「みつどもえ」(桜井のりお)の面白かったところをテケトーに挙げてみる
ショーバンの主人公並みに開き直りました賽の目です、こんばんわ。
クロいわー。本当に少年誌の主人公なの?と、それはおいといて、こんだけ「みつどもえ」を読んで笑わせてもらったので、それをそのままスルーというのは、さすがに仁義に反するのではあるまイカ? ということで、どこら辺が面白かったか、紹介してみますですよ。
最後の方が、どうなったんだが、全然覚えてね~っとばかりに立ち読みしてみたのですが、予想してた以上に覚えちゃいねーです。もう買っちゃいましたよ。
まあ、アレですな。25巻のこのページを見て、レジに向かってしまったというのが正直なところですが。
まあ、アレですな。25巻のこのページを見て、レジに向かってしまったというのが正直なところですが。
――僕の恋人は人殺しでした。 ワガママで独占欲が強く、奸知に長けた 善悪の概念を持たない、同情の余地のない 犯罪者でした。
ああ、こういうのは好きだなっ。しかし本当の犯罪者は、当時13歳だった天野瑞希を恋人にした若センセイ(当時27歳)の方なのではないでしょーか? この変態が!
そんなみつどもえな話はともかく、矢野アキラは、やっぱり良いキャラですねえ。26巻にまで至っても、まだ伊沢の気持ちに気付かないんですか・・・?(→■)
鈍いっていうレベルじゃねーぞ! まあやはりラブコメというものは、殺人的にニブいキャラを配さないと、成立しえないというコトでやんすね!
そんなみつどもえな話はともかく、矢野アキラは、やっぱり良いキャラですねえ。26巻にまで至っても、まだ伊沢の気持ちに気付かないんですか・・・?(→■)
鈍いっていうレベルじゃねーぞ! まあやはりラブコメというものは、殺人的にニブいキャラを配さないと、成立しえないというコトでやんすね!
29巻から、高村と祥の鬼ごっこが始まりましたが、これで結末を迎えるのだろうなあ。そうなんですよ。「特攻天女」は、全30巻で完結なんですよ。どこにあるんだ、30巻~~!! 結末が気になって気になってしょうがないぞい。
それはさておき、鬼ごっこで決着って、なんかどっかで見たなあと思いましたら、「うる星やつら」(高橋留美子)なんですな。アシさんがこんな4コマを描いてましたが、みさきセンセイは「うる星やつら」ファンということで、そうかアキラは竜之介だったのか。
「特攻天女」は、昔読んでて、どうもなんかこのノリは、馴染みがあるなあと思ってましたが、今頃になってようやく合点がいきましたよ。それだったかあ。ヤンキーとラムちゃんを結びつけることなど、思いも寄りませんでしたよ。
それはさておき、鬼ごっこで決着って、なんかどっかで見たなあと思いましたら、「うる星やつら」(高橋留美子)なんですな。アシさんがこんな4コマを描いてましたが、みさきセンセイは「うる星やつら」ファンということで、そうかアキラは竜之介だったのか。
「特攻天女」は、昔読んでて、どうもなんかこのノリは、馴染みがあるなあと思ってましたが、今頃になってようやく合点がいきましたよ。それだったかあ。ヤンキーとラムちゃんを結びつけることなど、思いも寄りませんでしたよ。
さて、そんな次第で、「みつどもえ」のバックナンバーよりも「特攻天女」の最終巻をゲットするのに奔走する状態と化してましたが、なんとか「みつどもえ」の方は全巻入手できたワケでして、ここから本題。前振り長っ。
え~と、「みつどもえ」がどんな作品かというのは、詳しく書くと、色々不都合なコトがあるので、細部は省略しますが、小学6年生の三つ子三姉妹を中心にした大暴走ギャグ作品、ということで。これ以上はちょっと・・・。
それはともかくとして、まず、一読しての感想は長女のみつばさんの健啖ぶりが素晴らしいことをまず挙げたいです。
それはともかくとして、まず、一読しての感想は長女のみつばさんの健啖ぶりが素晴らしいことをまず挙げたいです。
5巻の、ここらあたりから「ムシャムシャ」描写が顕著になってきたと思うのですが(第86回)、6巻に至って、いよいよ完成の域に達したと思います(第99回)。美味しそうにご飯食べてるなあ。「範馬刃牙」(板垣恵介)の作者さんも、食事シーンには定評がありますが、それに迫るものがあります。食欲をそそるぜっ。
それと、さらっとパロディを入れてくる手腕がなかなか見事ですね。この緒方さんの「変態王に、私はなる!!」(ドンッ)は(第65回)、最初普通に流して読んでしまったのですが、読み返してこれがパロディだと気が付いて、ツボりました。
そういえば、ひとは、ふたば、みつばって名前も、ちょっと小岩井よつばさんを思い出してしまいますね。こういうデフォルメの顔とかされると、風香さんに似てるなあって思います。デフォルメといえば、このデフォルメが、なんか好きです(第95回)。宮なんとかさん、うっとうしいわ~。
タイトルのつけ方には、かなりのこだわりがあるように見受けられますが、一番インパクトがあったのは第66回のタイトル、「痴女の奇妙な冒険」でした。なにをするだぁー。なんというカブせ方をしますか。許せるっ。このタイトルは、何度見ても笑っちゃいます。
かように、随所に小ネタを惜しみなく振りまいておりますので、読み返すたびに新たな小ネタを発見して「面白れ~!」状態に陥ってしまうのですね。6巻の第107回でのこの注意書きなんかも、地味に受けました。賢者モードと申したか。
ちなみに6巻の表紙は、こんな具合なのですが、みつばさんが被ってる帽子は、第9回の頃から被ってたりしてて、こういう細かいところは女性のマンガ家さんらしいなあと。「Respect」という言葉が好きなのかしら?
4巻でも、このRespect帽子を三女さんが男装の際に被ってますね(第64回)。服は、お隣のしんちゃんとこから拝借してきたのでしょーか。この回の話はエスカレートの仕方が実に古典的で、個人的に大変気に入ってる回でもあります。
4巻でも、このRespect帽子を三女さんが男装の際に被ってますね(第64回)。服は、お隣のしんちゃんとこから拝借してきたのでしょーか。この回の話はエスカレートの仕方が実に古典的で、個人的に大変気に入ってる回でもあります。
5巻くらいから、姉妹愛を強調した話が多くなってきて、しんみりしてしまうのですが、一番好きなのは、体調が悪そうな三女さんを気遣って、なるべくさりげな~く(でもバレバレ)ガムを渡そうとするシーン(第89回)。みつばさん、やっさし~。
こういう硬軟の使い分けといいますか、しんみりしたり爆笑したりのバランスが4巻位から、上手くなってきてるなあと。時々スベることもあるのですが、そこはやさしくスルー。ギャグマンガ作品に100発100中を求めるのは過酷に過ぎる、と思うのであります。スベったっていいじゃなイカ!
こういう硬軟の使い分けといいますか、しんみりしたり爆笑したりのバランスが4巻位から、上手くなってきてるなあと。時々スベることもあるのですが、そこはやさしくスルー。ギャグマンガ作品に100発100中を求めるのは過酷に過ぎる、と思うのであります。スベったっていいじゃなイカ!
現在は連載100回を越え、キャラクターの暴走化も、ある種の飽和状態にある感じなのですが、こっからどう持っていくのか、作者の手腕を問われるところでしょう。先週は休載でしたし、作者さんも色々思うところがあるような気がします。せっかくファンになったことですし、ここは生温かく見守ってゆきたいところです。