アワーズ4月号感想
月の海のるあ(野上武志)
そういう設定だったのか~。いや、もっと早くに説明しても良かったんじゃね?あと、表紙の「ドイツの技術は世界イチ~~!!」は、やめれ。
とりあえず、ようやく話が読めるというか、脈絡が付いてきたようですが(if戦記モノだったのか)、確かにエヴァを意識してるなあと。こっちはもう、コリゴリなんですけどね。
関係ないですが、なりしまゆりという人の「プラネット・ラダー」という作品も、「かぐや姫」の設定を下敷きにしてるのですが(ヒロインの名前が「かぐや」ですよ)、完結記念同人誌では、ヒロインが宝物を探す話があって面白うございました。やはり、かぐやはいいキャラだなあ。ホントにもう、なるしまゆり、頼みますよ。
それでも町は廻っている(石黒正数)
うむ、今月も面白いな! 分かったよ、ブック○フで見かけたら買ってくるよ、もう。今月は森秋センセイと紺先輩の、二大萌えキャラが両方登場して、お買い得ですね!
「森秋王国」は笑ったわあ~。すぐにテンパる人を見ると、自分を見てるみたいで落ち着きます。
そして、音楽を人に薦めるのは、難しいですよね。まあ、じかに聴かせるのはイチバンなんですけど。できれば大音量で!
水惑星年代記(大石まさる)
月といえば、「るあ」じゃなくて、コッチだろ~! な回でした。人間関係がオムニバスな話は、やっぱいいっすな~。「物語」は親から子へ、子が親になり、またその子へと連綿と続いてゆくのですなあ。
そして今頃になって、谷川史子の「くらしのいずみ」の「3軒目・高橋家」と、「4軒目・矢野家」が、つながっていることに気付いたのはナイショだ!(不覚なり)
順番、逆にしてたら、気付いてたよ~。マンガ読み的に、かなりダメだなっ。関係ないが(またかよ)、TONOさんの「カルバニア物語」11巻の、長らく独り身だったというに、どうして再婚したのかという問いに答えるカイルにも泣けるのですが(→■■)、TONOさんのマンガは、もう少し評価されても良いよなあ。なんでみんな読まないんだ!?
ナポレオン(長谷川哲也)
ニョキニョキ・・・グッ・・・ピクピク・・・ごしごし・・・ブチュ。擬音がステキすぎます。ナポレオンに出てくるお医者先生は、ナポ様の足をぶった切ろうとした人といい、みんな面白いなあ。
今月もジュノーが魅せてくれましたが、「ああっ、お肉」「お肉が河にぃぃ」と、思わず「お」を付けてしまう兵士たちの腹ペコぶりが良かったです。
でも一番笑ったのは、長谷川センセイの自画像だったりして。花山薫かッ!
シュガーはお年頃(二宮ひかる)
ヒロインの妄想かよ! 電撃大王の「森口織人の帝王学」じゃないんだからさ~。とりあえず4月28日に1巻が発売だそうで、めでたいことであります。現時点のネットでの評価は賛否両論っぽいですが、ワタシは好きだなあ、この作品。
この作品の素となった、スピリッツの読切も、できれば載せて欲しいところです。