賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

思い出のBOOTLEG 第5回「 ライブ・アット・ダブリン 1985」

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久しぶりな気がするこのシリーズ。
今回は今からちょうど20年前のライヴ音源など。

アルバム『The Unforgettable Fire』のレコーディングを終え、1984年の10月から始まった焔ツアーも終盤を迎えた1985年6月26日、ダブリンはクロークパークでおこなわれたライヴのブートです。それから約二週間後の7月13日にライヴエイドがあったのですなあ。

ワタシがブートに手を染めたばかりの頃に購入したもので、よく駅前やディスカウントショップ(あと何故か書店)などで1枚1000円くらいで売ってる類の安手のブートだったりするんで、はっきり言って音質はすごいダメです(笑)
最後の方は途中で切れちゃってるし、適当に作ってるなあと実によく分かるのですが、なんと言っても、この頃のツアー音源は、ほとんど見つけられなかったので(Warツアーやヨシュア・トゥリー・ツアーがほとんど)、A Sort Of HomecomingやWireがバリバリ入ってるこのブートは、長らく愛聴してました。当初は散々な演奏で頭を抱えてたThe Unforgettable Fireも、この時期には完全にモノになってて、うん格好良いです。それに、なんといっても故郷のダブリンでの演奏ということで、ボノさん、大ハリキリで歌ってます(笑)。ブルース・スプリングスティーンの「My Hometown」まで歌っちゃってるし。

ところで、この頃のボノさん、ちょっと面白い歌い方をしてますね。ええと、どう形容すれば良いのか、「プルルルルル、ゴ~~!」ってカンジの(笑)。映画「魂の叫び」でも、EXITの演奏の時、冒頭でちょっとやってましたけど、このブートではWireで連発してます(笑) それがまたこの曲の金属的なサウンドによく似合っててカッコ良いんだなあ。WireはAll Because of Youの後とかに演っても違和感はないと
思うんだけどなあ。やってくれないかなあ。

ということで、久しぶりに聴き直してみましたが、今なお、聴いてて熱い気持ちになりますね。
Prideの演奏で、ボノさんが「シング・フォー・・・ジミ・ヘンドリックス!・・・ジョン・レノン!・・・エルヴィス・プレスリー!・・・ジム・モリスン!・・・ブライアン・ジョーンズ!」と連呼するなど、本当に盛り上げるのが上手い人だなあと思います。

まあ、なにはともあれ、今年クロークパークでU2のライヴを生で観る事が出来た酔月亭さんがひたすら羨ましいの一言です(笑)



1. 11 O'Clock Tick Tock
2. I Will Follow
3. Seconds
4. MLK
5. The Unforgettable Fire
6. Wire
7. Sunday Bloody Sunday
8. A Sort Of Homecoming
9. Electric Co.
10. Bad
11. October / New Year's Day
12. Pride (In The Name Of Love)
13. My Hometown
14. Out Of Control
15. Gloria