賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

週刊少年チャンピオン20号感想

書きたいことが多すぎて、なにから書いていいのか、全然分かんにゃい。

こういう時こそチャンピオンの感想だ! 一か月くらいサボってたけどな!

バチバチ佐藤タカヒロ
阿形様のおかげですビルに笑った。ナスカプロモーションビル(@はみどる)よりひどいな!
鯉太郎の次の相手は石川大器かあ。村神という強力キャラが登場したおかけで、主人公のライバルポジションが危うくなっておりますが、なんとかここでいいところを見せて欲しいところです。


・侵略イカ娘(安部真弘
とりあえずアニメ化おめでとうでゲソ!
作者さんも、自分の作品がアニメ化することが目標であって、アニメになりやすい(と思われる)電撃大王にも投稿していたんだよなあ。宿年の念願がかなった安部真弘センセイが、これからもより一層面白い作品を描いてくれることを期待しております。
今週は早苗回ということで、登場時から笑わせていただきましたが、「ま、まあ嫌いではないんじゃなイカ?」のコマが少し荒れていたのが残念。単行本作業&先週の2本立てで、かなりキツかったのだろうなあ。こういう時、早苗さんというなにやって面白いキャラがいると助かりますね。面白いというレベルは、とっくに超えてるかもしれませんが。そして渚さんが久しぶりに登場したことも嬉しかったですね。1コマだけですが(涙)。


弱虫ペダル渡辺航
16号の荒北さんが格好良かったです。無茶振りな走行も良かったですが、「おめーががんばれ ボケナスが!」とか、こういうトッポいキャラは好きだなあ。まあ、その後、御堂筋を追いかける今泉に付いて行けなかったりと、イマイチだったのですが。


・元祖 浦安鉄筋家族浜岡賢次
19号の、武闘派の音楽教師の話は面白かったです。「リンゴー ボンゾー」とか元ネタが分かってるネタは面白いですね。


・魚屋レジェンド スーパーバイトJ(沼田純
沼田純、復活! 日記マンガって流行ってるのか?
それはともかく、沼田純のマンガがまた見れて素直に嬉しいです。
しかし、19号のパートのおばさんがかわいすぎるな。イシデ電の描く志村貴子並みに可愛いじゃないか。志村貴子さん、いいお友達を持ってるなあ。ええと最近買ったのですが「月光橋はつこい銀座」、面白かったです。と、とりあえずフォロー。やっぱ絵柄が似てるなあ。
それはさておき、実話を基にしたお話ということで、どこまでぶっちゃけられるかが難しいと思うのですが、クビにならない程度に面白おかしく描いてくれればいいなと思いますです。


ケルベロスフクイタクミ
修行編も、いささかダレてきたかなあというタイミングで仇喰を投入。出来ておる楠。
一部で、「雪房女性説」というものが流布されておりますが、こういうシーンを見ると(17号)、ワタシもそんな気がしてきます。1コマですが、景と雪房の関係が良く分かる、いいシーンだなあと思います。


冥王神話手代木史織
ショートカットのサーシャさん(18号)はいいなあと思います。綾波


ハンザスカイ佐渡川準
ようやく、本格的に物語が始まった感がありますねえ。血風録らしくなってきたあ!
一時期は本当にハラハラしましたよ。蓮城高校には女子部はあるのでしょうか。大谷さんや穂波さんの活躍にも期待したいところです。


シュガーレス細川雅巳
マリモさんが過去にシャケとケンカしてたってのは、さすがに後付け設定すぎる気がします。シロが本当はシャケが嫌いだったという設定もそうなんですが。
ここらへんは、もうちょっと設定を煮詰めてから話を進めて欲しかったなあと思います。


・タイガーリリー(鷹見隼人)読切
少なくとも大友剣よりは好感が持てるビッグマウスではあります。
でも、先週の読切もそうなんですが、野球マンガである必要性があまりないような・・・。
おおきく振りかぶって」みたいな、野球が好きでしょうがない人が描いたマンガがヒットしているのですから、こういうハッタリ系の野球マンガはどうなんだろうなあという気がします。ていうか高校1年の春の段階で130キロ出せるって、十分天才ではないかと。コントロールも抜群だったし。


17号で最終回を迎えた「透明人間の作り方」(増田英二)は、まさかのハッピーエンドにビックリしました。絶対にアンハッピーエンドで終わるんだろうなあと覚悟を決めて読み進んでいただけに、これは嬉しい誤算でした。物語はやはりハッピーエンドを迎えてくれないと困ります。
ミキさんが主人公の姉だったという、おいおい実の弟にチューするとか「どこの高城千砂ですかな設定」にも驚かされましたが、良い終わり方だったと思います。単行本を出してくれないかなー。


同じく、18号で最終回の「風が如く」(米原秀幸)も、良い最終回でした。そういう風にまとめてくるとは。「シュトヘル」(伊藤悠)とか「透明人間の作り方」とか、この「風が如く」とか、こういう「忘れない」、「忘れられない」という物語は、なんだか泣けてしょうがないです。歳は取りたくないものであります。