賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

週刊少年チャンピオン52号感想

ええ~、今月の11日に、雷句誠小学館との間で和解が成立したそうですが・・・

雷句クン、週刊少年チャンピオンへようこそ!

ビクトリーム様のようなキャラクターが活躍するには、ここはやはり週チャンがベストではないかと。
色々な意味で話題性も十分ですし、晴れて裁判も終わった今、秋田書店に来てくれないかな?
もしくはアワーズに行って、熱血マンガのなんたるかを、若手に教えてやって欲しいですね。師匠譲りの熱いマンガを、月刊誌でじっくり描いてもらうというのも悪くないよな!?


こんばんわ、早くも「読んだその日に感想を書く」という目論見が絶賛挫折中の賽の目です。

約束は破る為にあるコミックハイも昨日読んだけど、なんてえか感想を書きたいという意欲が湧いてこないんだなあ。もうちょっとこう、「脱がないエロス」(by小谷あたる)ってのをさあ。
巻頭カラーで、いきなり読む気が半減してしまいましたよ。今月は、「ひとひら」(桐原いづみ)も載ってないんだよね・・・。_| ̄|○

個人的には、コミックハイとコミックシルフが合体すると、非常に良いバランスになるのだけどなあ。両誌とも、狙いどころがはっきりしすぎてて、似たような作品が多くなってしまってるのだな。そうしなければ売り上げが伸びないという切実な事情は、よく分かるのですが。チャンピオンにおけるヤンキーモノ縛りと一緒ですな。必要悪・・・というのは言い過ぎでござるよ、薫殿。
それはともかく、今週のチャンピオンは、

クローズZERO ――――――ヤンキー
元祖!浦安鉄筋家族 ―――ギャグ
ナンバ デットエンド ―― ヤンキー
みつどもえ ―――――――ギャグ
トンボー ――――――――ギャグ
クローバー ―――――――ヤンキー
侵略!イカ娘 ――――――ギャグ

と、ヤンキーとギャグが相互に入り乱れてて、読んでて目眩がしてきました。ケンカしたり笑わせたり、喜怒哀楽のギャップが激しすぎますよ。こういう時、「範馬刃牙」があると、良いアクセントになるのですね。
まあ、目眩がしたのは、主に「トンボー」(沼田純)のテンションが高すぎるせいでもあるのですがっ。しかも2本立て。気前良いな!
とにかく、至るところに小ネタが仕込んであって、読んでてツッコみ疲れました。一番受けたのが「4P田中君高」でしたが、この人、本当にチャンピオンが好きなんだろうなあ。会ったことないのに、無暗に親近感が湧いてきますぞ。

みつどもえ」(桜井のりお)は、戦隊ネタでしたが、なんだか太田さん(「無敵看板娘」)を思い出しちゃいますねえ。佐渡川センセイ、そろそろ「PUNISHER」は・・・

侵略!イカ娘」(安部真弘)は、早苗が渚に嫉妬する展開かと思ってましたが、予想以上に低姿勢でした。前回でのイカ娘とのやり取りといい、基本的に早苗は礼儀正しい、いい子なんでしょうねえ。イカ娘が絡まなければ・・・。
私は私らしく、まっすぐ生きる!!」は、ちょとっとグッときました。いかんイカん、ワタシは渚派なのに・・・。
ストーリーがつまらんという人もいらっしゃるようですが、今週も先週も良かったと思うんだけどなあ。頭がすっかりイカ成分に汚染されてるのだろうか?

聖闘士星矢 冥王神話」(手代木史織)は、まさかのパンドラ様乱入。ええ~?

パンドラ様は…
パンドラ様は、本当は真面目にオリハルコンを奪おうとしているのかもしれない…
しかし! こいつらに対しては完全に浮いてしまっている。
遠吠えする負け犬のように悲しいほど、滑稽に見えるッ!

とか、スピードワゴンみたいな感想を持ってしまいましたが、関係ないですが、ジョジョの第二部では、ジョセフがイカ墨スパゲティを食べてたりするんですよね、「ズビズバー」って。イカ娘のアレを思い出して、なんか笑っちゃったんですが、十代の頃読んだマンガは、ジョジョでも星矢でも死ぬまで忘れないな。十代の記憶力、コエ~。

それはともかく、パンドラ様、「海闘士風情が」とか言ってますけど、その人、実の姉を素っ裸にして部屋に飾ってたりする、ド変態さんですよ? ただでさえ半裸状態なのに、さらに裸にひんむかれて、鼻をつまんで泣かされちゃいますよ? パンドラ様、逃げて――。

ギャンブルフィッシュ」(山根和俊)は、「狼疾」という言葉が不意に出てきて、中島敦ファンとしては懐かしかったです。「狼疾記」、青春の思い出ですね(大丈夫?)。今週は昔を色々思い出すなあ。

風が如く」(米原秀幸)は、とにかく坂田さんがカッコイイですね。パンダのくせに
背中を預けられる相棒がいるっていうのは、金坐座さんも心強いですよね。パンダのくせに

マイティハート」(マツリセイシロウ)は、フェクダさんが今週も男前だなあ。

出すともレーザーくらい!!
モテなくたって・・・生きているのだからな!!

この前の「ロリコンは変態ではない!信仰だ!!」発言といい、マツリセイシロウはこのまま精進すれば、小野寺浩二の後継者になれるんじゃないでしょうか。右脇腹にある浪漫回路が回転しそうだぜ。

幻仔譚じゃのめ」(梅田阿比)は、どう考えても朝灯がエラい目に遭ってそうなんですけど、朝灯、逃げて――。
来週の展開で、この物語が今後どういう方向性で進んでゆくのか、定まってきそうですね。

ストライプブルー」(松島幸太朗)は、どっちが主人公の所属する高校だか分からなくなってきてますね。
アフタヌーンでやってる「おおきく振りかぶって」(ひぐちアサ)と、そこはかとなくシンクロしてるのが、なんか面白いです。入間→加具山、三島→榛名と。
入間投手の気迫に打ち勝つには、ここはやはり海主将の出番なのでは!? そして豪快に三振だ!!
アー坊「ちぇっ、使えねーな」・・・なんて黒化したらコワいです、はい。

ヘラクレススピリッツ」(西村ユウタ)は、なんつーか、
>こーのバカップルどもがー!(byなまさん
に尽きますね。こいつら、やっちゃいましょーよ、なまさん!
確かに、先週のバカップルぶりは微笑ましかったのですが、今週みたいなバトルは、あんまり楽しくないなあ。そっちがメインなんでしょうけど。
絵柄のせいもありますが、絵に描いたような、ぺらっぺらのワルモノが出てくると、昔ボクが大好きだった、「う○きの法則」を思い出して、なんだか切ないっす! ウソくさいなあ。

鉄鍋のジャン」(西条真二)は、ジャンの月収12万にたまげる。お前、騙されとるっちゃない?って、バンビーノもビックリですよ。いくら不景気とはいえ、おサムい話ですなあ。最終回よりも、こっちの方が衝撃的でした。ある意味、大成功。


来週は伊藤正臣という人が新連載。
>・「東京HOCUS POCUS」を描いた人かぁ。(byなまさん)
ああ、あの人かあ。とりあえずスカートを上げたまえっ!