賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

Let Down(Radiohead)


レディオヘッドキッドA」から入っていったので、これまであんまり聴き込んでなかった「OKコンピューター」を最近になって聴いているのですが、このLet Downとか、ええ、まったくもって今頃なのですが気分が高揚してきて実にいいですなあ。

この陰鬱ながらも不思議に湧き上がってくる高揚感はなんなんだろうなと考えてみると、U2の「ヨシュア・トゥリー」に近いものがあるかなと。
 
 
 
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などと無意味に図式化してみるのもなんなのですが、存外に符合してるのではないかと。レディヘファンとU2ファンの両方に叱られてしまいそうですが。
オケコンで「おお!」となった後のKID Aでの「あれ?」感と、ヨシュアで「おお!」となった後のアクトンでの「あれ?」感とか、イン・レインボウズで「おお~」となった後でリムズの「おいおい」感と、HTDAABで「おお~」となった後でのNLOTHの「おいおい」感など、自分的にワリカシ一致してるような気がするんすよ。ええ、強引極まりないことは自覚しております。

この伝でいくと、ザ・ベンズがU2における焔ポジションにあたり、パブロ・ハニーがU2の初期三部作(BOY/OCTOBER/WAR)に該当することになりますが、ザ・ベンズの成長というより進化と形容した方が良さそうなスケール・アップ感と、プロデューサーにブライアン・イーノを起用するなど、焔におけるU2の変身っぷりは似通っている・・・もうええっちゅーねん。

両バンドともこんだけ長くやっていてメンバーチェンジが一度もないなど、共通点が多いバンドだと思うんですが、今後も息長く活動していって欲しいものです。とりあえずニュー・アルバムをばっ・・・!