賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

棚卸しマンガ雑誌感想

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駄目だ、この量・・・ 早くなんとかしないと・・・

2ヵ月雑誌を整理しないと、エラいことになりますな。
なんとかする前に、感想のひとつも書いておきたいと思うのが人情ですが、やっぱ週刊誌は溜まるねえ~。
35号から、チャンピオンを購入するようになったんですが、それはモチロン、「LOOK UP」(水穂しゅうし)の最終回記念のためでして、もう再開はあきらめましたんで、単行本だけでも出してもらいたいな~って。この頃は「覇道」(木村しゅうじ)の忌川さんも輝いてましたねえ。本当に高校生なんですか?

なんか知らんが、「マイティ・ハート」(マツリセイシロウ)が、脈絡もなくヌルいラブコメをおっ始めたり、不覚にも「悪徒」(横島一)の針塚さんに萌えしまったり、「侵略!イカ娘」(安部真弘)では、イカ娘が触手プレイを披露したりするなど、読み応えのある号でした。
釣り屋ナガレ」(竹下けんじろう)の連載もこの号からスタートし、イカ娘とのコラボが楽しみとなりました。「イカを釣るなんてヒドイでゲソ!」。CTCでもネタになってなあ。

しかし、アレですな。ここだけの話、「クローバー」(平川哲弘)の女性キャラが、ワタクシ、どうにもコワいんスわ~。




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なんというか、白いんですよ。ためしに鼻と口を消してみる。




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うわあ、こわ~~い!
自分でやっといてなんですが、夢に出てきそうだ
などと、クローバー読んでて思い出したんですが、アフタヌーンで連載してるダッチワイフマンガ(「Doll」(岡戸達也))に出てくるヒロインって(ダッチワイフ言うな)、どっかで見たことあんだがなあって、ずっと思ってたんですが、そっかあ、この女の子だったんですね。実にどうでも良いことなんですが。

そんな、「畜生、クローバーばっかり売れやがって!」はともかく(@マ○リセイシロウ)、チャンピオンはいきなり連載終了になったり、単行本にならなかったりで、えいやと片付けてしまうのは、ちょっと勇気が要りますね。しょ、処分してちゃっても大丈夫だよね・・・え、「悪○」が打ち切り? ハハハ、また、ご冗談を。


45号を読むまで待機。

後悔先に立たず。転ばぬ先の杖。
ということで、部屋の片付けは中途放棄して、アワーズ11月号の感想などひとつ。
来月号から、林ふみのさんの新連載が始まるそうですが、最近のアワーズの連載陣を顧みるに、どうもGファンタジー的というか男性版コミックゼロサム的というか、そういう方向性に進んでるような気がします。
正直、そういう方向性は、ワタシのニガテとするところですので、困ったものであります。ここはやはり、新増刊誌を創刊してですね(ry

その一方で、アワーズプラス系の連載陣は依然、好調でございまして、ええまあ、二宮ひかるのことなんですけどー(笑) 愛という言葉を、すらっと出せるようになってきましたねえ。いいぞいいぞ~。リハビリ完了と考えてもよろしいでしょうか。

昔みたいな、居酒屋で頭から水をぶっかけるような、男と女のややこしい関係を描いたマンガをまた描いてもらいたい気もしますが、そこはあきらめて、この調子で百合ん百合んしたマンガを思うがままに描いてくだせい。扉のページを見る限り、やる気マンマンっぽいしな! 谷川史子さんの新連載(「清々と」)が、百合はピュアなお話だけに、良いコントラストが生まれてますぞ。うむ、よし!


とうとうと言うかやっとと言うか、今号で終幕を迎えた「ヘルシング」(平野耕太)は、ギャグとシリアスが程良く配合された、良い最終回でしたね。なんかもう、打ち切りっぽい最終回ばっかり読まされてた気がしますので、この最終回は、素直に胸に来ました。爽やかな終わり方でしたねえ。まあ、この期に及んで勃起ネタを、まだ巻末コメントで引っ張る辺りはさすがと言いますか、人間が腐ってますな。読後感ダイナシだ! まあ、そこがイイんですが。

来月号で、「水惑星年代記」(大石まさる)も終わってしまうのが残念ですが、ヘンに長寿マンガとなって老害マンガ呼ばわりされるのなら、スパっと完結させてしまった方が、ナンボか良いですね。近頃しみじみとそう思います。別に「はじめの一歩」のコトを言ってるワケじゃないよ?

超人ロック」(聖悠記)も、いよいよ「凍てついた星座編」が、終結に向かってきてるのですが、きゃあ、今月のロック、超カッケエ~!!
ごめんなさい、最初の頃、この作品をひそかに「老害マンガ」に分類してました。全然面白かったです。節穴さんでスミマセンっした~!(土下座)

ナポレオン」(長谷川哲也)は、ナポ様のお母さんが良かったですねえ。

あたしにお前を傷つけるなんて
できゃしないよ

これは、愛ね! その昔、娘さんと一緒に息子の股間を蹴り上げてたよーな気もしますが、母は強し!なお話で、今月も面白かったです。今、「孟子」という本を読んでるんですが、孟子のお母さんも、こんなカンジだったんでしょうかねえ。


今月(ていうか先月)は、やはり「シュガーはお年頃」が一番印象的でした。今まで空振っていたと言いますか、エンジンを無駄にフカしているばかりだった状態から、ようやっとギアが正常に噛み合って、力強く前進してきたカンジ。こういう笑顔、大好きだー。