モノなんですから、もっと買ってやってやってくださいよ~。2巻でマレンゴの戦いが意外にあっさりと終わってしまったので、3巻では、どこから始まるのか楽しみですよ。明日、「さくらDISCORD」と一緒に買ってきますよ。
ということで、いささか気まずい気持ちでチャンピオン感想です。

ドカドリ(水島新司)巻頭カラー

対談とか色々してるけど、なんか色々どうでもいい。
ヤフーブログに「水島新司の傑作「あぶさん」」というサイトがあるのを知り、ちょっと感動しました。

パンダのこ(角光)

どえりゃー前に載っているでござる。これは完全にレギュラーポジションを獲得したと言えるのではないでしょうか。ひいきにしてる作品が人気があるというのは、本当に気持ちが良いですね。
それはともかく、新キャラのゆうくんは完全に犬キャラ(@恋愛ディスト―ション)であることが確定したワケですが、これでいよいよ、のこちゃんがEIGHTH」(河内和泉)のヒカルさんと、キャラがカブってきたなあと。髪型だけでなく、男を狂わす魔性の女属性まで似てきちゃったよ。まあ二人とも可愛いからなんら問題ない!

王虎さん、ウザいわ~。ずっと引き込もりしてれば良かったのに。
陰湿な相撲はブタフグさんだけでお腹イッパイなんですよ。ていうか、そのブタフグさんも取り込もうと画策してるし、もうサイテー。
読者はスカッとした取り組みを期待してるんですよ。いちいち陰険な策を弄さないと相撲ができない人達はすっ込んでて欲しいっす。

囚人リク(瀬口忍)

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生き物に唯一、他の生き物がしても許されること……
それは…「食べること」 これだけです。
かわいがったり、飾ったり、治したりは本来、邪道です。
とか言ってる男の職業は獣医だったりするのですが(治してるじゃんッ)、「Iwamal」玉井雪雄)は面白かったなあ。泣くな、乃仔ちゃん。
そのかわり、食べる度に感謝する、その命に……ごちそうさま!」を、今週の高木さんの後光の差した合掌姿を見て思い出してしまったワケですが、高木さんっていうのは高木ブーと豚さんを引っかけてるのか。地味にヒドいな、瀬口センセイ!
次週巻頭カラーということですが、糞便まみれのリク達をフルカラーで見る羽目になると・・・? 「よっしゃあ!」じゃないですよ、レノマさん!

いきいきごんぼ(陸井栄史)

うむ、早くもマンネリ化の兆候が見られるが、頑張れ。

後付け後付け後付け後付けの回想ばっかりですな。それで感心するヤツなんか誰もいないっすよ。
現在、週マガで連載してる「ベイビーステップ」(勝木光)では、主人公が明らかに格上の相手と戦ってるんですが、「フィジカルやセンスで負けても、メンタルだけは絶対に負けない!」と強い気持ちで対峙してる姿に、「エーちゃん頑張れー」と応援せざるを得ないのですが、これに対して「ヒーメヒメヒメ、ヒメなのだー♪」とかアニソン歌いながら走ってる超天才坂道クンを、どう応援しろと? この主人公、初日と2日目と2日連続でケツからトップまで追い上げて来てたんだぜ? 負ける気がしねー。

弱ペダもベビステも、大体同じ巻数が出ているのですが、主人公の積み重ねてきた努力の差に改めて愕然とします。フロリダに行ったり、座禅組んだり、実に色んなことに取り組んできたエーちゃんに対し、坂道は具体的にどんな努力をしてきたのだろうか。その積み重ねの差が、ここにきてモロに出てきてるなあと思っちゃいますよ。
やっぱインターハイ編はさっさと終わらせて、坂道に様々な鍛練を課した方が絶対良かったなと、今さらですが残念であります。

クローバー(平川哲弘

まったく自身の力量を省みないエリナさんが無謀過ぎて萌える。こりゃイカン!
まさかクローバーで、チャンピオン伝統のヘッポコ美人キャラが登場するとは夢にも思ってませんでしたよ。これはもう、クローバーをチャンピオンの看板作品と認めなくてはなりますまいて。
エリナさんの無謀さの前に、最初は悪役だったはずの前田が、どんどんいい人キャラへと変貌していくのが面白いです。こんなにクローバーを面白く読める日がくるなんてなあ。

スポ×ちゃん!(竹下けんじろう

部活マンガとして、なかなか良い感じに軌道に乗ってきたみたいですね。
新キャラのアイドルさんが、リリィさんとキャラ造形がカブってるよーな気もしますが、どんな試合になるのか楽しみですね。顧問の先生が虎眼流みたいなコト言ってて笑いました。伊達にして帰すべし!


侵略! イカ娘(安部真弘

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どうでもいいですが、アニメイトイカ娘のガチャガチャをやった

それはともかく、今週は愛子先生と早苗さんの邂逅話。スタンド使いスタンド使いと惹かれ合うがごとく、この二人の出会いは必然でした。今後は仲良くしていけそう。先週の女医さんもまた出して欲しいなー。

今回はマーニーの友人のお悩み相談。スタンド使いスタンド使いと惹かれ合うがごとく、似たような趣味を持った者同士がくっつきましたとさ。めでたしめでたし。絵に描いたような割れ鍋に綴じ蓋カップルでした。

ヒラオリさーん!(震え声)
まあ、いつも単行本の巻末オマケでブッ飛ばされてばっかりだったから、たまには本編でブッ飛ばされるのもいいかもしれませんね。んなワケあるかい。
なんかもう、いつ終わっても不思議じゃない展開ですが、10月のドラマ化がどう影響してくるのか、変なグダり方だけはカンベンして欲しいところです。

ぐはっ、後味悪っ!
2chの週チャンスレに貼ってあった「お守りはカッター。」を読んだばっかりだったから、なおさらキツい。
こういうのがチャンピオンで読みたいって言ってましたけど、望みが叶ったじゃなイカ。ちなみにdion軍がまた規制だよ、こん畜生! とりあえず親に相談しよう。いや規制の話じゃなく。イジメかっこ悪いよ。

鬼さんコチラ(重本ハジメ

なかなか良いテンポで話が進んでますが、この鬼さんたちが人類を滅ぼせるとは、どうしても思えないのがちと困る。少なくとも範馬勇次郎より強くないと人類は滅ぼせないはずですが、こいつらが勇次郎に勝てる気がしないんだよなあ。ボッシュ大統領からも「空母でも出してさァ・・・奴らの上空をジェット機でさァ.、2度3度往復してさァ・・・地上スレスレでシュパァーって、それでイッパツだろ、あんな鬼どもなんて」とか言われちゃいそうだ。天童さんの言うように、主人公が「夜行」になったら鬼たちが大幅にパワーアップするとしても、数百年かかかりそうですねえ。絶対数が少なすぎませんか? 別チャンでやってる「まじかるー」みたいに、仲間を増やせるんならいいんですけどねえ。
まあ要するに「人類を滅ぼす」なんて壮大な話は「バーサスアース」に任せて、もっと小規模でやれば良かったんじゃないかなあと思う次第。説得力のある人類の滅ぼし方を用意出来てるのでしたら、謝ります。

309ページのルカさんが美人過ぎる。と言いますか初めてルカさんを女性と認識できました。
急造キーパー万代さんというマイナス点と覚醒しつつある成田というプラス面がどう作用するか、と相変わらず話作りが上手いなあと感心させられます。もう手遅れですけど、「てんむす」の作者さんが見習ってもらえたらなあって。

バーサスアース(渡辺義彦

レオさんがちっとも起きてこないって、どういうことだってばよ。ぼかあ、もう顔を忘れちゃいましたよ(少しウソ)。今週で7話目かあ。このテンポの悪さはまずいっすねえ。どうみても小物のヘルメット小僧相手に引っ張り過ぎですよ。ジャンプだったら、このヘルメット小僧を倒して、打ち切りエンドだろうなあ。
明らかに人気のあったレオさんを気絶させっぱなしで、雑魚にしか見えない敵と何週間も戦ってるって、これはちょっと予想外の展開でした。多分、連載前にきっちり筋を考えてきたんだと思いますが、週刊誌連載なんですから、反響を見て柔軟に展開を変えてくるといった手際の良さを見せないと長期連載は難しいんじゃないかなあ。
作画担当の方は、そういう柔軟性がありそうに見えたんですけど、なんだか色々惜しい作品になりそうでイヤだなあ。

ストライクライクラブ (鈍速毎日)読切

なあ、鈍速毎日クン、楽園でマンガを描いてみなイカ
最近、不健全なマンガが多くて困ってるんだ。
とか、冗談はともかく、久し振りにド直球なラブコメ物を読ませていただきましたよ。ヒロインさんがナチュラルに半裸になってるのもよろしい。今回で4回目の読切。次回はいよいよ連載枠ゲットですかねえ。楽しみです。百合系でもオッケーよ!

ラララライブ(サブ)

この掲載位置はよろしくないわね。ワタシは楽しく読ませてもらってるんですが、え? みんなそうじゃないの?
存在感の薄いベースとか、バンド名がキンガンズとか、みんなツボだったんですけど、この作品も「さくらDISCORD」と同じく、いつ打ち切りになるかドキドキしながら読まなければいけないのかっ。まあそれはそれで毎週スリリングで楽しいんだけどな! ああ負け惜しみさっ。
この作品は別チャンでやった方が良かったのかなあ。難しいもんだぜ。

とうとう来たな、この掲載位置にっ!

時は来た・・・それだけだ。
この作品が読めるのも、あと2、3回かなあ。名残惜しいですが本当に嬉しいです。今週もいつも通りヒドかったのですが(初対面の人間に向かってオマケ呼ばわりする馬鹿がいるかよ)、そんなアントニオ猪木に張り手されそうなほど芯からテキトーなお話作りに殺意に近い感情を覚えたのも今となっては懐かしい思い出です。いやまだ終わってないって。


次号から「バイオハザード」(芹沢直樹)が連載再開。いいところで中断していたので、続きが楽しみです。この作品が長期休載してたから弱ペダが外伝やってたのか~。
みつどもえ祭が開催される別冊少年チャンピオン10月号(9/12発売)も楽しみですね。