賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

ラモーンズに足を向けられない

ボノ:それでラモーンズの「Glad To See You Go」を演奏したんだ。プロデューサーから「素晴らしい。この曲は君達が書いたの?」って言われたんで、僕は「はい」って答えた。メンバー全員が僕のほうを見たよ。「そんな曲書いたっけ?」って顔をしながらね。「はい、僕たちが作りました」って答えて、別のラモーンズのナンバーを演奏した。「この曲も君たちが書いたの?」ってまた訊かれたんで、「はいそうです」って答えたよ。(43ページ)


う~ん、なんちゅうか、売り込みの時はハッタリってのが、すごく大事なんだなって思いました。
そして、後に強力なU2の支援者となる故ビル・グラハムの出会いでは、



マクギネス:ビルがU2のことを口にしたのは'78年3月だった。僕の記憶ではバンドがビルを説き伏せてリハーサルに来てもらい、何曲か聞かせたという話だった。ビルが「ラモーンズの曲じゃないか」と指摘したので、自分たちの曲じゃなくてラモーンズの曲だとバレていたとわかって、きまり悪そうだったらしい。(54ページ)


同じ手口だ――!!(しかもモロバレ)


それでもU2を応援することにしたビル・グラハムは偉い人。
この人のU2本は、是非読みましょう!