賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

さくっとアワーズ感想

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この缶コーヒーを飲むたびに「機工魔術士」(河内和泉)を思い出す。

ヒルブレヒト~! 
ということで、「機工魔術士」と書いて「エンチャンター」と読ませるのは、なかなかイカすなあと思う今日この頃です、こんにちわ。
U2の歌詞にも、この言葉が出てくる曲がございまして、「Stuck In A Moment」っていうんですけど、

I am still enchanted by the light you brought to me
僕はいまだにきみの届けてくれた光に魅せられているよ
I still listen through your ears, and through your eyes I can see
今もきみの耳でものを聞き、きみの目でものを見ているよ(訳:山下えりか)

うむ、いかにもU2らしい歌詞ですね。そしてワタシは、この曲を聴くたびに「機工魔術士」を思い出すのです。いちいち思い出しすぎじゃ。
まあ、アレですよ。「機工魔術士」の14巻で、ハルヒコがメルクーリオからもらったバングルを、今でも付けてるのが確認できて嬉しかったんですよ。こういう小道具は、ついつい忘れがちですからね。河内和泉さんがちゃんと描いてくれて良かったなあって、この前の感想で書き忘れてしまったので、今さら書いてるワケであります。

と、例によって無意味な前フリをしたところで、本題の雑誌感想ですが、例によってアフタヌーンはパスですな。1000ページあるから、キリがないんですよ。「まあ、いいかあ」って、いつも途中で放り投げてしまいますわ~。一流のマンガ読み様には、まだまだ届きません。

ということで今回は(今回も)、アワーズの感想のみでいきます。


アワーズ11月号感想

それでも町は廻っている石黒正数
残念ながら、今月も面白かった。もう分かったよ、来月も面白かったら、「それ町」全巻買ってやるよ!
このマンガはやはり、シンプルな構成の方が光りますね。歩鳥の個性がより際立って面白いですわ。
なんか、このコマで血ィ吐いてますよ。口から血を吐くのは男のロマンだよな。沖田総司サイコー!


ドボガン天国真田ぽーりん
最近、サービスシーンが多いな。このマンガにそういうのはあまり求めてないんですが。
なにか期するところがあるのでしょうか、ぽーりんセンセイ。


・シュガーなお年頃(二宮ひかる
最後のページの不敵な笑みにクラクラしました。このカンジは俺の知ってる二宮ひかるのソレだな。
なんか復調してきた気がするんですが、この調子で「ベイビーリーフ」のテンションにまで盛り上がってくれれば言うことナシですよ。
久しぶりに「ベイビーリーフ」を読み返して思ったんですが、「ハネサラ」にせよ「ナイーブ」にせよ、みんなオトコ視点だったんですな。
犬姫様」以降、そういったオトコ視点が激減してしまったから、男性には読みにくくなったところがあるような気がする。
今までヤングアニマルみたいな男性誌でマンガを描くということで、それなりに気を使ってたのかもしれない。現在はもう、そういう気の使い方はやめていて、それが新規の男性読者には分かりにくくなってしまっているのかもしれないなあ。


水惑星年代記大石まさる
おお、新機軸! 今回は女性キャラがほとんど出てきませんよ、すげえっ!
もしかして大石センセイ、五十嵐大介の「怪獣の子供」に触発されたんでしょうか。
なんかちょっと、雰囲気が似ているぞ。


・ナポレオン(長谷川哲也
うむ、やはり「ナポレオン」は、巻末がよく似合う。表紙なんだけど巻末。分かってらっしゃる~。表紙のナポ様は、なんか肖像画でこんなのがあったような・・・。
それはともかく、今月で長かったイタリア遠征編は終了ですかねえ。ラストで1巻に時空列がジャンプしましたよ。やっぱナポ様は、短髪&グラサンの方が似合ってるなあ。最後のページの「あれと同じダンスだ」のコマが、チビ伍長ってカンジで、なんか好き。
ダンスといえば、このコマが全員悪党ヅラで面白いですね。基本的にフランス軍ってワルモノだよな。侵略者だし。
巻末のはせがーセンセイのインタビューもカッ飛んでて面白かったです。8巻が楽しみですよ。



しかし、ここ数ヶ月のアワーズの裸率は異常に高いな。これで二宮ひかるが本気になったら、一体どうなってしまうの!?
ヘルシングの連載再開とともに、現在の露骨なサービスシーン過多の自粛も望みたいところです。硬派にいこうぜ、硬派によ!