賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

週刊少年チャンピオン49号感想

力不足でした。出直して来ます。(ヤングジャンプ49号の巻末コメントより)

今年一番悔しかった出来事は、間違いなく「スピナマラダ」(野田サトル)が終わってしまったことですが、この気持ちは大事にしまっておいて忘れないでおく。
ということで、これまた久々にチャンピオン感想です。スピナがチャンピオンで連載していたなら・・・ッ。


鹿嵐さんが来たわあ~。
まさかの鹿嵐(かならせ)さん颯爽と再登場ですよ。なにこれ、超笑える。殴られ要員とはいえヒラオリくんもほぼレギュラー化してるし、シュガーレス始まったなっ。
せっかくの修学旅行だというのに、変わり映えしない展開に、ちょっとウンザリ気味でしたが、俄然面白くなってきたなあ。これは次回が楽しみです。

パンダのこ(角光)

今週も乃仔さんがアホ可愛くて結構でございました。相変わらず乃仔さんが気合入りまくりの服装でしたが、これが男性マンガ家さんの手によって描かれてるのかと思うとゾクゾクしてくるワケですよ。単行本が出ましたら是非サイン会をお願いします。

プルプルしながらお任せポーズしてるマーニーさんが可愛い。
連載当初はどういう方向性でいくのか、見当もつかなかったのですが、どうやらヘレンさん系統らしいですね。白木々津だあ~。

ブラックギャラクシー6外伝(阿部共実

マジ泣きするギドさんが可愛い(そればっかだな)。
ザッキンさんがいつも美味しいポジションにいるのが羨ましすぎるぜ。
シロさんが今週見かけませんでしたが、次回はシロさんがメインになるのかな?

秘境ハンター(宮谷拳豪)読切

ヤンジャンでも読切描いてましたねえ。あっちの方はクソつまらなかったのですが、こっちは良かった。いきなり主人公が泣きだしたシーンとか面白かったです。これならシリーズ連載とかになっても全然オッケーよ。

バーサスアース(渡辺義彦

もしかして、このお話の主人公は林くん? ってくらい、いいポジションだなあ。
主人公のハルトくんが、いまだ「軽い」状態ですので、林くんの存在感が際立ちますよ。
今回の戦いは躍動感があって楽しめましたので、こんなカンジで次回も話を進めていただけたら嬉しいです。
ヘルメット編はこのまま打ち切りモードに突入するのかとハラハラしましたよ。

スポ×ちゃん!(竹下けんじろう

今週の女の子たちが仲良くもんじゃ焼きを食べてるシーンを見てると、読者が「てんむす」(稲山覚也)に求めてるのは、多分こういうのなんじゃないかなーって思ってしまったり。
でも稲山センセイは恐らく萌え描写はニガテだし、食べ物についても恐らく関心はない。こういう人がなぜ女の子しか出てこない大食い競技マンガを描こうと考えたのか理解に苦しみます。

ラララライブ(サブ)

こういう系のお話だと、やはりこの人の高橋留美子的センスが光りますなあ。
電車で尾行してるシーンは、なんだかちょっと「さくらDISCORD」(増田英二)を思い出してしまったのですが、泣いたりはしない。
面白かったのですが、こういうお話ばかりですと、一番気に入ってるキャラであるフジコさんの出番が激減するので、そろそろ打ち切られる前に本筋に入っていただきたいところ。


鬼さんコチラ(重本ハジメ)最終回

人間の悪意を描ける人というのは、その悪意に身を委ねたことのある人じゃないかと思うのですが、このマンガ家さんは多分ないんじゃないかと思う。悪者があまり悪く見えませんでした。アホだとは思ったけど。
絵力というものは間違いなく持ってる人ですので、次回はじっくり自分の資質に合った題材をもとにした長編マンガを読んでみたいですね。お疲れ様でした。

篠原こだまの愛のかたち(藤近小梅)最終回

凄く良かった。予想以上に良かった。これが本性かッ!
既存のマンガから借りてるような部分が見られますが、何を描きたいのかが明確に伝わってくるのでまったく問題ないですね。これは楽しみな新人さんです。できれば別チャンでコツコツ読切を描いていって欲しいなあ。


今週はこんなところで、なんだか毒にも薬もならない感想で申し訳ない。軽く燃え尽き症候群