賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

マンガ雑誌あれこれ2

「邪魔だメス猫!」って、お前は真島海か(挨拶)

いわゆる「ブタ」じゃなくて「猫」なところに、少年誌的配慮が感じられて、ちょっとカッコ悪いぞ、跡部くん。
ということで、とうとう先週、ジャンプを読んでしまいました。ええ、もはや「バキ」をも凌駕し、ネタマンガの最高峰となりおおせた「テニスの王子様」が目当てですとも、無論!

馬鹿マンガが大好きのワタクシといたしましては、なにやら分身したという話を聞いた時から、いてもたってもいられなくなってたのですが、とある理由により「もうジャンプなんか読まねーよ!」と決心していたため、ずっと我慢しました。でも分身ですよ、分身。テニスの試合で、しかも中学生の分際で分身って、「あやまれ、体術の頂点を極めた卍丸先輩にあやまれ!」なもんですが、あれ? 男塾って一応高等学校でしたっけ? じゃあ卍丸先輩も高校生なのか、三十路終わった顔してましたけど。

それはさておき、という次第でもののついでに久方ぶりにジャンプをぱらぱらと読んでみたんですが、「これはもうワタシの知っているジャンプではないなあ」と。以前、とある方に、現在のジャンプは4割くらいが女性読者だという話をうかがい、その時は正直半信半疑だったのですが、実際読んでみて、なるほど得心いたしました。エニックス系というか、なんかもう「最遊記」とか載っててもおかしくない雰囲気でした。よし、こうなったら、なるしまゆりはジャンプで「鉄壱智」を描くんだ!

そういえば先週は、木多康昭ヤンマガで連載を始めたので、月曜日にジャンプ、ヤンマガ、スピリッツをコンビニで立ち読みすると言う、なんだか大学生の頃に戻ったかのようなマンガライフでした。
スピリッツは、いつだったか石田敦子さんの読切が載ってたんで購入したことがあり、なんとなくまた読むようになってしまったんですが、「闇金ウシジマくん」「SEKIDO」「バンビーノ」といった比較的最近連載が始まった作品はさらっと読む事ができますね。読切形式の「団地ともお」も面白いです。さすがに「二十世紀少年」などですと、話がどういうことになってるのか、見当もつかないのですが。

現在のスピリッツは、往時に比べるとめっきり質が落ちたと言われてますけど、ワタシはまあまあ面白く読めます。少なくともワタシが毎週買って読んでるモーニングよりかは、読める作品が多いです(じゃあ買うなよ)。モーニングは、新連載の2作品(「わたしはあい」「刑事が一匹」)が、絶望的にしょっぱいのが大問題。今までつまんないと思ってた「亡国のイージス」が、なんだか面白く読めるようになったじゃないか。せっかく「バガボンド」が連載再開し、「ピアノの森」も載ってるってのになあ。台無しだよ、もう! もう!!

なんだかんで、結構マンガ読んでるなあと、我ながら呆れているsighnomeでした。