「楽園」夏のWEB増刊を読む(後半)
前半で微妙に燃え尽きてしまった感のあるWeb楽園の感想の続きであります。
8月2日「乙女ループ」(鬼龍駿河)
本誌でも、良い箸休め作品として機能しているこの作品。Web増刊も含めたら単行本出せるんじゃないかな~。
この3人の中で、ツッコミ役の須藤奈緒さんが一番まともに見えるけど、この人も結構アブない人であったりもします。さすがまつりさんの幼馴染みや!
8月3日「君にききみみ」(武田春人)
うむ、2ページかっ。本誌でイチャコラしてた二人の陰でピーピング・トムしてた先生。なかなかダメな人ですね。
8月5日「水曜日の上司」(中村明日美子)
「木曜日のサバラン」シリーズ番外編。このシリーズ、引っ張るなあ。
今回はこの人で来ましたか。ひょっとしてあの集まりに来てた人全員を主役にするつもりなのでしょーか。遠大過ぎますよ。
Web増刊で続き物とか、こういうのが許されてるってことは、やっぱ人気があるんだなあ、この作品。
8月9日「14歳の…恋!?」(水谷フーカ)
そして続き。感想としてはまあ、2chの楽園スレの人と一緒ですなあ。もー、すぐレズるー。
なんですか、通過儀礼なんですか。ならば、中山敦支さんの「禁断ワンダーラバー」(「9速眼球アクティヴスリープ」収録)が楽園に載ってても、なんら不思議はないな! 中山敦支さん、楽園で、「過剰な愛の物語」を追求していってくれないかなあ、バトル抜きで。
8月10日「マイディア」(かずまこを)
葉月さんの鋭いツッコミが面白かったです。誰にでも優しい男は要注意ですよ。モテ男の正体を見たっ!
友達の彼氏が、片思いしてた男の子だったという、なかなかしんどいシチュエーションの中、明るく振舞う葉月さんのが健気で泣けてきます。
うむ、ドンカン過ぎるな!
おかしいですよ、中森クン! まったく恋愛に興味がない人って括るにしてもヒド過ぎる。
でもヒロインさんは幸せそうだから、ま、いっかー。
8月16日「すきな人ができました」(志摩時緒)
今さらそんな、純情ぶった話を振られても・・・。作風広いですねえとか言わにゃならんのか。
8月17日「笑う猫と男と女の違い」(二宮ひかる)
まあ、二宮ひかる作品のメインテーマですな。>男と女の違い
ちなみに猫だけでなく、犬も笑うぞ。
8月19日「楽園まで、あと…」かずまこを
かずまセンセイの腐女子っぷりをしかと拝見させていただくこのシリーズ。これが本性かっ。
そんなに人気が出る程、面白い作品だとは思えない俺は、マンガ偏差値が低いのか。
本誌で連載されてるのは、まったくギャグ風味を感じさせない作品で最初戸惑ったものですが、こちら4コマということもあり、いつものkashmirさんだなあという印象。
とりあえず、この人が、こーゆーお話が死ぬほど好きだということは良く分かった。分かったから許してくれ。と、姉を一人持つ賽の目は苦しげに訴えます。
あれ? なんかちょっと面白いと思ってしまった。少し偏差値上がった?
まあでも、なんか登場人物の行動原理にいまだ違和感を覚えるんだよなー。
とりあえず今回はこれでお仕舞いにしますが、残りのあと3日分、誰が登場するのか、楽しみですねー。