賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

アワーズ8月号感想

こんばんわ、電車の中でなにげなく週刊少年チャンピオン31号の41ページを開き、泡を食った賽の目です。

注意一秒怪我一生! と言うことで、「侵略!イカ娘」(安部真弘)のポスターに釣られたワケでは決してなく、今週も「LOOK UP」(水穂しゅうし)が面白かったので、週チャンを購入したのですが(掲載順なんか気にしない!)、週チャンを定期購読することにですね、ワタシとしてもやぶさかではないのですが、「ドカスパ」がねえ、どうにもキツくってねえ。なにを面白がれば良いのか、全く分からないのですよ。まだ「ああっ女神さま」の方が理解できますよ。
そう思い、他のみんなはどうしてるのかと、2chのドカスパスレをのぞいてみたところ、ふうむナルホド、こうやって楽しめば良いのか。修業が足りなすぎるな、オレ。精進しよう。

修業が足りないといえば、その昔、アワーズが「朝霧の巫女」の、思いっ切り未完成の原稿を載せて物議を醸した際、「あの程度の原稿で大騒ぎするなんて、アワーズスレの住人は修業が足りなすぎる」という、ウルジャンスレのコメントが今でも忘れることができません。
ウルトラジャンプ恐るべし、普段どんだけ鍛えられてるんだ~。まあ、今月からワタシも鍛えられることになるのですが!

その前準備といってはなんですが、先月号もボチボチ読んでみたのですが、目に付いたのは今井神の「NEEDLESS」。アホっぽくてイイですな! なあ、今井クン、いっちょアワーズに来ないか?
今のアワーズに必要なのは、こういうノリのマンガだよなあ。「オニギリ」や「ハカイケンシ」では、ワタシには物足りないんですよ。アワーズでも描いてくれませんかねえ。そのかわり、六道神士を差し上げます!(いやもういるから)


と、いうことで、おおっ、今回は珍しくスムーズに前フリができましたぞ。アワーズ8月号の感想であります。
新連載の「ケダモノの唄」(楠桂)は、うんまあ、秋葉原であんな事件があった後だけに、やり切れない気持ちで読んでしまいました。やり切れんなあ。

石田敦子の「新逆八犬伝アウトカラーズ」も、相当やり切れない展開になってきてますが、俺は信じてますよ、石田センセイ!

水惑星年代記」は、なかなか「ふたつのスピカ」なお話でしたが、このコマでのヨミコの「やる気になったのかしら?」な、デフォルメ顔が面白かったです。こういう顔も描けるんだなあ。

今月号で一番面白かったのは「シュガーはお年頃」(二宮ひかる)。これですよ! これが二宮ひかるですよ!! どうだどうだ~♪
アサミの心理描写が、ようやく描かれましたねえ~。そういう風にヒロインのことを思ってたんですねえ。こういうのは上手いよなあ。
残念ながら次号から鬱展開になりそうな雲行きですが、そんなのは石田敦子で鍛えられてるから問題ナシです! ドンとこい!

でも「ナイーヴ(完全版)」の広告のコピー(「読むと、したくなる。」)は勘弁して欲しかったっす! エロマンガみたいじゃないかさー。まあ似たようなモンですが! 他社なのに(白泉社)、掲載してもらえて嬉しいですけど。
しかし、在りし日のヤングアニマルは、二宮ひかる宇仁田ゆみがマンガ描いてたんですなあ。そんで山口貴由がいて、「ベルセルク」に「エアマスター」、「セスタス」、「ホーリーランド」と、攻守のバランスが、黄金期のジャンプ並みに完璧ですな。ギャグマンガがちょっと弱いけど。「ふたりエッチ」をギャグマンガと思えばいいんだな、うん。

それはともかく、「ナポレオン」(長谷川哲也)は、ヴルムザーが、いい表情してましたね。
長かったイタリア戦役も、ようやく終わるのでしょうか。エジプトにはいつくらいに行くんでしょうねえ。

ヘルシング」(平野耕太)も、あと一人倒して終わりそうですね。休載&減ページの嵐でしたが、よくぞここまで漕ぎつけたものです。作者並びに担当編集者に敬意を表します。でも、巻末の作者コメントはいかがなものかと。


近頃、個人的観点ですが低空飛行気味なアワーズ。なんつうかこう、パワフリャ~な新人さんが出てきませんかねえ。