賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

Larks‘ Tongues In Aspic - Part 2(人間椅子)

 

俺だって和製ロックを聴いてるぜっ!

とか言ってみるテスト(死語)。
いい演奏だねえ。ちなみにコレが本家の演奏。こっちの方がカバーっぽく聴こえるのは間違いなくエイドリアン・ブリューのせい。そんな空気の読めないブリューさんが大好きです。今度は嘘じゃないっす。
 
U2にどっぷりハマる前までは「太陽と戦慄」に夢中になってたなあ。商品という枠組みを超えた、「これは一般人は聴かないだろう」的なアルバムを初めて聴きました。いわゆるエロスではなくタナトスの欲動に満ち溢れたサウンドは、非常に衝撃的でした。
 
それはU2についても同じでして、特に初期のU2はクラかったなあ。80年代のインタビューで、エッジが尊敬するギタリストに、フリップ翁は勿論、エイドリアン・ブリューの名も挙げてたりしてますが、Redとか今聴くと「U2っぽいなあ」と思ってしまう自分がコワい。NLOTHの方向性は、もっとこっち寄りになっても良かったんじゃないかな(無茶言うな)。
 
U2の次のアルバムは、NLOTHよりもポップな方向性に行きそうな雰囲気が濃厚ですが、たまにはこういう曲も作って欲しいなあと思いますです。甘き死よ、来たれ!