賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

ロックが好きなのは何故?

この前の記事が縁で、BIG​GER​A C​URL​さんのブログをよく拝見させていただいているのですが、ことに「Twitter」書庫に収められている、ハードロックに関する考察が大変勉強になりました。「グランジとは90年代のハードロック」には、目からウロコが7~8枚落ちてきましたよ(笑)
 
その際、ロックであるか否かと、使用楽器、演奏形態、音の大小・強弱は関係ありません。
アンプラグドでプレイしようが弾き語りでプレイしようがロックはロックであって、逆にロックではない音楽は、たとえ爆音であろうがハード&ヘヴィーであろうがロック・バンドの形態であろうが決してロックではなく、それは、「ロックっぽい」「ロック・テイスト」止まりです。
みんな、「ロック」と「ロックっぽい」がごっちゃになっているような気がします。
「ロックっぽい」のが「ロック」なのではありません。
 
というロックの定義も、非常に明晰で感服致しました。惜しむらくは、ワタシは音楽的素養が極めて乏しい人間ですので、ブルース・スケールと言われても良く分からないのが残念ですが、「ギターがギューンってしてりゃロックでしょ」と思い込んでたワタシには、とても刺激的でした。そして例として挙げられていた動画(「Cactus - Evil)」がカッコ良すぎて泣きそうになりました(笑) 確かにこれは普遍的な魅力だなあ。こんな風に、具体的に音楽例を挙げていただけますので、ワタシのような人間にもとても分かりやすいです(笑)
 
メロディーの質的な違い、日本人受けするメロディー(クサメロ)と受けにくいメロディー(ロックメロ)の類別も、面白いですね。「これは日本では受けないだろうなあ」と、タワレコで試聴して感じるアルバムがあり、それがなんでかって、上手く言えなかったのですが、BIG​GER​A C​URL​さんの記事を拝見してナルホドなあと。
 
こうなると、U2ファンとしては「U2はロックなのか?」と問わざるを得なくなるのですが、ボノさん自身、「世界で一番やかましい音を出すフォークバンド」と定義してますので、まあこれでいいか(笑)
ライヴでちっとも演奏してくれない「Stand Up Comedy」をはじめ、近年のU2は真っ当にロックしてる曲が多いと思ってますが、これも「ロックっぽい」曲になるのかなあ・・・段々不安になってきましたよ(笑)
 
まあ、そんなささやかな疑惑はさておきまして、BIG​GER​A C​URL​さんの記事を読んでいくうちに、「自分はなんでロックを聴いてるのかなあ」と思い、遠い過去の記憶を探ってみたのですが、動機は「カッコイイから」の一言で終わってしまいました(笑)
 
カッコ良ければすべてよし。神、空に知らしめすってなモンですよ。基本自分はミーハーなんだなと、改めて再認識致しました(笑) もう少し突き詰めてみますと、なんといってもックの華はやはりギターサウンドですので、「カッコイイギターのリフが聴きたい!」というのが、ワタシのロックを聴きたいと思う主動因な気がしてきました。たとえば、
 
 
 
 
 
有名な「アクトン・ベイビー」のアウトテイクに収録されている曲ですが、このギターは極悪なまでにカッコイイな!
なんできちんと発表してくれなかったかなあと、当時思いましたが、「アクトン・ベイビー」期には、ちょっと反りが合わないノリでしたね。このメタルなノリは2000年以降に発露されることになったのだなあ。
 
 
 
 
 
初めて聴いた時は、「ロックが好きな人で、このギターがキライって人はいないだろう」と思ったものでした。
ライヴで演奏されると、よりアグレッシブな演奏になってますね。それにしてもポリのPVはいつもキモいなあ(笑)
 
 
 
 
 
 
 
ストーンズで自分が持っているアルバムというと、この「メインストリートのならず者」1枚しかないという、本当にロックファンなのかお前はなワタクシめでございますが(しかもリマスター盤はまだ買ってないし)、この曲は大好きだったなあ。このリフは、本能に訴えてくるがありますね(笑)
 
と、なんとなく「必殺リフ」ということで思い出した曲を上げてみたのですが、まあなんですな。あまり説得力の無い選曲でしたね(笑) ええと、賽の目はこういうのが好きということでひとつご勘弁を(笑)