賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

テーブルのパンくず

2008年2月8日(金)  StereophonicsSHIBUYA-AX)
2008年2月13日(水) The Police(東京ドーム)
2008年2月19日(火) Bjork日本武道館


ぜーんぶ行ってきますっ!\(^O^)/

アホウか。一昨年は1月The Music→2月マニックス→3月R.E.M.でしたけど、今回は毎月どころか毎週ですよ
カジャカジャグーな感じですよ。すぐ、らき☆すたってなモンですよ。

おはようございます。最近全然U2ファンブログになってない賽ノ目手帖です。

U2 Nightに行った時、こんな風に言われないか、今からドキドキですよ。コワいよ~。なんっっも悪いコトしてないっすよ、オレ。
まあまあ、そんな柚原さんなコトは今から覚悟を決めておくとして、こないだ、2chU2スレを見てましたらですね、Crumbs from your tableが、聖書の言葉からとっているって指摘があったんですよ。
やっべ~、今まで全然知らなかったっすわー。ググってみますと、わりと有名な言葉らしいですねえ。極めて表層的に、この言葉が出てくる場面を描いてみますと、


異邦の女「どうか、私の子供を助けてください」
エス「でも、俺っちはメシアだからよー。順序としてユダヤ人から先に救わにゃならんわけよ。
    ま、なんだな。子供からパンを取り上げて犬っころに投げるのはマズいだろ?(オレ今、
    上手いコト言った――!)」
異邦の女「でも、テーブルの下の子犬でも、子供のパンくずをいただきます」
エス「ぎゃふん」


うわ、イエス、カッコ悪。

異邦人の女性を犬にたとえる感じの悪さもさることながら、ここでのイエスってば、なかなかカッコ悪いですよ?
ワタシだったら、この話は載せないなあ。
ボノさんが、この話を念頭においてCrumbs From Your Tableの歌詞を書いたと考えると、面白いです。
自国の利益(子供)ばかりを優先して、アフリカの人々(子犬)をかえりみない先進国の政治家(エス)を批判してる・・・という風にも解釈できるのでしょうか?


You speak of signs and wonders
I need something other
I would believe if I was able
But I'm waiting on the crumbs from your table

あなたの話は兆しや奇跡のことばかり
私が求めてるのはそんなのじゃないのです
できることなら信じてあげたいのだけれど
でも、私は食卓のパンくずを待ち望んでいるのです


うむ、辛辣だなあ。ある意味、Acrobat(「Achtung Baby」収録)の続編とも、言えなくもないかも。あの曲も辛辣だよなあ。


And I'd join the movement (運動にだって参加しよう)
If there was one I could believe in (自分にとって信じられるものがあればね)
Yeah, I'd break bread and wine (パンとワインも分け与えてもらおう)
If there was a church I could receive in (聖餐を受けてもいいような教会があればね)
'Cause I need it now (だって今の僕には必要なんだ)   「Acrobat中川五郎・訳


「Crumbs From Your Table」は、純粋にサウンドが気に入ってたのですが、これからは、今までとは違うカンジで聴いてしまうことになりそうです。
発売されてから3年経って、また違う聴き方をしてしまうなんて、U2の曲は奥が深いぜ! ただ単にお前の知識が浅薄なだけだろ?っていうツッコミはなしだぜ!



Crumbs From Your Table(U2)

イメージ 1



ああ、何度聴いてもいい曲だあ~。→
キラキラした高音域でのギターサウンドは、U2の特徴のひとつですが、この曲ではダーティなリフがドッシリと中音域で奏でられており、テンポも遅めで、なんかオアシスっぽい(笑)
ライヴでもっと、ガッツンガッツンに演って欲しかったですよ。