賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

早回しマンガ雑誌感想・2

放課後保健室」(水城せとな)、5巻まで読み終わりました。

うむ、だんだん展開に引き込まれてきましたよ~。上半身が男で下半身が女という、「上半身にお湯かぶって、下半身に水かぶった早乙女乱馬」みたいな逆アンドロギュノス状態が、ははあ、そういう意図の元での設定だったのかと。感心いたしました。ただ、このお姉さんが、なんだかタチの悪い高城千砂に見えてくるのが困りモノですがっ。

ということで、スムーズに前フリが済んだところで、マンガ雑誌感想ガンガンいきますよっ。わあ、眠~い。


コミックシルフ vol.6

3大プレシャス・ゴージャス付録付きということですが、

超いらねえ~~~!!!!

メディアワークス、付録攻勢自重しる!ってヤツですね。下敷きばっかもらっても嬉しくもなんともないんですよ!
次回から隔月ということで、少しでも注目されようという熱意は買いますが、ワタシは要らないわあ~。


・S・L・H(硝音あや)巻頭カラー
いやあ、もうすっかり看板作品ですねっ。
すいません、当初からネタマンガ扱いしてたんですけど、なんだか段々、素で面白く読めるようになってきました。
最後のページなんて、これモンですよ。COOLと申したか。ちくしょう、笑いが止まらねえ。逸材を連れてきたよなあ、コミックシルフ。


・マジナ!(山田J太)
う~ん、「占い」が常識となってる世界観が、イマイチ飲み込めないので、感情移入しにくい作品だなー。
まだ様子見段階です。


・CHACK(二尋鴇彦)
ああ、名前入力すんのがメンドくせえ! もう単語登録しちゃえ! ポチッとな。
今月も面白かったですねえ。岡本倫の短編集(「Flip Flap」)にも、ヒーローに憧れる女の子の話が載ってましたが、いやあキミたち、頭悪くていいぞお~
早いトコ、この人の単行本を出して欲しいですね。頑張れメディアワークス


・氷面鏡の湖(前田とも)巻中カラー
おお~、前田ともセンセイですよ。これからもチョコチョコ、シルフで描いていただけると嬉しいなあ。
この「つくろい屋シリーズ」は、「蟲師」風味で、よろしゅうございますな。こういうお話を作るのは大変だと思いますので、無理せず、半年にいっぺんくらいのペースで読めると嬉しいです。


・ビージェネ!(林家志弦
おわ~、総計 8ページじゃあっ。手抜きじゃあ!
まあ、「はやてXブレード」が現在、熱血路線まっしぐら状態ですので、ここでインターバルを挟むのもやむなし!としておこう。次回から隔月ですし、こっからだな、このマンガはっ!


腐女子っス!御徒町鳩
今回は主人公のお友達がメインのお話。うむ、とりあえず「よつばと!」のひめくりカレンダーが描いてあったので、似てないけど許す!(なにを?)
このマンガの、「いかにも女性が描いた男性キャラ」が、思いっ切りこそばゆいのですが、耐えていくうちに、段々それが快感になってきますね。ヘンタイさんだー! いやあ、でもこういうのが少女マンガだろ~! なごむわ~。


・ひめごとははなぞの(わたなべあじあ)新連載
思春期のある時期が来ると性転換してしまう家系の人たちのお話。
そんな設定、今まさに「放課後保健室」読んでるオレには、びくともしないぜ!(でもスゴいな)
とりあえず、なんとなくアフロ夫人(@演撃少女命)と同類っぽい気がする、苑鳴寺蝶子さんが、そこはかとなく気に入ってしまったので、ツカミはオッケーよというところであります。


・鳥籠荘の今日も眠い住人たち(宝井理人)
主人公のモデルのバイトが始まったワケですが、

イメージ 1

いや、ヌードなんですけどね。
今のところは、絵を描いてるだけですので、あんま感想は出てこないですな。


・Sweetness Swinging School(さかもと麻乃読切
初登場ということですが、うーむ、どこかで見たような絵だなあ。どこで見たんだっけ?
それにしても、なんというか危なっかしい描線ですな。
お話は面白かったです。もう少しレオン君をヒネくれたキャラにしても良かったような気がしましたが、そうするとページ数が倍以上に膨れ上がりそうだなあ。


・おまもりのかみさま(小杉繭)
今回のシルフで、一番楽しく読ませていただきました。
いやあ、前回からこっち、お守りのクセに人間に恋するみもり君がいいわあ~。ケナゲだぜっ!
よし、みもり君、今夜は飲もうっ。
なるほど、ワタシはこういうのが、凄く好きなんだな。


・まかないこむすめ(小谷あたる
物凄く楽しみにしていた、「愛読者の集い」の招待状を、うっかり落としてしまった女の子に譲るヒロイン・・・むう、男だなっ!(女の子です)
俺に同じことができるのか。例えば、ワタシが楽しみにしていたU2のライヴをチケットを、他人に譲れるかっていうと・・・絶対できねえっ(血涙)。
オレはなんて器の小さい男なんだ~! くうっ、これからちょっと男修業に邁進します


アノニマス(今村陽子)
ふっ、こんなこともあろうかと、先日「ガンスリンガー・ガール」(相田裕)を読み返したばかりだから、こんなダークな展開にだって、ビビらないぜっ! ピーノとトリエラの殺し合いに比べればなんてことないぜっ!(泣) 子供をね、大人の道具に使うのはね、もう止めようよ。




巻末の「偏愛のススメ」では、林家志弦センセイが登場。
ほうほう、シガニー・ウィーバー・・・誰それ?
まあまあ、久し振りに林家志弦の非マンガタッチの絵が見られて満足ですよ。

隔月化ということで、売り上げ増加を目指して色々手練手管を繰り出しておるようですが、基本的に読めるマンガ家さんを揃えてると思いますので、そこはしっかり抑えつつ、付録攻勢でもなんでもやってくれって気持ちです。次号も買うよっ!