賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

林家志弦は挫けない

逆境である。明らかに今、林家志弦は苦境にある。だがしかし、林家志弦は挫けない。

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などと、「蛮勇引力」(山口貴由)読んでる場合じゃないです。
今まで、一度も休載することなく、電撃大王で積み重ねてきたエネルギー、学園祭編(6巻あたり)で達した、あの祝祭的な空間。それらを全てチャラにして、まっさらなところ(ウルトラジャンプ)から、再び物語をつむいでゆかねばならない。想像するだけで、大変な労力だ。
物語はすでに佳境に達している。果たしてそれを、新たな読者は受け入れることが出来るのか? 3ヶ月にわたる中断期間も地味にキツい。

だがしかし、林家志弦は不平不満を一切口にしない。逆境でこそ真価を発揮するのがU2、ではなく林家志弦。今も淡々と新体制に向けて準備を進めているのだろう。頼もしい限りである。
一読者としては、ただただ息を呑んで見守るほかないのだが、これで万が一「はやてXブレード」が、作者も読者も望まぬ結末を迎えてしまったとしたら、タダではおきません。誰に向かって言ってるのか、自分でも判然としませんが、とにかくタダでは済まさぬ。たとえワタシが許したとしても、天がそれを許しません。そう考えて怒りを堪えよう。そして信じよう。「はやてXブレード」が、誰が見ても申し分ない、素晴らしい大団円を迎えることを。

アウェイでこそ生きるのがポリシックス、ではなく林家志弦。きっとウルジャン読者からも温かく迎え入れてくれるだろう。面白いマンガは、いつでもどこでも面白いのだ。ワタシはそう信じます。というかもう、ウルジャン読者になりますよ。死ぬ時は一緒だぜ、兄者――!!


追記
今ふと思ったのだが、ここ数ヶ月の綾那の異様なまでの熱血っぷり(「いろんな人の手を借りた!!それくらい出来なきゃ――嘘だろう!?」)は、今思えば、綾那と同時に作者の魂の叫びだったかもしれない。そう思うとめちゃ燃えるぜっ。いつになろうと、完結させなきゃ・・・・嘘だろう!? うおお~~。