賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

週刊少年チャンピオン36+37合併号感想

夏真っ盛りで大変暑い日が続いておりますが、夏と言えば、そう「読書」!(秋なんじゃ・・・)
皆さんはどんな本を読んでらっしゃいますでしょうか。
 
ワタクシ、最近知ったのですが、長門有希の100冊というのがございまして(こちらの方のブログなど参照)、なかなか今風な、SFありミステリあり、オカルトありキワモノありと、いかにも10代の本好きの女の子が読んでそうな本がセレクトされていて、こういうのはなんかリアルでいいなあって思います。よっしゃ、ワシも読んでみようかって気になりますよね。でもボク、長門有希ってどんな人lなんだか、良く知らないワケですよ。綾波レイみたいなキャラなんでしょーか? ちなみにワタシが読んだことのある本は、
 
12 筒井康隆『バブリング創世記』
41 アレイスター・クロウリー『法の書』
47 と学会『トンデモ本の世界』
48 中島らもガダラの豚
61 ドストエフスキーカラマーゾフの兄弟
62 井上ひさし吉里吉里人』
67 G・K・チェスタトン『ブラウン神父の童心』
68 村上龍昭和歌謡大全集
73 島田荘司『奇想、天を動かす』
87 吉野朔実『ECCENTRICS』
 
の10作品のみ。これは要するにワタシの読書量は、長門有希さんの1/10程度ということで、きいっ、なんか悔しいわ!
吉野朔実さんの作品が、ごく普通にリストアップされてるところなんて、本当に今ドキだなあってカンジですね。ええくそ、マンガなら負けないぞっ。
 
 
と、良く分からない前振りをしたところで、久し振りの週チャン感想です。合併号の今こそが好機!
 
 
・バキ外伝 疵面(板垣恵介
体育の日ということで、マラソンにいそしむ花山さん。いつだったかのメイド喫茶でお茶してたのはきっと文化の日だったからなんですね! メイドは文化だ!!
この外伝ものは、こういうノリで十分なんだよなあ。花山さんが釣りしたりオムライス食べたりしてればオッケーなんですよ。
ああいう方向性に走って、挙句追い込まれて長期休載とか、実にもったいない話です。
 
 
ここ数週のみつどもえは、アニメ化の影響でしょうか、原点回帰というか、作者さんが昔の作風を思い出したのでしょうか、なんかいいですね。34号での、ふたばさんの柔らかい所をすかさず発見した佐藤くんのリアクションが、ことに面白かったです。こういうのは好きだなあ。もう付き合っちゃいなよう!
 
 
新開△~。逆に散々挑発した挙句にチギられてしまった御堂筋くんがえらい格好悪いな。
インターハイはチーム戦」ということで、ようやく箱学と京伏とのチームでの戦いが見られると思いましたら、またまたこういう個人間の勝負が始まってしまい、いまだ良くルールがつかめないのですが、このマンガはあまりそーゆーことは考えず楽しめばいいのだなと少し悟りました。
 
 
作者さんの趣味が全開の回だったなあ。
我が子を生贄に差し出す親たちとか、なんかもう、実に後味が悪いな。
コータローまかりとおる」(蛭田達也)というマンガにも、似たようなシチュエーションがありましたが、こちらは焼けた鉄板の上でやる分、もっとタチが悪いな。
人間より悪い生き物というのは、ちょっと思いつかないですね。
信森くんと友恵さんが、なんだかいい関係になってますが、友恵さんは景一筋ですので、どう見ても勝ち目のない信森くんはちょっと気の毒かも。
 
 
強い者が勝つのではない、勝った者が強いのだ」(byベッケンバウアー)を地でいく結果でしたね。
これで幕下の優勝争いは渡辺くんと田上さんに絞られそうですが、正直今は、吽形vs大鵠の行方が気になります。吽形さんの引退フラグが・・・。
 
 
この女・・・誘ってやがる。
な扉絵でしたが、リズさんはいいなあ。お色気担当はこの人が一手に担って欲しいものです。
 
 
・出陣 ムショ高排球軍(栗元健太郎
スポーツトレーニングも近年著しく様変わりしてきておりますので、根性一辺倒の練習を見てると心配になります。疲労骨折しない程度に頑張ってください。
 
 
・侵略イカ娘(安部真弘センターカラー
アニメの絵が公開されてましたが、なかなかイイ感じじゃなイカ
なんだかシンディーさんがやけに美人に見えるぞ。
それはさておき、今回はいかにもワールドカップを観て思いついたぜなネタでした。今回の決勝戦罰金処分が下されるくらいイエローカードが多発しましたが、この件を風刺してる・・・ワケないか。
この作品も、連載してもう150回にもなるのかあ。毎週毎週、本当に良くネタが続くものです。これからも頑張ってください。でも渚さんの男装はボクは断固認めません。あんなキリッとした渚さんは渚さんじゃないやいっ。
 
 
死んだはずの母親が、突如ハイレグ姿で現れて自分の野望のために死んで頂戴と殺されそうになるという、希有の体験を着々と積んでいる主人公がお可哀想です。「少年魔法士」(なるしまゆり)のレヴィよりヒドいな!
現在、週チャンは空前の経産婦ブームとなっておりますが、その筆頭であるテンマのお母んが、いつまで調子に乗り続けられるのか。パンドラさんの泣き顔も見れたことですし、もうお腹いっぱいですので、退場されても構わないっすよ。
 
 
・スーパーバイトJ(沼田純 
続いてますねえ。次号は取材のため休載だそうですが、なにを取材するというのでしょーか。
恒例の人気投票では、初登場8位と好順位につけてますので、なんとか単行本が出るまで踏ん張って欲しいですね。相変わらず「バチバチ」が圧倒的に強えなあ。そして「ケルベロス」が人気ありすぎなのが可笑しいです。みんなヘンタイだー!
 
 
任侠姫レイラ(米井さとし)
逆に圧倒的に人気がないのがレイラ。24位かあ。「ドカスパ」並みだよ。
前回は9位と、「イカ娘」と同じ位の順位だったのに、人気が「イカ娘→ドカスパ」って、凋落にも程がありますよ。
もうちょっとこう、「キャラを立たせる」というか、色々やるべきことがあるでしょうと、説教したいぜ!
そういうのが出来てないから、レイラが必死こいて頑張ってても、読者は「ふーん」としか思わないんじゃないでしょうか。
あざといくらい、そういうことに力を入れている他の連載作品(「弱ペダ」とか「バチバチ」とか)を見習って欲しいなあと思いますが、もう手遅れなのかな。作画の人が相変わらずいい絵を描くので、この作品がネタマンガとしてしか読めないことが残念です。「ザ・土偶」ってなんすか。
 
 
・クローバー(平河哲弘)
鳴我は、いいキャラだったなあ。これで退場するのが残念だ。
バチバチ」の石川大器みたいに、良い先生に恵まれていれば、鳴我も、もう少し違う道を歩んでいたかも。
なあ鳴我くん、キミも空流部屋に入門してみなイカ!?
 
 
佐倉さんが完全にヒロインポジションに収まってきたり、レギュラー争いが激化したりと、毎週面白いです。
33号の「空手に先手なし」とか、こういうのいいなあ。藤木さんとか、過去にめちゃめちゃアグレッシブに半座に殴りかかってたよーな気もしますが、そういうコトは忘れましょう!
色々と過去が判明してきましたが、前に事件を起こした人は、バベル主将なんでしょうか。3年生の部員が1人だけというのも不自然ですし、その辺りの経緯も明かされそうで続きが楽しみです。
 
 
久しぶりにシャケさんが登場。無双してますねえ。
今回の新キャラは九島の校章をどこにも身に付けてないので、もしかしたら他校の人かもしれませんが、九島の生徒だとすると、相当のアウトローですね。このキャラでシャケさんの強さの底が見れたら面白いです。
 
 
・アル(所十三
最終決戦が始まり、いよいよ終わってしまいそうで残念です。
弱点を見つけたというエド爺が、死亡フラグ立ちまくりなのが恐ろしいところ。死なないで~!