賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

「楽園」夏のWEB増刊を読む(前半)

眠いので記事を更新します。

なんていうか、ショック療法です。
コミックナタリーでも紹介されてますが、先月からまた楽園でまた、WEB増刊が開始されたんですよ。こうして無料で配信してくれるとありがたいですね。百聞は一見に如かず。まあまあ、なにはともあれ、ちょっと読んでみて下さいよと薦められるワケですよ。
 
とはいえ、わりと「楽園」本編とリンクしてる作品も多いので、そういう意味でフォロー的なこともできたらなあという下心もあっての感想をちょっと書いてみようかなと(笑)
まあ、あんまり参考にはならないでしょうけれでも、やってみるです。
 
おお、位置原さんがまたキタ――! これは本誌掲載もあるなっ。
しかも今回はベタ甘ラブコメですよ。なにを猫を被っているのでしょーか。いつも通り、「お兄ちゃん、おフロにTENGAおきっぱなしやで」くらいやってもらわないと! え、TENGAってなんだって? お兄ちゃんに聞いてください。
と、いきなり下品なお話になってしまいましたが、「こういう話もイケますよ」ということで、これで読者層が少しでも広がるといいですねえ(じゃあ足引っ張るな)。

vol.6に掲載された「カテゴライズ」の後日談。うむ、多分この人は一生こういうお話を描いていくのだろう。
良いか悪いは別として、こういうのを描きたいからマンガ家になったんだろうなあ。

7月23日「あまあま」志摩時緒

いやまあ、それより露出の高い格好もいつでも見てるけど」。
このイラッとする感じを分かってもらえるだろうか。なんだ、「リア充爆発しろ」とでも言ってもらいたいのか?

7月26日「コレクターズ」西UKO

あーすごいイメージできた」 「それもう完璧ちゃうん」。
君のいる町」でいう枝葉柚希さんタイプですね分かります。
毎回最後のページでポエムっぽい心情告白があるのですが、こういうの好きです。

どなたか、どこが面白いか、解説プリーズ。
こう、面白さが分からないと、自分にマンガを読む才能がないのかと悔しくなるな!
マンガを読むにも才能が要るんですよ、まったく。

7月29日「進め!夏のロケット団」あさりよしとを

可もなく不可もなく。


7月30日「Love&Peace」竹宮ジン

 「想いの欠片」のスピンアウト作品、でしょうか。最初気付かなかった。あの喫茶店のマスターがこの人なのね。
現在の状況は、片思いの男性にフラれたっていうか他の女の子に告白したことを知った女の子(黒髪メガネの子)が、なかばヤケクソで他の男と付き合うところなのですが、単行本の方で多少ネタバレしてるので、「そうかー、こっからこうなるのかー」と興味深いです。
「想いの欠片」のアマゾン・レビューで、「この作品は百合ではない」と断定されてる方がいらして、こちらも興味深いので一部引用させていただきます。

作品は、比較的丁寧に書かれています。ですが百合とビアンが、同じ扱いをされることに、抵抗があります。 
またステロタイプの、セックスモンスターが登場する事も、嫌悪する理由です。 
一般的な百合作品とは違い、その点において嫌悪感が拭えません。 
百合と、ビアンが同じものとして語られる事は、とても心外です。 

 ここまで枠でくくらないとマンガが楽しめないってのは、不自由なことだなあというのが率直な感想ですが、読み方は人それぞれ、文句の言いようもないことですけれども、元セックスモンスター(男子高生)としては、なんだか「生まれてすみません」とか、謝ってしまいたくなるので困る。いや、さすがに9割はないな!7割くらい?

それはともかく、生涯現役百合漫画家宣言をされているマンガ家さんが、こういうセックスモンスターも(それ言いたいだけちゃうんか)、きちんと描いてくれてるという点は、やはり褒めるべきでないかと愚考する次第。なんでも描けるのが百合漫画家なんだよ!(いや、それは違う) 
 
(続く・・・)