「師走冬子コレクション」(芳○社)を読む。
「棺担ぎのクロ。」(きゆづきさとこ)読了。
むう、まことケッタイな読後感でございました。賞賛したい気持ちと、反発したい気持ちと・・・いや、「反発」という言い方はおかしいな。あえて形容すれば「この才能を、こういう仕方で発揮していいものか」みたいな、余計なお世話だ的な感想を持ってしまいました。
むう、まことケッタイな読後感でございました。賞賛したい気持ちと、反発したい気持ちと・・・いや、「反発」という言い方はおかしいな。あえて形容すれば「この才能を、こういう仕方で発揮していいものか」みたいな、余計なお世話だ的な感想を持ってしまいました。
4コマじゃないページもあるんですが、ワタシ的に、断然そっちの方がイケてるんだよなあ。
「見えるのは半分くらいでいい」つっても、ただでさえ息苦しい絵柄だというのに(笑)、
さらに小さいコマでくくってどうするみたいな・・・またエラそうだな、スマン。
「見えるのは半分くらいでいい」つっても、ただでさえ息苦しい絵柄だというのに(笑)、
さらに小さいコマでくくってどうするみたいな・・・またエラそうだな、スマン。
「旅」が主題で、好みの絵柄で、まったくもって申し分のない作品なだけに、こう、「4コマ」というワク内で話が展開されていることに、隔靴掻痒というか、「もっと広い世界に行こうぜ!」みたいな、でも4コマだからこその「味」であるのかなと・・・う~ん、混乱してます。
まあ、後でもう一回読み直してからしっかり書こうと思いますが、これが正月早々、気分を害してくれちゃった、芳○社の作品なのだからなあ。やる気出ね~。
そんなワタクシですから、いくら「師走冬子コレクション」をコンビニで見かけたからって、芳○社の雑誌を、そうそう購入するワケにはいかんのですよ。買わぬぞ、買うワケにはゆかぬのだ!
どさくさに紛れて買ってる――! Σ( ̄Д ̄;)
はは、はい。思わずなかば無意識に手が伸びてしまいました。本当に申し訳ない。今ちょっと師走冬子ブームなんで。
ふんだっ、じゃあ、「ファンのみ公開」にすればいいんでしょ!
こうなったらガンガン書いてやるぜ、UPしてやるぜ、面白かったからな!
と、開き直れるだけ開き直ったところで、急遽この雑誌の感想を書かせていただきます。
スーパーメイドちるみさん
まあ、一発目は当然この作品ですな。「花やか梅ちゃん」の2巻で、アメリカ旅行記が巻末に載ってましたが、こちらでもアメリカネタが載ってますなあ。みずだ子さんは正直、あんまりキャラが立ってないような気がしますので、あのままアメリカに放置されてても良かったような気がします。ヒドいな俺。
それはともかく、この1本には、いきなり笑わせていただきました。4コマ目の表情とモノローグとの「ズレ」感が、笑いを誘うのだな、うん。
そして、コレなんですが、ちゆりはやっぱり本物なんですか。バンコランと同僚なんですか?
メイド学校出身って、どう考えてもアヤしいよなあ。
そして、コレなんですが、ちゆりはやっぱり本物なんですか。バンコランと同僚なんですか?
メイド学校出身って、どう考えてもアヤしいよなあ。
と、そんな具合に久しぶりに「ちるみさん」が読めて良かったです。とうとう大樹も大学生かあ。4コマ作品は、本当に単行本が出るのが遅いからなあ。
あおいちゃんとヤマトくん
うわ、こっちは本当に久しぶりな感じだ。こちらは最初から大学生らしく、恋の鞘当て的な展開を盛り込んできましたが、そこは師走冬子、うやむやに落ち着けてしまいましたなー。そうきたか~。
ある意味、この作品が、もっとも師走冬子の作風にそぐわないキャラ設定(あおいの天然っぷりで強引に収拾をつけてる感が)をしてるのではないかと思うので、その「ハラハラ」感もまた、格別ですな。一歩間違えれば修羅場った展開になっちゃうところがスリリング。
うさぎノート
むう、こんな作品もあったのですなー。「女クラのおきて」の後継者的な作品なのでしょうか。中学校教師のうさぎ先生を中心にした学園モノといったところですが、主人公のうさぎ先生、ヤバいですよ。
この、どん引きっぷり・・いかん、すこぶる親近感が湧いてきたぜ。
それにしても小鳥遊(たかなし)君というキャラクターが登場してますが、はて、どこかで聞いたような・・・いや忘れよう。
しかし、う~む、これで中学(「うさぎノート」)、高校(「あいたま」)、大学(「あおヤマ」)、社会人(「ちるみさん」「奥様はアイドル」「花やか梅ちゃん」)と、連載中の作品が、まんべんなく各世代に振り分けられてますなあ。さすが社会人モノが多いですね。今、6本連載を抱えてるのかあ。正直ワタクシ、把握しきれません。
ちなみに冬目景は、「黒鉄」が無期限休載中で、「LUNO」も一応未完という状態で、「ACONY」が長期中断中で、「幻影博覧会」と「イエスタデイをうたって」が不定期連載で、「ももんち」か分からんが、スピリッツでまた読切が出るというウワサがあって、今、「ハツカネズミの時間」が連載中なんだぜ。改めて書くとヒドいな冬目景。
すいーとるーむ(東屋めめ)
こっからは、他のマンガ家さんの作品が続きます。家に帰らず、会社で寝泊りしているOLさんが主人公のお話ですが、げえっ、羨ましい!
俺も寝袋持ってこようかなあ。そんな風に考えていた時期が俺にも(ry
まあまあ、面白かったです。
恋愛ラボ(宮原るり)
恋に恋するアホウな生徒会長(♀)に恋愛指導するハメになった、ちょっと不良な女の子が毎度振り回されるお話。4コマ界の百合の浸透度はスゴいなあと言うか、こういうのが受けるんですなあ。林家志弦も負けらんないなっ、よく分からないですけど(予防線)。
スーパーメイドちるみさん
最後にカラーでもう一回、ちるみさん。麗子お嬢様が、枝毛を切ってあげよーとして、ちゆりの髪をざっくり切ってしまったのですが(←ネコ顔の麗子に吹いた)、ショックで立ち直れない麗子に対してちゆりが、今度は自分でバッサリ髪を切ってしまうんですけど、
・ ・ ・ 綾 波 ? |
こっちの方が断然似合ってますよ。うおお、「ちるみさん」の新刊が楽しみになってきた――!
って、よく見たら、57ページの「師走キャラ大集合」で、すでに短髪のちゆりが登場してましたね、面目ない。上のコマの見たことないキャラに注目してて、気づきませんでした。なんだこの目つきの悪い男は。