賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

週刊少年チャンピオン41号感想

 
ケルベロス」のフクイタクミ、「ハンザスカイ」の佐渡川準、「シュガーレス」の細川雅巳の3人が、10月9日にジュンク堂書店新宿店にて合同イベントを開催する。
イベントではトークショーとサイン会が行われる予定で、詳細は次号以降の週刊少年チャンピオン秋田書店)にて発表される。イベントに参加するための整理券は、本日9月9日以降にジュンク堂書店新宿店にて、10月8日発売の「ケルベロス」3巻、「ハンザスカイ」3巻、「シュガーレス」3巻の3冊すべてを予約した先着40人に配布。なお電話での予約も受け付けている。(引用元:コミックナタリー

合同イベント開催・・・だと?

やるな、ジュンク堂。それにしてもなんとか定着させようとしている「3Stars」って呼称は、「東京スーパースターズ」と同じくらい恥ずかしいゾっ。
 40名という人数が、なんだかショボい気がしなくもないのですが(景気良く100人くらい呼ぼうよ)、え、ボクですか? そんなの行くに決まってるじゃないですか! ていうかですね、ワタクシ連載前から彼らに期待していたのですよ。まあ一番期待していたのは「透明人間の作り方」(増田英二)だったのですが・・・_| ̄|○
 
無敵看板娘」という「実績」のある佐渡川準さん、チャンピオン伝統の「ヤンキー」モノを描く細川雅巳さん、かつて松山せいじのアシも勤めていたという「ヘンタイ」のサラブレット、フクイタクミさんと比較すると、やはりセールスポイントが弱かったかなとは思いますが、できれば「イカ娘」みたいに集中連載→本格連載へと繋げていって欲しかったですね。
 
そんな、3Starsじゃなくって、4Starsでいて欲しかったー!な賽の目です、こんばんわ。いやあ、しかしこれは来月が楽しみですね。思えば、チャンピオン作家のサイン会とかって行くのは初めてじゃないかな。
ワタシがこれまでに行った、ジュンク堂でのサイン会といいますと、谷川史子さん(くらしのいずみ)、林家志弦森永みるくさん(ストロベリーシェイクSWEET&くちびる ためいき さくらいろ)、売野機子さん(薔薇だって書けるよ)、福島聡さん(少年少女)と、正直ワケが分からない人選なのですが、要は、ジュンク堂の書店員さんの趣味で決まるということでしょうか。紳士ね!
 
それはともかく、10月9日は、「この作品における、藤木穂波さんのポジションはなんなんですか?」とか、「この作品の主人公は椎葉岳で間違いないですか?」とか、「なんでそんなにリョナが好きなんですか?」とか質問したいぜっ。 リョナが嫌いな紳士なんていません!!
ひとつ気になるのが、電話予約した際、教えてもらった整理番号が40番台だったこと。確か先着40名までだったような・・・? ホケツ? 補欠なの? くそう気になるぜ! 明日新宿に行って確かめてやるぅ!
 
 ということで、忘れた頃にやってくるチャンピオン感想です。毎週楽しく読んでるのよ?
 
 
巻頭カラーで首チョンパとか、岡本倫リスペクトにも程がありますよ。
長きに渡ったクモ編も来週でいよいよ決着らしいですね。作者さんのヘンタイっぷりも、十分了承致しましたので、次シリーズはもう少し手加減してください
 
 
卜部さんがあっさり敗退かあ。岳以外は全員勝利して、いよいよ主人公の地位を失陥するかと思ってましたが、この結果を見る限り、まだかろうじて岳が主人公といってもいいかも。
ヒラオリ君が久し振りに登場したのは嬉しかったのですが(1コマだけだけど)、ワタシも正直1年生狩りで真っ先に血祭りに上げられるのはヒラオリ君だと思ってました。相手にもされないのか・・・。
今回の話は、マリモさんが本気で上を目指すためのエピソードになるのかな? マリモさんは飄々としたキャラでい続けて欲しいなあ。
 
 
このままッ!!
親指を!
吽形の!
目の中に…………
つっこんで!けたぐるッ!
 
 
目突きから怪我した右膝へのけたぐり。見事なまでに卑劣な技のオンパレードです。ディオかお前は。
あんまり大っぴらにこんなワルいことしてると、いつか上の方から、なんらかの制裁が下されるでしょうねえ。
できれば空流の面々が派手に制裁を喰わらして欲しいですが。
 
 
いやあ、燃えるわあ~。背中をバンっていうのは、ちょっと「弱虫ペダル」のとカブってましたが、そういうのは気にしない!
この作者さんは、マンガが異様に達者なところと、異常に下手くそなところが混在していて、とっても評価しにくいマンガ家さんなのですが、今週は良い佐渡川センセイが見られたなっ(笑)
 
 

行徳魚屋浪漫スーパーバイトJ(沼田純

キャラ墓場の二人が懐かしい。てか目突きはやめい、バチバチを思い出すじゃないか。
 
 

侵略!イカ娘安部真弘)センターカラー

千鶴さんの真似をする栄子さんが可愛い。先週のTシャツびりびりも可愛かったですが。
今週は多少絵が荒れてるような気がしましたが、単行本作業が大変なのかな。
 
 
今週もなかなかヒワイな展開ね!
イカ娘とみつどもえが並んでると、なんかもったいない気がするな。
この2作品がアニメ化って、改めて考えると凄い話だなあ。
 
 

仁侠姫レイラ(米井さとし)

もうすぐ終わりそうですなあ。色々文句を言ってきましたが、終わるとなるとやはり寂しい。
どういう最終回を迎えるのか、ここは原作者さんの意地を見せてもらいたいところ。
ちなみに、将来への投資ということで、単行本を買いましたよ、「みつどもえ」の10巻と一緒に、アニメイトで。うむ、なかなかの表紙詐欺だなっ!帯がなかったらだまされますよ、これは。
 
 

クローバー(平川哲弘

シュガーレスの人も、これくらい女子を出せばいいのになあ。
頑ななまでに一人も出してこないな。
それはともかく、せっかくバーベキューを楽しんでいるところで、悪い人たちが参上。
つくづくケンカパートが不要なマンガだなって思います。
そして今頃ですが、38号のCTCに、鳴我が載ってたのが地味に嬉しかったです。ロキさんはエラいなあ。
 
 

ひよりびより(哲弘)

今回はこういう路線できたかあ。アニメ化とか、狙っちゃう?
この路線で、どこまでこのマンガ家さんの毒を中和できるのか、楽しみです。
 
 
いいからもっと、泣いて化粧がはげたパンドラさんを登場させるんだ。
 
 

さらし首三人衆(山下勲)新連載

 む、無理ですぅ~。
 
 

出陣!!ムショ高排球軍(栗元健太郎

これもなんか、もうすぐ終わりそうな雰囲気ですねえ。
今さらですが、才能vs努力という構図は止めておいた方が良かったような・・・。
「ピンポン」(松本大洋)を超えるくらいのものが描けるという前提でやんないと、みんな感心しないっす。
せめて「GO ANd GO」(古谷野孝雄)の柳みたいなキャラが出てくれば良かったんですけどねえ。
 
 

キガタガキタ(西条真二

い、いい話じゃないの。この前の真淵沢妖湖さんのお話といい、さすがベテランですね。
このまま、巻末ポジションで長く連載を続けて欲しいなあ。 
 
 
 
 
来週の読切(「とめがね」(八谷美幸))は、なかなか地雷な予感がします。「エッチ全開」と申したか。
チャンピオンがこの路線で成功した例を見たことがないですよ、ボクは。