賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

ガンバレガンバレTUTAYA

ゲリラプログと称しながら、結構周期的に記事を上げてるよなあ、と自省してるsighnomeです。こんばんわ。

 

さて、TUTAYAとかいった大手のCDレンタル店では、もはや洋楽コーナーなど、粗末な扱いしかされてないのが相場でありますが、こないだ近所のTUTAYAに寄ってみたら、なんと、洋楽のCDが100点近くも入荷されてて驚きました。いいぞいいぞ~。購入するにはちょっと情報が少なすぎるなあと思ってるCDも多く入ってるので、これから毎週借りてこようっと。ちなみに今回はパティ・スミスのベスト盤2枚組(「LAND」)を借りてきました。お~・がっと・あい・ふぇる・ふぉ・ゆ~♪

 

そして最近よ~やく花粉の猛威もおさまってきたように思えるので、久々ディスクユニオンに行ってみたり。なんだかんだで4枚ほど購入しました。現在はどちらかというと、本よりもCDの棚の方がヤバイよな。平積みにも限度があるよ~。ということで、せっかくなので軽く感想など。


ブルース・スプリングスティーン「明日なき暴走」
洋楽が好きとかホザきながら、BOSSのCDを今回、生まれて初めて買いました。今さらかよ! というツッコミもごもっとも。我ながら守備範囲がちょぼちょぼよのう。今回CDを買おうと思ったのは、せんだってのU2の「ロックの殿堂」入りセレモニーでの、THE BOSSのスピーチに感銘を受けたから。基本的にワタシは何事にもU2でしか動きません
この超名盤について、解説など無用なのですが、ピアノという楽器の表現力に、こちらも今さらながら瞠目しました。無骨な曲にこそ、繊細なピアノの音色が一層映えてくるのかも。ラストナンバーの「ジャングルランド」など、熱くて、はかなくて、そして美しい。本当に今さらでごめんなさい。

 

クーラ・シェイカー「K」
なんか、400円で売ってたので買っちゃいました。国内盤なのにい。品質は“A”なのにい。
発売当時は、特になんとも思わなかったのですが、今聴いてみると、ジミヘンナンバーを、イアン・ブラウンが唄ってるというか、これは普通にカッコいいなあと。唐突にインドミュージックが出てくるのは、いささか合点がいかないですが、こんだけ格好良けりゃ、そりゃ騒がれますわな。
ライナーノーツの二人(大貫憲章田中宏明)の、「ロックンロールの未来を見た。その名はクーラ・シェイカー!」といった、熱い期待を込めた文章が、読んでてなんだかとっても切なかったです。

 

U.K.「U.K.」
「偉大なる憂国の四士、ジョン・ウェットンビル・ブラッフォードエディ・ジョブソンアラン・ホールズワースが創造する壮絶なサウンド」と帯に書いてありましたが、よもや「憂国」というのは「英国(U.K.)」と引っ掛けているのですか? 寒すぎですよ。当時プログレは、パンク勢におされて危機的状況だったみたいですので、そういう意味合いも兼ねてのことかもしれませんが・・・ねえ?
ブラッフォードがらみだから、ジャズ的な、フュージョン的なサウンドなのかな、と思っていたら、思いのほかロックしてました。ジョン・ウェットン、偉い! 当初はギターを入れるつもりはなかったようで、「ギターがギューン」なところは少ないんですが、その分キーボードが大活躍ですな。「ALASKA」とかいいなあ。しかしこの、プログレにおける変拍子というヤツは、「お、いいね!」と思ってリズムに合わせようとすると、必ずズッコケますね、ワタシは。いい加減にしてください、ブラッフォード君。

 

リバティーンズリバティーンズ革命」
そういや、ノエル・ギャラガーが褒めてたなあと思い、衝動的に購入。
なんとなく、パンク寄りのサウンドを想像してましたが、70年代というよりも、これは60年代までさかのぼっちゃってるみたいですな。キンクスですか、これは。
ワタシは、最近なにが流行っているのかとかいったコトには全然興味がないのですが、こういった昔風というか、先祖返り的なサウンドが台頭してきてるんですかねえ。U2の原点回帰的な最新作も、世間では、この文脈で受け止められてるのかもしれないなあ。なんだかんだでU2も、結構流行に敏感なバンドだと思ってます(笑)
それはともかく、正直このアルバムは、あまりピンと来なかったのですが、何かひっかかるものがあるので、このセカンドよりも評価が高いファーストの方を、今度TUTAYAで借りてこようかな。



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