電撃大王7月号を軽く読んだ(今回は18禁の方向性で)
「amaro」の創刊号を買いました
今回、これを購入しようと思い立ったのは、言うまでもなく連載陣の中に、電撃大王で「ホーロロギオン」の作画を担当されていた乃花タツさんの名が入っていたからでして、ぎゃああ~! また引き抜かれちゃったのかよう。いい加減にしてください、電撃大王編集部さん。
これまでの逃亡例
・山田秀樹(とある女子大生の日常にみる)→TECH GIAN(魔乳秘剣帖)
・桐嶋たける(神無)→コンプエース(MELTY BLOOD)
・林家志弦(はやてXブレード)→ウルトラジャンプ
・高野真之(BLOOD ALONE)→イブニング
・倉橋ユウス→コミックラッシュ(恋愛遊星)
・ふる鳥弥生(図書館戦争)→長期休載中
と、冗談はともかく、この人はやはり着衣エロの方面を極めていただきたいマンガ家さんですので、やっぱり電撃大王で描いてくれないかなあ。無理かなあ。
乃花タツさんの「パノララ」も面白かったのですが、他の作品はというと、山田いぶきさんの「ミミック」も、ヒロインさんが、洞窟に暮らしててイノシシを狩って生活しているという素っ頓狂な境遇に笑ってしまいました、ワイルドライフにも程がある。
山田いぶきさん、ググってみてもちっとも検索に引っ掛からない謎のマンガ家さんなのですが、他の作品も読んでみたいと思いました。
あとは、幽体離脱してしまったヒロインさんの恋物語の「あなたが傍に」(しーらかんす)も、ベタですが堅実なお話作りで楽しめました。ヒロインの名前が鳥塚杏というのも、悪徒のヒロインさんを思い出して、なんか良いですな!
400年前の世界にタイムスリップしてしまった少年と巫女さんの初めての恋をテーマにした「虹と桜と染める初春」(渡まかな)も、少女マンガチックで良かったです。やはり巫女はいいな!
渡まかなさんは、実際に少女マンガ出身なんだなあ。
全体的な雰囲気は、季刊誌であり、書籍のような装丁なところから男性版「楽園」といった趣きなのですが、少女マンガ的テイストがありながらも、俗っぽいところも充分持ち合わせているという点で、中綴じ時代の「コミックハイ!」を思い出しました。「ひとひら」的な作品が生まれれば長く続きそうな気がします。もうちょっと値段を抑えてくれれば、次号も買おうかなあ。