シノハユ71話「相生」感想
閑無ちゃんがエアマスターの崎山香織を地で行ってる件
画像は先月のものなんですけどね。無意識のうちに閑無ちゃんを下に見ていた慕ちゃんに強烈な一言。そりゃこんなコラだって作られますよ(→■■■■■■)。作成されたのは結構前だけど! みんな崎山香織が大好きすぎる。個人的にこのシーンはエアマスター史上、いや漫画史上屈指の名シーンだと思ってます。
そんな一体何回トバされれば気が済むのさな閑無ちゃんですが、いよいよ自身の限界を悟り始めたらしく…
私はあいつらみたいな特別なものが何ひとつない
これが才能がないっていうことなのか
どうしたらあいつに
慕に追いつける
切ない…耳が良いって設定は、なんらかの能力開花に繋がりませんかね?
基本無敵だったあの頃に、果たして閑無ちゃんは戻れるのでしょうか。
絶対に(全国へ)行こう!という、慕ちゃんとの「約束」を、できればユマチュー在籍時に果たしたいものですね。
そして慕ちゃんも慕ちゃんでなにやらお悩みなようで…
「勝負」と「楽しさ」は両立しうるのかという難しい問題。
最近(でもないけど)、慕ちゃんがなんでもないことで涙を流すシーンが散見され、どうしたんだろうと少し心配だったのですが、「勝たなければいけない」というプレッシャーから情緒がいささか不安定になってたかもしれませんね。
「麻雀って楽しいよね」というテーゼは、シノハユのみならず咲-Saki-シリーズ全般を通じての基本テーマだと思うのですが、それを恐らく一番体現してるであろう慕ちゃんが中一の段階で早くもこのジレンマに突き当たってしまったのが少し意外でした。
そういえば高橋さんもおまけ漫画で似たようなことで悩んでましたね。
慕ちゃんは咲本編で世界一位になることが暗示されてるので、慕ちゃんが世界王者のニーマンと対戦するのは、思ってたよりもずっと早いのかもなあと思ったり思わなかったり。
近頃の咲さんは、麻雀を楽しむよりも姉に思いを伝えることに囚われていて、麻雀が「目的」でなく「手段」になってしまっている感がなきにしもあらずですので、咲さんと慕ちゃんの今後の麻雀に対する姿勢は気になるところです。ネリーという麻雀が手段以外の何物でもない打ち手と咲さんがどう戦うのか楽しみですね。
最後に…玲奈ちゃん、そのドヤ顔はなんなん? こんなん笑ってまうわ。