賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

続・楽園(Le Paradis )に執筆して欲しい人々

続き・・・


そういう次第で、ええ、思わずJOKERの2月号とか買ってしまったんですが、これは「EIGHTH」がセンターカラー&ポスター付であったから購入したワケでして、決して表紙買いしたワケではありませんよ、失敬な!
いわんや、「黄昏乙女Xアムネジア」(めいびい)の着せ替えカバーに釣られたとか、とんでもない話ですよ。いかん、書けば書くほど泥沼に浸かってきてるうぅぅっ!! 夕子さんが好きで何が悪い!?(開き直りやがった)

と、冗談は抜きにして、JOKERという雑誌は妙にグロい描写が頻出する作品が多く、なかなか定期購読には踏み切れないのですが、先月から始まった「はつきあい」(カザマアヤミ)のような、読む者をブレイクダウンさせる作品が載ってたりするから捨て置けません。
はつきあい」はヤバいです。これ、単行本でまとめて読んだら出血多量で死ぬんじゃないでしょうか? ボクには耐えられる自信がありませんっ。
似た傾向の作品として、コミックハイの「きみといると」(かがみふみを)が挙げられますが、破壊力は、はっきり言って「はつきあい」の方が数段上です。マジでパねえっす。
よりによってJOKERでこんな作品が載るなんて、まったくの予想外でした。単行本が出る日を楽しみにしてますよ。

だがしかし、「はつきあい」が連載されたかわりに、下村トモヒロさんの「自宅警備姫テラス」が終わってしまったことは残念至極。このヒロインさんがなかなか好みだったんですが。不機嫌な女の子って可愛いなあって思います。
はやてXブレード」(林家志弦)の11巻でも綾那さんが堪能させてくれましたが、「はやてXブレード」も、もう11巻なのですねえ。相変わらずハイテンションでめっさ面白いんですけど、ちょっと展開がループ気味なのが・・・。もちろん「はじめの一歩」なんかと比べたら、まったく問題ないのですが、う~ん。
とりあえず最後の「黒騎士、参上!」には笑わせていただきました。その発想はなかった。ななめ上を行くとは、このことかっ。

そうそう、「はやてXブレード」を読んでて思い出したのですが、「キリカのビーム」の同人誌を購入したのですよ。以前、なまさんが紹介してくだすったのですが、とんと失念しておりました。本当に今頃なのですが、なまさん、ありがとうございました。
そして、「単行本で出せないなら、同人誌で出せばいいじゃな~い」と、マリー・アントワネットばりの発想を実行してのけた林家志弦さんに最敬礼です。いやあ見習って欲しいなあ。あの人とか、あの人とか。
この同人誌は、メロンブックスという同人誌専門店で購入したのですが、ぶらぶらと店内を彷徨ってましたらですね、




        https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sighnome/20190819/20190819175547.jpg

相田裕さん、なに野球マンガ描いてんですか。

ビックリして、思わず購入しちゃったじゃないですか。野球やってるマンガを見ると、つい注目してしまうクセはなんとかしよう。
まあ野球マンガってか、青春マンガだったりするのですが、残念ながら面白いです。
しかしながら「ガンスリンガー・ガール」が、大詰めのところまで来てるので、良い気分転換になったかもしれませんけれども、そういうのは、きちんと完結させてから始めて下さいとも説教したいところであります。「ガンスリンガー・ガール」も、連載が長いよなあ。絵柄が何回変わったんだか数え切れませんよ。

ええと、段々タイトルと内容が乖離していってるようですので、ちょっと話題を戻しまして、楽園を購読する主目的である、二宮ひかるさんなんですが、2号はまた10代の女の子がメインのようですな。
個人的にはやはりサラリーマン物をまた描いて欲しいと思ってますが、さらに究極的には歴史モノを描いて欲しいなあと思ってます。いつでもいいので!
二宮ひかるの描く「源氏物語」とか、読みたいと思いませんか? ワタシはすごく読みたいです!

世間一般の人というのは「正しい事」というのはすごく好きで、「こういう奴は許せない」とか「それでいいと思ってるの」と、とにかく正しくないとされている事に対して大変批判が強い。それはいいんですけど「批判した」という事で自分が正しい事をした気持ちになっている。私はものすごくそういうのが嫌いなんですよ。

と画集(「楽園」だ!)で語る二宮ひかるさんが、世間的に数々の非難ゴーゴーなことをしてる光源氏という人を、どう描くのか非常に興味があります。いつか描いて欲しいなあ。冬目景には夏目漱石の「こころ」を描いてもらおう。伊藤悠は「山月記」(中島敦)で!

などと、無駄に夢を膨らませていますが、妄想するのはタダですので、せいぜい心の中で勝手に楽しんでおきますです。とりあえず。楽園の2号が待ち遠しいぜ!