賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

マンガ雑誌感想(いつ以来だ)

おお、床が見える・・・・

こんばんわ、いつから掃除サボってたんだよの賽の目です。
しかしアレですな。「おおきく振りかぶって」(ひぐちアサ)の単行本未収録分がエラいことになってますな。
久し振りに読み返して、やっぱりこのシーン(→)には、再度燃えさせられましたけど、単行本に載るのはいつなのかなあ・・・
主人公、成長してますねえ。「ストライプブルー」の主人公も、今週号で猛ってましたが、エースが燃えてると、こっちも燃えてきますね。

ということで、部屋の片付けも終わったことですし、気分一新、久方ぶりにマンガ雑誌の感想を書いてみようかと。最近読んだ順に、とりあえず起きていられるまで(笑)


ガンガンWING5月号&7月号

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いや、なんでも「機工魔術士」(河内和泉)が最終回と聞いたもんで。「賽ドリル」の最終回が載ってる5月号も、抜かりなく押さえましたよ。いやあ、本当に両作品が同じ雑誌に同時期に掲載されてたんだなあ。
2作品とも単行本派ですので、単行本が発売されてから読んでみるツモリなのですが(どう加筆修正してるのか、楽しみー!)、河内和泉以外の作品はと言いますと・・・う~む
まるでピンと来るものがありませんぞっ。ガンガンウィングは少年漫画雑誌なんだなあ。もうオレは、「鋼の錬金術師」とかダメですよ。どなたかのブログで、21世紀に入ってからの最高の少年漫画作品はハガレンだと仰ってたのを見かけたことがあるのですが、ワタシの場合、現在のところ「鋼の錬金術師」ではなく、「機工魔術士」がサイコーでございます(笑)。

あ、でもこのガンガンウィングの、各作品にこれまでのあらすじが載ってるのは新規読者に親切でよろしいですね。これは他のマンガ雑誌も取り入れて欲しいなあ。分かりやすいっす。
また、このページなど見る河内和泉さんが大阪在住と分かるのですが、橋本みつるが新潟在住で、鈴木有布子さんが北海道在住と、なかなかワールドワイドでよろしいですね。九州在住のマンガ家さんとか、いらっしゃらないかしら~?
ほほう、「おとして アプリガール」(望月菓子)の人は広島在住なのだなあ。ガイじゃのう。
まあまあ、こんな絵を描いてる人なんですけどね? バニーじゃのう。いやいや、オレはキライじゃないですよ?

そんな次第で、河内和泉センセイ、お疲れ様でした。



アワーズ7月号

付録の「水惑星年代記読本」は、いい企画ですね。これは分かりやすい!
基本的に、全部が全部、つながってるんだなあ。バルザックの「人間喜劇」を目指してますね、大石まさるセンセイ?(いやいや)


・新逆八犬伝アウトカラーズ(石田敦子
いやあ、先月号はトバしてましたねえ。 今月号もトバしてましたけどー。
石田敦子のスピードはノンストップだ!


それでも町は廻っている石黒正数
外見はツッパってて、本当は甘えん坊さんって、どんだけ萌えキャラやねん。>紺先輩
紺先輩のお父さんが、男前系のキャラじゃないところが、リアルでいいですね。
やはりこのマンガは紺先輩あってこそだと再認識いたしました。


・月の海のるあ(野上武志
片目が見えない方が、見えてくるものがあるのさ」って、「蒼天航路」(王欣太)の曹操みたいなコト言いやがって、こん畜生。「何をするだァ――!」といい、谷川史子さんの件といい、このマンガ家は、オレの大事なマンガに無遠慮に触れてくるぜっ。


シュガーはお年頃二宮ひかる
自由について考えていると、二宮ひかるが、「自由ってなに?」と問いかけてくる。
先月のお話なんですけどね。この種のシンクロニティーには最近驚かなくなりましたよ。
それはともかく、いやあ、いよいよ二宮ひかるが本調子になってきましたねえ。



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これですよ、コレ! これでこそ二宮ひかる。できればアワーズプラスで見たかったけどね!
ヒロインさんとアサミの関係が、いいカンジになってきたなあと。こうなると俄然面白くなってくるのですよ。
付き合えば付き合うほどワケが分からなくなる。「コイツ、なに考えてんだ?」と頭をかきむしりたくなる。こういうの描かせたら、二宮ひかるは天下一品ですよ。
この調子でお願いします~。あと、どうでも良いのですが、単行本の、指で話数をカウントするのは、「はやてXブレード」(林家志弦)とネタがカブってるなあって。面白いからいいんですけど~。


・ナポレオン(長谷川哲也
バルバロッサ作戦の時のドイツ軍の進軍速度が 
確か5週間で700キロなんだよ。大体5日で100キロだ。 
バグラチオン作戦の時のソ連軍もほぼ同じ進撃速度だ。 

つまり、マッセナ師団の速度は、20世紀の装甲師団を瞬間的に上回ったことになる・・・
(2ch長谷川哲也スレより)

ええい、マッセナ師団は化け物か!
今月も面白かったですね。ナポ様がいよいよ人心掌握術の天才ぶりを見せつけてきましたが、一番面白かったのが、ベルティエの「二度と私を困らせないように」でした。可愛いなあ。


ヘルシング平野耕太
連載再開。今年中に完結できるかな?
大佐は確か美食家だったハズですが、あんな体では楽しく食べられないのではないかと思いました。味覚はしっかり残してるのか。


アフタヌーン7月号

ぢごぷり木尾士目新連載
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電撃大王で描いてろです!

まあ、アレですな。四季大賞(「帰っておいで」伊咲ウタ)の「それなんて倉橋ユウス」な絵柄といい、最近ワタシは電撃大王アフタヌーンの区別がつかなくなってきましたよ。電撃大王、900ページになるみたいだしなあ。月末はアフタ1000ページ、電撃大王900ページを読むことになるのか。地獄だな。


・珈琲の時間(豊田徹也新連載
巻頭カラーはこっちだろ、常識で考えて・・・
わ~い、豊田徹也だーい。待ち焦がれてましたよ。
久しぶりの連載なので軽く気持ちがブルーになってますが、滞納している家賃と国保の金を早く払わないといけないので、がんばります。
相変わらずコメントが・・・_| ̄|○
こういう、才能あるマンガ家さんが、ろくに連載が持てないってどういうことよ!? どう考えても文化的損失じゃないですか!
アンダーカレント」に、なんでもいいから、賞をあげとけば知名度がもっと上がってたのになあ。下らないマンガにばかり賞を上げてないで、もっとよくマンガを読んでくださいよ、選考委員のおエライさん方よお。

と、覚えず口調が荒くなってしまいましたが、とりあえずまた連載できるようになったのだから、今はひたすら嬉しい! 明らかに短編型のマンガ家さんですので、毎月12ページのショートストーリーでまとめるというのは、ナイスだなあ。今度こそブレイクだ!


百舌谷さん逆上する篠房六郎
さて、単行本の1巻が6月23日発売なワケですが・・・

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これは買うっきゃねえだろう、なあ関さん!
ということで、究極のツンデレマンガ、「百舌谷さん逆上する」をよろしくです。このブログは、百舌谷さんを熱烈に応援します


オクターヴ秋山はる
今現在、猖獗を極める百合マンガなのですが、こんな後味の悪い百合マンガは、そう滅多にありません。
でも、こういうのが出なきゃ、ウソだよな。いい解毒剤になっております。


うむ、なんだかんだで、アフタヌーンは面白いな。読み通すの大変だけど。
コミックハイは「ひとひら桐原いづみ)最高!」ということで。電撃大王とコミックシルフは、メディアワークス的に腹が立つことがあったのでストライキです。
ビージェネ!」(林家志弦)は今月号は休載で次回が最終回とのこと。MWとは本格的に縁が切れそうだなあ。