賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

ライヴ感想

今さらながらのライヴ感想です。

前にもお話ししましたように、今月はKT TunstallとBeady Eyeのライヴに行ってきたんですよ。どちらも良かったです。
KT Tunstallは、SEにジョン・レノンI Found Outが流れていたりと、開始前から個人的に盛り上がっていたのですが、いよいよタンストールさんが登場した時はビックリしましたねえ。
 
うわあ、すごく小柄な人なりぃ・・・
 
勝手に身長170cmオーバーの体格を想定していましたので、周りのサポートメンバーより頭一つ分小さいタンストールさんが颯爽と現れてきて、驚きましたよ。ギターがやけにおっきく見えるぜ!
まあ、その驚きも、ど迫力の演奏の前に、あっという間にかき消されてしまったワケですがっ。いやあライヴも恰好良かったですねえ。フォーク・シンガー的なイメージを持っていたのですが、どう見てもロック・シンガーでした(笑)。そういえば「俺たちは世界一やかましい音を出すフォークバンドなんだぜ」なんてホザいてた、アイルランドのロックバンドがいましたっけ。それに近いものを覚えましたよ(笑)
 
Uummannaq Song」、「Glamour Puss」、「Difficulty」、「Come On, Get In」と、3rdの聴きたかった曲はみんな演奏してくれたので、とても満足しました。タンストールさんの話す英語はほとんど理解できなかったのですが、「頭の中にチップが入ってたら私も日本語が話せるにに」というのは、ジェスチャーでなんとなく分かりました。ここは笑うところだっ。
最後は多分、ライヴのお約束と思われる「Suddenly I See」で締め。おお、盛り上がる盛り上がる。この曲にそんなに思い入れがない、新参者のファンであるワタシは、少し遠慮しながらタテノリしてました(笑) でも確かにいい曲ですねえ、と今頃になって褒めてみる。
 
 と、1日のライヴも楽しかったのですが、5日のBeady Eyeのライヴも楽しかったです。記念にエコバッグとか買っちゃいましたよ。
 
 
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 まあ今月の電撃大王が中に入ってるんですけどね。
 
 
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いや、帰りにとらのあなに寄ってきたもんで。付録で「それが彼女のセイギなら」のフリペがもらえるんですよ。
 
 
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これ以上、ビーディ・アイを凌辱するのはやめれ。

と、なにやら心の叫びが聞こえてくるので、もうやめます、スミマセン。
いつものように、ぼっち参戦でしたので、早く着いても時間を持て余すだけですし、開演は19時だから前座で30分、セッティングで20分。うん、19時50分に着けば問題ないな、と計算してZepp Tokyoに赴きました。うむ、ほぼ計算通り!
 
照明が落ちるまでの間、通路でジュースを飲みながらのんびり待っておったのですが、その間、会場から流れてくるSEを堪能させていただきました。ビートルズの「レヴォリューション」に、ザ・フーの「恋のマジックアイ」にセックス・ピストルズの「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」・・・。いやあ、ワタクシそれなりに色んなライヴを観てきたつもりですが、こんなコテコテな選曲は初めてですよ
普通アレですよ、今ハヤリの最先端の曲とか、マニアックな玄人受けする曲とかを流して、センスの良さを自慢するものじゃないですか、SEって。それがビートルズザ・フーピストルズって、意味が分からない
オマケにライヴがハネた後に流れてきた曲がまたしてもビートルズの「グッド・ナイト」ですから、なんつうかもう、やりたい放題だな、リアム君! そんなにビートルズが好きなんですか。
 
そんなビートルズ大好きなリアム君が、オープニングに持ってきた曲は、当然のように「アクロス・ザ・ユニバース」ですよ、もう好きにしてくれっ!
しかしリアムさんってば、すっかり更生しちゃいましたね~。テレビでこういうリアムさんを観てると、みんなうっかり「リアム・ギャラガーってイイ人なんだな」なんて思っちゃいますよ。
 
途中オーディエンスからの「アイ・ラブ・ユー!」という歓声に、リアムが「アイ・ラブ・ユー、トゥー!」と応え、最前列のオーディエンスと積極的に握手を交わすなど、ファンサービスもあり、2700人の観客は熱狂した。アンコールでは「日本にまた帰ってこれて嬉しい」と喜び、日本語で「アリガトウ」(リアム)とファンとの時間を楽しんだ。 (引用元はコチラ
 
 なんだ、このイイ人は。
 
「リアム」と書いて「ごくあく」と読む、それがボクたちの共通認識だったのですが、どうやらそれを改めなければならないようです、まさかそんな日が来ようとはっ!
 
・・・と、終始オチャラけたことばかり書いてしまって恐縮なのですが、あのう、正直申し上げまして、感動しました。
今回は、日本で起きた不幸な出来事もあって、特に彼らは日本に対して思うところがあったという点もあるかと思いますが、やはり日の丸をバックに「アクロス・ザ・ユニバース」が演奏された時は、胸に来るものがありました。
勿論、それだけではなく、彼らの「Different Gear, Still Speedingというアルバムをワタシは本当に気に入っていて、弱い曲がひとつもないと思ってます。そんなアルバムを作った人たちのライヴなんだから、楽しくないワケ、ないじゃないですか!
オアシスとか関係なく、ビーディ・アイというバンドが好きです。これからも良いアルバムを作り、良いライヴをおこなっていくことを期待しています。まあオアシス再結成は5~10年後くらいのスパンで(笑)
 
ともあれ、素晴らしいライヴを拝ませてくれたビーディ・アイにはお礼を申し上げたいです、アリガッツォ!