賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

「恋愛遊星」を買った(他色々)

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倉橋ユウスが取られちゃいましたよ、なまさあ~ん
秋枝さんの「伊藤さん」を買おうとしたら、こんなのも出てましたよ。ビックリしたなあ、もう。
これはしかし、山田秀樹さんの「とある女子大生の日常にみる」(エンターブレイン刊)に引き続き、またも電撃大王の期待の新人さんが他社から単行本化ということに・・・アスキー・メディアワークスさんはなにをしてはるの!?
と、多少腹を立てつつ読んでみたものの、残念ながら非常に面白く読めてしまい、さらに腹が立ちました。なんでこれが電撃大王に載らないっちゃられられ~~! アホかー。

このオムニバス形式の連作読切は、コミックアライブにて掲載されてまして、kashmirさんの「デイドリームネイション」もこの雑誌で連載してるんですなあ。なんか目利きの人がアライブ編集部にいらっしゃるのでしょうか。電撃大王に載った、いくつかの短編(みんな切り抜いて保存してらあ)は、新人さんらしい危うさを十二分に孕みつつも、それゆえ無限の可能性をも垣間見させる作品でしたが、この「恋愛遊星」では、自分の立ち位置と言いますか、「何を描くべきか」が、かなりはっきりしてきたみたいですねえ。後はまっすぐ突き進むのみ! ああもう、まったく、


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ですよ! LOOK UP!ですよ。上を向いて行こうぜですよ!
ワタシにとって、倉橋ユウスさんの作品の最大の魅力は「無防備なまでの真っ直ぐさ」というものでして、これが長所であり短所でもある、と思いますが、その魅力を「長所」として最大限伸ばしていくのか、それとも「短所」とみなして克服してゆくのか、今後の方向性が大変悩ましいマンガ家さんであったのですが、こうなったら後はメディアファクトリーさんにお任せしたいと思います(笑)

最後に、倉橋ユウスさんは、第5回コミグラ優秀賞を取った人でして、第6回コミグラ優秀賞受賞作家のまいたけさん(「大奥チャカポン」連載中)も、他社で単行本化とかにならないよう、電撃大王の編集部様には本当にお願いしたいところです。「はやてXブレード」のことは忘れてないですよ!
ということでさて、他にも色々買ってきたんで、これからじっくり読みますよ。短編集ばっかなんで、楽しみだなあ。







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