賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

期待の新人に興奮した。

ゲッサン7月号を買いました。


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くれ、高田康太郎コミックハイとかにくれ~っ!!
これが正真正銘の期待の新人ってヤツなのか~。ゲッサン編集部の方も、相当期待してるみたいで、連載前からプッシュしているのですが、そういう場合、マンガ好きの人たちは、かえって「へん、どうせロクなもんじゃねえだろ」と、斜に構えてしまいがちなのですが、これはイイな!

立ち読みして8ページくらいでレジに向かっちゃいましたよ。初の連載デビューの第1回目としては、“完璧”の部類に入るのではないでしょうか。そりゃあプッシュしますよ。今後どれだけ成長していくのかとか、想像するだけで興奮してきますよ! この絵柄なら売れそうだし! いやあ、いいモン見せてもらいました。小学館が羨ましいぜっ。

しかし、タイトルが「メタりか!」じゃなくなったのが残念無念。断然、コッチの方がいいと思うんだけどな~。
「「メタりか」っていいよな!」「おお、06のサマソニは興奮したよなっ」みたいな、メタリカ違いなネタとか、もうすでに色々考えてたのにい。

まあね、「4文字タイトル」っていうのも、そろそろいい加減にしておけっていうのも、世情としてありますよね。「よつばと!」だけで充分ですよ、正味の話。「けいおん」? 知らんっすよ。

それはともかく、「メタりか」という名称自体は作品中にもあるのですが(「金属理化学研究部(メタルりかがくけんきゅうぶ)」でメタりか・・・強引過ぐる)、その名前から言って、ドラムの人は小柄な人なんだろうなあとか思ってましたが、小柄な女の子とは予想外でしたよ。って、この子がドラムかよ! ドラマーがメインじゃないっすか~! メインキャラがドラム担当なんて、「コータローまかりとおる」以来ですよ!

上の、「うりゃー!」って楽しそうにドラムを叩いているコマ、アレがこの作品の最大の魅力だと思います、他にも色々チャームポイントがありますけど(笑)。「音楽の楽しさ」というものが、読んでいて素直に伝わってきます。これは大変なことですよ。「はじめの一歩」の最大の魅力は、「ボクシングの楽しさ」、試合に勝った一歩が嬉しそうに笑う、あの笑顔にあると思うんですけど、こういった登場人物の、さらにはそれを描く作者自身の喜びまでもが伝わってくるマンガというのは、物凄く好きです。やっほー。

ちなみに、ドラムの女の子の名前は「空次ハル(うつぎはる)」というのですが、主人公の名前が「朝桜小雨(あさくらこさめ)」ですので、その対称としてということなのですが、ハルか、ハルちゃんかあ~。できれば、それはやめて欲しかったな~。「ハルさん、恋に落ちました。オレ、魔法にかかったみたいです。」とか主人公が言ってると、別のマンガのヒロインさんをどうしても思い出してしまうぜっ。次回の「イエスタデイをうたって」で、ハルがどういう立ち位置になっしまってるのか、読むのが恐ろしいワケですよ!

それはさておき、今月もゲッサンを買ってしまったワケですが、「あずまんが大王補習編」で、神楽さんが登場して、そういえば先月は出てこなかったなと思ったら、そうか、神楽さんは1年時は登場してなかったのかと、読んでから気付いて感心しました。細かいな~。今回は、ともさんがはっちゃけ過ぎるくらい活躍していて、先月より面白いなあと思いました。う~む、師走冬子の「あいたま」という作品に出てくる(4文字タイトル禁止!)、とまというキャラクターがとても好きなんですが、そうか、そういうワケでかと納得しました。

さて、これからまた読み返してみますか。いやあ、何度も読んでしまいますわあ。