賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

週刊少年チャンピオン47号感想

久し振り過ぎて、なにをどう書いていいのか、ちょっと良く分かんなくなってる賽の目です、こんばんわ。

なにはともあれ、今週号に梅田阿比センセイが戻ってきたのが嬉しいですね。来週は松島幸太朗さんも戻ってきますし、この調子で今度は「透明人間の作り方」の増田英二センセイも集中連載ではなく、本格連載の形で復活して欲しいところです。
 
 
 
 
御堂筋「弱すぎなんだけどマジ!
    誰こいつをエーススプリンターって言った奴は!
    誰だよこいつを直線鬼って言った奴は出てこいよ!
    キモッキモッしてやるよボクが!
    よーえーなまじバキュンバキュンとか言ってまじで!
    パワーバー食い散らかしてるだけじゃねえか!
    そういう競技じゃねえからこれ!」
 
というネタを考えたけれども、とっくに旬を過ぎてしまってガッカリな賽の目です。でも書くけど(元ネタ→■)。
まあしかし、なんですな! 途中までなかなか楽しませてくれましたが、新開くんも御堂筋くんも底力を隠し過ぎてて、最後の方はちょっとシラけてしまいましたよ。
 
御「これが私の実力です」
新「私はその倍速いです」
御「私もまだ本気ではありません」
新「実は実力を隠してました」
御「過去のトラウマを利用させていただきます」
新「覚悟によって過去を断ち切ることでトラウマから解放されます」
御「拘束具を外します(ぶるうん)」 
新「愛する人の想いが私を立ち上がらせます」
御「あなたとは背負っているもののレベルが違います」
 
これが噂のブリーチ展開ってやつか(なん・・・だと?)。正直、こういうのは好きじゃないです。バトル物ならしょうがないかなとも思いますが、スポーツ物で、こういう展開はなあ・・・。
まあ、スポーツマンガと思わず、バトル系マンガと割り切って読めばいいのか・・・な?
 
 
焼き肉も大好きなイカ娘。肉食性のイカとか、なんか怖いでゲソ。
そして「うん、すごくおいしいよ!」のたけるが可愛すぎて泣けるのです。
 
 
阿形さんは大鵠を殺してもいいと思うんだ。
少年マンガ的に。そしてその後国外逃亡して、傭兵とかになったりして、最終的に全世界放映で横綱になればいいんだ。
そんな物騒な感想はともかく、夜、痛みを堪える吽形と、それを鯉太郎たちが様々な思いで見て見ぬ振りをするシーンは泣けますね。大鵠は高鼾をかいて寝ているとか思うと、余計怒りが増してきますよ。
最後のページで、「怒りでなんかデビルマンに変身しそう(by崎山香織)」な勢いの阿形さんに期待したいです。本当にもう、この長く続いている鬱憤を晴らさせてください!
 
 
財前さんかっけー。クールなようで実はアツい人だったんですねえ。こういう人が副将にいれば、先鋒の半座も安心して負けることができますね(笑)
 
 
3星ズイベント大感激でした! 皆様、優しい温かい・・・。
よし! 頑張って血飛沫描くぞ!!  (巻末コメントより)
 
頑張る方向性が完全におかしいです!
 
クモ編で、もう満足したかと思いきや、まだまだ血に飢えてるようですね。来週がコワいよう。
 
 
「ソーヤングだね」とか、なかなか面白いキャラでしたね、キリオ。
結局、あんだけ岳とやり合った短パンの出番はアレで終わりなの? とか、お話の構成的に未消化な気もしますが、サクサク展開するのは良いコト。岳と短パンの抗争よりも、やる気を見せたマリモさんの動向の方が、やはり気になりますね。
 
 
・スーパーバイトJ(沼田純
その場で言えば~~!!」って言うのは、ワタシも実生活で経験あるなあ。
それはともかく、沼田センセイのサインも欲しかったです。
 
 
・キガタガキタ(西条真二
ワリとあっさりと攻略してしまいましたね。
あの三人娘との絡みは、今後も続けて欲しいなあ。
 
 
パンドラさん、久々の登場。メイクも直して万全だ!
でも、そろそろ服装も替えていい頃だと思うんだ。
 
・煉獄花(梅田阿比読切
最後のページが恐かったです。ハッピーエンドなんだかバッドエンドなんだか・・・。
桐原いづみさんというマンガ家さんの作品に「白雪ぱにみくす!」というものがあるのですが、こちらもシンコさんというキャラが、お園さんという幽霊とお友達ですね。シンコさんも幽霊が見えるということで、クラス全員からシカト食らってるのですが、お園さんが友達でいてくれるから孤立しても大丈夫なのですな。幽霊であれ何であれ、友達というのは大事ですので、うむ、これはやはりハッピーエンドということにしておこう(笑)
最新刊の6巻で、お園さんがめでたく成仏してしまい、いよいよ1巻から隠し通してきた、シンコさんの真情があらわになるという、物語の構成的にクライマックスに達した感があるのですが、要するに6巻の感想を書きたいのですよ。
 
それはともかく、幽霊で思い出しましたが、43号に掲載された「破壊症候群」(阿部共実)の作者さんのブログにも、「メゾンドジサツ」という作品が載ってまして、こちらも幽霊さんが出てきてますなあ。流行ってるのか。正直「破壊症候群」よりも、こちらの作品が好みだったりします(笑) 「破壊症候群」は、少年誌向けということを意識して描いた作品なんだということが分かりますね。
とりあえず週刊少年チャンピオンでも、「あるっちゅーにい!あるっちゅーにい! 色んな男と手つなぎすぎて 指紋も削れてもたわい!」みたいな、可愛い女の子が出てくるマンガをまた描いて下さいということでひとつ。
 
どんどん、梅田阿比さんから離れてしまいましたが、ええと、次回はもう少し明るい話でお願いします。