賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

腐った咲ネタ

腐ったネタシリーズその3

まだまだ腐ってるネタあるよ~。なんか面白くなってきた(自虐)。


阿知賀編 奈良県吉野町の神社で異例の参拝 美少女キャラの絵馬を奉納

日本有数の桜の名所として知られる奈良県吉野山で、同地を舞台にしたマンガ「咲-Saki- 阿知賀編」のイベントが13日に開かれ、地元の奈良や大阪、遠くは東京から約30人のファンが参加した。世界遺産紀伊山地の霊場と参詣道」の霊場の一つで、同作のヒロインの一人・新子憧(あたらし・あこ)が住む神社のモデルとされる吉水神社では、参拝と絵馬の奉納が行われた。作品の美少女キャラなどのイラストが描かれた絵馬を手にした佐藤素心宮司は「(私も絵馬を)楽しませてもらっています。また吉野を訪れてください」と呼びかけた。(引用元記事

桜なんかもうとっくの昔に散ってるっちゅーねん。
まあまあ、それはともかくとして一体何を目的に参拝したのか、今イチ分かりかねるのですが、阿知賀女子の必勝祈願が目的でしたら、御利益てきめんでしたねえ。すげえ!
佐藤素心宮司のブログがYahooさんにあったりもするのですが、なんと言いますかなかなかのなかなかですよー(及び腰)。

記事には、「咲-Saki-」は、小林立さんのマンガで、マージャンがスポーツのように競技として存在する世界を舞台に、女子高生らが大会で優勝することを目指して真剣勝負を繰り広げるという青春物語と、咲のストーリー説明がなされておるのですが、うーむ、間違ってはいないんですけど、この作品の魅力がまったく伝わってこないな。間違ってはいないんだけど。なにが面白いんだか、ちっとも分かんないぞ。

しかし、奉納された物も何枚か撮影されてましたが、このヌイグルミは・・・。→■

池田ァ、てめえ阿知賀編はちょっとしか出てねえじゃねえかっ!!

目立ち過ぎでゲソ。華菜ちゃん、図々しいにも程がありますわー。
そんな久保コーチ的なツッコミはさておき、吉野の桜は是非一度、死ぬまでに見ておきたいですねえ。 「願わくば 花の下にて 春死なん その望月の如月の頃」(by西行)ってやつですよ。いやまだ死ぬ予定はないですけれども!
そういえば日本の5大桜というものがあるんですけど、wikipediaで調べて、ちょっと感動しましたよ。

石戸蒲ザクラ(埼玉県北本市
三春の滝桜(福島県田村郡三春町)
山高神代桜山梨県北杜市
狩宿の下馬ザクラ静岡県富士宮市)※駒止めの桜とも
根尾谷の淡墨桜岐阜県本巣市

すばらっ、永水女子ですよ。咲は名前の元ネタを調べるという楽しみもありますね。
どう考えても永水女子は作者さんのお気に入りの高校だったと思うんですけど、まさかああいう決着になるとはねえ(言ってることとやってることが大違いですよー)。展開が読めないというとこも咲の魅力ですね。姫松まさかの決勝進出、あると思います(真顔)。Vやねん!姫松ですねっ(それ逆フラグじゃ)。末原先輩が死ぬかもしれないけど、愛宕洋榎さんはもっともっと見ていたいなあ。

愛宕洋榎さんといえば、最近(例によって数ヶ月前です、はい)「ミニスカメイド洋榎「い、いらっ、っしゃい・・・ませ・・・」///」というSSを読みまして、非常に楽しかったです。
名作SSと断言できる「愛宕洋榎「はいらっしゃいらっしゃい、美味しいたこ焼きやでー」」の姉妹編とも言えそうな内容で、こういうSSはやっぱ良いなあ。荒川憩さんがメイン的な立場なのも良いですね。「憩「うち手伝ってくれる子一人もおらんかってーん!(涙)」 」とか、クッソ可愛いな。

咲の連載第1回の冒頭で、なにげにガイトさんと荒川憩さんは登場しておるのですが(憩さんは後ろ姿なんですけど)、個人戦1位の宮永照さんはすでに阿知賀編で大暴れをして、3位のガイトさんは現在本編で猛威を振るっている今、2位の荒川憩さんの動向が気になるところです。やっぱ新作の外伝は荒川さんがメインなんじゃないかにゃー。

阿知賀編が終了して、と言いますか阿知賀編のストーリーと本編のストーリーが合流していよいよ盛り上がってきたカンジですが、こちらのサイトでは、2つのストーリーの流れを分かりやすく図解してくれてまして、とても有難いですね。「咲さん迷子中→阿知賀女子とすれ違い」での咲さんの描写のギャップの激しさが面白過ぎる。

こうして改めて両作品の流れを並べてみますと、なかなか入り組んでますねえ。いいよいいよー、こういうクロスオーバー展開大好きー。本編と阿知賀編で、それぞれメインキャラが邂逅を果たした時は興奮したものですよ。しかしなんか、トシさんが意外に両ストーリーを結び付けるキーキャラクターな気がしてきますな。

と、阿知賀編は非常に楽しませてもらったのですが、いかんせん「外伝」ですので、本編に比べ描写が淡白になってしまうのは致し方ないところ。で、そういう時こそSSですよ!
「哩「ひ、姫子が浮気!?」 淡「そうそう」ニヤニヤ」とか、淡さんのヘタレ小悪魔ぶりにホッコリさせていただきました。新道寺女子も、本編での鶴賀と同じくらいの分量でフォローされても良かったんですけどねえ。まあワタシは咲のSSで充分過ぎるほど補完させていただきましたがっ!

新道寺女子は個人的にリザベーションの発動で一気に存在感が増しました。発禁にならず、無事に5巻が発売されて本当に良かったよー(切実)。
哩さん&姫子さんという変態的熱烈なカップルの登場により、新道寺の人間関係の妄想考察に火が付いた感がありますね。羊先輩と美子さんもさることながら、ここにすばら先輩がいるということがすばらですよ。

ぐうの音も出ない程の聖人とみなされているすばら先輩が(具体例)、この強烈なカップルの片割れ(姫子さん)に恋したらどうなるのか・・・。どうなってしまうのか。うむ、確かに興味深い。

N:友人に恋しちゃいけない。ゲイであるということは、それ自体が孤独だ。それも強烈な孤独。物事の本質だから仕方ないけど、すごく孤独だ。


と、以前ヨンシーの記事で引用したことがあるのですが、その人が誠実であればあるほど、その孤独は深い。果たして、ぐう聖・すばら先輩はこの孤独に耐えることができるのか

好きになるという気持ちは抑えようがない。抑えるということは死ぬということと同義だ。だが、友人に、親友に恋するということは、その親友を殺すことになってしまう。自分を殺すのか、親友を殺すのか。どちらか選べというのか。選べられるものなのか。もう、生きていくことができない。親友としても恋人としても。

すばら先輩は「鋼のメンタルの持ち主」とも称されるのですが、そのメンタルはまさにこういうシチュエーションのために生まれたものではないかと、思わず錯覚してしまいそうです。悲劇は強い人間にしか生まれない。この悲劇に耐えるために強い心を持って生まれてきたのだと、そう思わせる力が悲劇の本質だ、と小林秀雄が「悲劇について」というエッセイで述べてましたが、新道寺女子の人間模様に「悲劇」を感じ取った、上記のpixiv画像の作者さんの嗅覚はすばら!・・・しいなと。そりゃこの人の同人誌を買っちゃいますよ。まあまあ、まあまあ。

こんな調子で、咲ネタならいくらでも出てくるのですが、今回はこれまで。ああ、やっとすばら先輩のことが書けた! このためにずっとプロフ画像をすばら先輩にしてたワケですよ、長かった・・・。そんでもって例によってチャンピオンの感想を書く時間がなくなるワケですよ! なまさん、いつも期待外れで申し訳ないっす。今週のチャンピオン(27号)は濃かったですねえ。ヘッレーン!