賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

周回遅れ週チャン感想

週刊少年チャンピオン50号を読みました。→■

また外人4コマかよ。
いや、使い勝手いいなあ、コレ。流行るワケだよね。
ということで、こんばんわ。開き直って感想を書いている賽の目です。

まあ、アレですな、昔ほどテンションが持続できなくって、読んだ直後は、「うおお、面白れぇ~!」って興奮してても、いざ記事を更新する段となると、ヘンに冷静になってしまい、感情にズレが出来て、上手く書けなくなってしまうんですな、と自己分析。

これからは、とにかくメモ程度でも読んだらすぐに記事を更新して、後日ゆっくり更新しようかと。モノにならなければ、それはそれでいいやあ~、ぐらいの気持ちで!

と、反省を込めつつ、今さらの週チャンの感想なのですが、なにはともあれ、梅田阿比センセイの新連載(「幻仔譚じゃのめ」)が素晴らしすぎる、すぎ~る!

ヒロインさんの右目の下に、2つのホクロがあるんですが、それがなんかちょっと、「羊のうた」(冬目景)の高城千砂を思い出して、それだけでワシはもう、うわあ~!な気持になるワケですよっ。誰か助けてくれい!

羊のうた」も、姉弟の物語なのですが、「じゃのめ」の姉弟は、こちらは少年誌らしく、辛い境遇の中でもお互い助け合って明るく生きていって欲しいですね。いやあ、ダブるわ~。→

実際、絵柄から醸し出される色気という点で、「羊のうた」にも引けを取らない、と個人的に思ってますです。さすがにそれは褒め過ぎかな? いやいや、これが天賦の才というものですよ。ああ羨ましい。これがあればマンガで飯を喰っていけますよ! 家を建てられますよ!!

前作の「フルセット」も、十分面白かったのですが、梅田阿比さんの本来の実力を遺憾なく発揮された「じゃのめ」には、本当に驚かされました。こんなに期待感MAXの新連載を読むのって、久しぶりですよ。ありがたや、ありがたや。なんちゅうか、作者さんの尋常ならぬ気合いの入り方をひしひしと感じるっすわ~。「金色のガッシュ」(雷句誠)の連載第一回を思い起こしちゃいますよ、ボクは。あれも尋常じゃなく熱かったなあ。

この人は、こっち系のジャンルが本職っぽいのに、なんだって熱血スポーツ物なんて、描こうと思ったんでしょうか。不思議ですねえ、と思ってましたら、2chの梅田阿比スレで、こんなのが紹介されてました。→■

大きな才能を感じる。画風は魅力的だが少々読みづらい。ストーリーももう少し熱のあるものに挑戦してほしい。(米原秀幸

米原センセイ、余計なコト言わんでください。
熱のあるモノに挑戦した結果が、「フルセット」なんですなあ。それはそれで良い経験を積んだともいえるのかな、うん。米原センセイ、ナイス・アドバイス
それはともかく、単行本が出たら、この「蛇の子」も載せて欲しいですねえ。この頃は少し高橋葉介の影響を感じますね。この作品では、もう画風が今と変わらなくなってますが。これも読みたいなっ。

しかし、27歳で週チャンに投稿というのも、なんだか「ハネムーンサラダ」(二宮ひかる)の、斉藤遥子を連想してしまいますねえ。あれは良いキャラであった、うむ。


ええと、そんな次第で、週チャンを読む楽しみが、また一つ増えたのですが、米原秀幸さんの新連載(「風が如く」)も、楽しく読めますねえ。さすがベテラン、安心して読めますわあ。てか、この金太郎さんなんですけど・・・

金坐座サン、金坐座サンじゃねえっすかぁ!?(号泣)
解脱してから、どうなったのか心配してましたが、どうやらソウルの命じるままに戦国デビューを果たしたみたいっすね。
悪徒」(横島一)は、気の毒なコトをしました。2巻が発売された翌日に打ち切りって、非情にも程があるわ。これが秋田書店の流儀なのだなあ。悪即斬! ホント、週チャン購読は地獄だぜ!フゥハハハーハァー(悪ノリし過ぎ)。ああ、「釣り屋ナガレ」(竹下けんじろう)が、もう少し早くリアイヤしてくれれば・・・っ。
と、たらればで語っても仕方がないですね。でも、ミスター・ノォサイドの正体は知りたかったぜ・・・


マイティハート」(マツリセイシロウ)も、いつ打ち切られるのか、冷や冷やしながら読んでますが、この作品はワタシ好みの、ヌルいラブコメ展開が絶賛進行中ですので、ここは粘って欲しいなあ。
49号の腐女子話は笑いました。少年誌で力強くBLを語らんで下さい。手代木センセイに叱られますよ?
作者さんのHPによりますれば、あのページは本職の人にわざわざ描いてもらったみたいで、そういう無意味なこだわり方、キライじゃないぜ。誰も得しないわ~。


最近は、「ドカスパ」(水島新司)も、冷静に読めるようになってきたなあ。最初は腹が立ってしょうがなかったのですが。今は「微笑さん、頑張れ~」な気持ちで爽やかに読んでます。
山田太郎がホームランを打つたびに、彩子母の容体が悪くなるという、“デスバット編”は、ぶっちゃけ不愉快でしたが(人の命がかかってるんだからさあ)、昔から水島センセイは、こういうジンクスが好きでしたよね。「野球狂の詩」にも、甚久須(ジンクス)ってキャラがいたよなあ。

ココ・ヘクマティアル、なんか言ってやれ。

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この表情、いいなあ。「ヨルムンガント」(高橋慶太郎)の5巻も面白かったですね。現在のプロフ画像は、5巻に付いてきたミニ画集から拝借しました。すみません、これが言いたかっただけでした~。
とまあ、ここらへんで締めくくって、さあ、52号の感想を書くんだ、今すぐに~!